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2023年6月の記事一覧
【教職員リレーブログ】やっぱり「笑顔」ですね!?
明倫3年目,今年度は3年生の世界史担当のTです。
「教員として一番大切なこととして心がけていることは何ですか?」という質問でした。この手の質問に答えるのが一番苦手です。教員なのに(涙)。
教員歴20年を超えて,その時その時によって変わっているような気がします。最近思っていることは「笑顔で接する」ことでしょうか。コロナ禍と言われている昨今,マスクをつけての生活を続けていました。しかし,5月からマスクの着用が個人の判断となり,マスクを外す生徒が増えてきました。そこで初めて,生徒のみなさんの顔を見ることとなり,表情を見ながら授業をしています。やはり,表情を見ながら授業を進めるのは,マスクで表情がわからないまま授業を進めるのとはかなり違います。「わかった」という納得の表情,「これなんやろ?」という困惑の表情等。その表情を見ながら,こちらとしても問いかけを変えたり,進め方をゆっくりにしたりと変化をつけています。
そして,授業中でも極力「笑顔」で話をするように心がけています。生徒もこちらの表情を見ています。雰囲気を明るく保つためにも,笑顔を見せるようにしています。そのような雰囲気があると,前向きに取り組んでくれるような気がしています。これからも笑顔を忘れずに,生徒と向き合っていきたいな,と感じています。
まじめな話に終始してしましました。少し脱線したかったのですが,無理でした…。
私の好きな元プロレスラーで国会議員にもなった方の名言が
「元気があればなんでもできる!」
です。この方の屈託のない笑顔も好きでした。そこで,次の方へのお題ですが,「自分の好きな言葉,座右の銘みたいなものは何ですか?」ということで。
【教職員リレーブログ】邦題は「愛のやすらぎ」だそうですが・・
「天災は忘れた頃にやってくる」と言ったのは夏目漱石の弟子でもあり、地球物理学者で随筆家としても有名な寺田寅彦であるが、このブログの執筆の順番も、まさに「忘れた頃にやってきた」天災(人災?)であった。
こんなことを書くと、「歴史のイメージ」なる長文ブログを気合たっぷりに(?)書いてくれたK先生には申し訳ないですね。でも言わせてください。提示された質問、「つらいことが9割だけれど、残りの1割のことがつらい9割を塗りつぶしてくれる」ことって、なかなかハードル高くないですか?
しかも、期末試験を作らなくてはいけないこの大変な時期に順番が回ってくるなんて、これを天災と言わずして何とする!!
そもそも、自慢じゃないけど自分はつらいことは極力避けて生きてきた人間なので、このお題は正直言って「つらい」のである。と、ここまで書いてはたと気づきました。「この拙文を書き終わってほっとしたときにしたいことを書けばいいじゃん」と。そんなことを考えているうちによみがえってきた思い出を一つ。
あれはもう四半世紀以上昔のこと。当時の勤務校がいよいよ創立100周年を迎えるということで、『○○高校百年史』なるものの執筆メンバーの一人に選ばれてしまいました。それに加えてその他の百周年事業にも関わらざるを得ず、まさに「身を削る」日々が続きました。特に、本格的な執筆作業に入ってから約1年、まだ幼かった二人の子供を寝かしつけてから自室にこもり、夜中2時ごろまで作業を行うという日々はまさしくつらいものでした。体力のある30代だったからできたのでしょう。
それでもなんとか、自分の担当原稿が一応の完成を見たのが、ちょうど今頃の季節の早朝ではなかったかと思います。私は音楽を聴くのが大好きで、再生機器にもかなり凝っているのですが、久しく灯を入れていなかったアンプとCDプレーヤーの電源をオンにし、真っ先にかけた曲がEAGLESの「Peaceful Easy Feeling」でした。大きな仕事をやり遂げた爽快感とつらい苦行から解放された安らぎに満ちた、まさにその時の自分の気分そのものの曲でした。
さて、もうすぐ書き終わるぞ、今晩久しぶりに聴きまくろうかな(いや、テストづくりが先決だ)と思いながらも、今現在もYouTubeでRolling Stonesの1973年のライブチューンを聴いている自分がいるのでした。まったく、始末に負えません。
次の方への質問に移りましょう。まじめな質問ですぞ。「教員として一番大切なこととして心がけていることは何ですか?」 ということで失礼いたします。
【教職員リレーブログ】歴史のイメージを学びました。
明倫4年目です。
お題への回答は、「歴史のイメージ」です。功利主義・共産主義・独裁政治・専制政治・ポピュリズムなど、地歴公民の科目には様々な思想が登場します。恥ずかしい話ですが、これらの主義・思想について自分自身の理解がなかなか追いつかないと感じることがあります。もちろんネットで調べたり、入門書を読んだりはしていますが、その理解は表面的なものにとどまり原典や研究書レベルの専門書を理解する知識はないと感じています。そのため、具体的なイメージが湧きづらいのですが、自分の中でイメージを固めるのに漫画やアニメに助けられています。
例えば、共産主義に関しては、ある本から雰囲気を学んだと思っています。シカゴ経済学の信奉者である主人公が、大ドイツ主義が実現していたら、というifの世界で、第1次世界大戦~第2次世界大戦あたりのドイツで戦争に巻き込まれていくという本があります(原作はネット小説ですがアニメ化もされています、私は未読ですが漫画化もされているようです)。実際の歴史の通り独ソ戦がスタートするのですが、その際に主人公が部下へ向かって演説した資本主義から見た共産主義に対する考え方など、共産主義を嫌う主人公の感情が大げさに表現されていて面白いものでした。小説やアニメ・漫画の表現は、作者の考えや社会へ対する表現の配慮などが含まれ必ずしも実体を反映するとはいいがたい面もあり、無批判に信じることは危険だと考えますが、一方で物語に落とし込まれることにより理解しやすくもなっていると感じています。
さて、ブログ内容に入らせていただきます。突然ですが、私は登山が趣味です。そして、登山のトレーニングとして、トレイルランニングにもゆるく取り組んでいます。このような活動をしているとたまに聞かれることがあります、「そんなつらいことをして何が楽しいのか?」と。ご指摘いただく通りで基本的にはつらいです。私自身「好きだから」以外の回答をなかなか思いつかなかったのですが、先日視聴したNHKの番組「白銀の大縦走~北海道分水嶺ルート670キロ」の中で縦走を成し遂げた登山家・野村良太さんがご自身の挑戦を振り返る中で、「つらいことが9割だけれど、残りの1割のことがつらい9割を塗りつぶしてくれる」というような趣旨のコメントをされていました。取り組んでいることのレベルは全然違いますが、このコメントにとても共感することができました。私も登山中やトレランのレース中は基本的につらいことも多いのですが、目的地やゴールに到達したときの達成感、途中で出会う景色などによって、終わった後にはつらさを忘れ去っています。それくらい楽しいんだ、と今は思っています。トレランでは、最初10kmの大会から始めましたが、30km、50km、80kmと次第に長い距離のレースにチャレンジできるようになってきていることも楽しい点です。生徒たちにも是非そのような楽しみを見つけて欲しいと願っています。
それでは、次の方への質問は、「つらいことが9割だけれど、残りの1割のことがつらい9割を塗りつぶしてくれる」ことは、何ですか? です。お願いします。
長文、失礼しました。
このような景色にとても癒されます。3月北アルプス北部にて。
【教職員リレーブログ】雨と聞いて思い浮かべることといえば…
明倫5年目です。私たぶんホームページの更新頻度の多さでは上位に入るんじゃないですかね?
さて今日からしばらくは「地歴・公民科」の教員リレーです。前回までは国語の先生だったので、とてもきれいな文でしたが、あんな文章、私には書けません。笑
で、お題は「雨の思い出」。なんて文学的なんでしょうか…。さすが国語の先生です。
多分求められているものと違いますが、個人的には「雨の思い出」で一番残っているのは、中学生時代に大好きだった某家庭教師とマフィアの漫画で出てくる、必殺技ですね。笑 わかる人にはきっとこれだけで通じるのではないでしょうか?
「車軸の雨」や「遣らずの雨」、「五風十雨」に「篠突く雨」…という雨に関する技名が出てくるんですが、実はこれ全て慣用句や四字熟語なんです。多分学校で習うことはあんまないんでしょうが、私は知ってます。笑
私は、めっちゃ漫画やラノベが好きなんですが、そこで出てくる技名や固有名詞なんかは、実はかなり勉強につながります。某黄色い鼠が有名なモンスター育成ゲームだって、モンスター名は英語などが語源だったりします。たぶん高校生の皆さんも、漫画やラノベ、ゲーム好きですよね?ぜひ語源調べてみると勉強になると思いますよ。私はそれで勉強しました。笑 たぶんその知識が、今の自分の仕事にもつながっていると思います。
さて、次の方へのお題は「アニメや漫画などから学んだこと」。
よろしくお願いします。
…こんな感じで大丈夫ですか?笑
【教職員リレーブログ】梅雨に入りました
明倫2年目です。
いただいた質問は「いいことか、わるいことかわからないこと」
私にとってそれは部活動。ほかの先生方からはたぶんとても熱心に取り組んでいるように見えているだろう。しかし、うちの部員は「先生は全体の仕事ばっかりで私たちを見てくれない!」と思っているハズ。ごめんなさい。県内、ブロック、全国の○○部のことを考えて引き受けている仕事だが、いいんだかわるいんだかわからないままです。
梅雨がきた。傘が必需品になる。車の移動がメインになるとなかなか傘を持って動かなくなる。持ち出して忘れても大丈夫なように車には3本の傘が乗っている。2本は普通の、1本は折りたたみ。でも、なかなかなかなか傘を持って降りない。「これくらいなら大丈夫かな」と駐車場から職員玄関までの距離を甘く見て、結構濡れてしまうことも。それでも、傘持ちたくないのはなぜでしょう。
ということで次の方へ。「雨の思い出」でお願いします。