日誌

あえのこと給食

【令和7年12月5日(金)】

小豆ごはん、ぶりの照り焼き、大根なます、煮しめ、牛乳

今日、12月5日はあえのことです。

「あえのこと」は、収穫に感謝し田の神様をおもてなしする、

奥能登に古くから伝わる農耕儀礼です。

今日の給食は、あえのことで神様に食べていただく料理を

イメージした献立になっていました。

あえのことの料理にはそれぞれ意味があります。

例えば、小豆ごはんは、赤飯とは違って蒸さずにごはんを炊いて

作ります。理由は、「蒸す」が「虫」を連想させるためだといわれています。

現在では、あえのことを行う家も少なくなり、あえのことを知らない

生徒もいるのではないかと思います。

今日は奥能登の伝統を給食で味わってもらえていたら嬉しいです。

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固めにゆでた小豆と小豆のゆで汁を入れて、

ごはんを炊きます。小豆たっぷり!