平成25年度事業報告

H25年度 NSH事業報告

「産学発見」で1年生が企業や官公庁を訪問しました。

 10月16日(水)に1年生の「産学発見」を実施しました。
 
 自分が興味を持っている職場を訪れた生徒達は、そこで働く社会人の方から直接お話を聴いたり様々な施設を見学することによって、より具体的に自分の将来について考えるようになったようです。
 
 事後のアンケートでは、「関心のある職業について詳しく知ることができた」等の感想が見られました。この後は職場訪問の成果を班毎にまとめてクラスで発表会を実施し、それぞれの貴重な経験を共有することで、社会人になることや働くことの意義について自分の考えを深めます。
 
                
         <北國新聞社>                 <西野製作所>

「生き方セミナー」を実施しました。

 10月4日(金)、全校生徒を対象に、「グローバル時代を生きるための3つの力」と題して「生き方セミナー」の講演会を実施しました。
 
 
 講師の多田孝志先生は、世界各地の様々な映像をスクリーンで示しながら、ご自身の豊かな人生経験に裏打ちされた興味深いお話を、生徒一人ひとりの心に響く言葉で語られました。
 
 講演は多田先生のお話の中に、生徒同士が握手してコミュニケーションを図るなど生徒の活動を取り入れながら進められていました。生徒も単に講演を聞くだけでない講演会に興味を示していました。

 講演後の感想文には、「様々な国や民族の文化についてもっと知識を深めたい」「自分の意志を強く持って生きることの大切さを学んだ」等、先生が強調していた3つの力「胆力・深い思考力・対話力」をしっかり受け止めた生徒の意見が多く見られました。

      
    <演題> 
 
       
      <講演を行う多田先生> 
 
  
  <生徒の活動の様子>

科学グランプリで実技競技総合系問題部門第1位に輝きました。

 8月17日(土)~18日(日)に、「いしかわ高校科学グランプリ」が、石川県地場産業振興センターで開催されました。県内SSH校やNSH校、連携8校を中心とする高校生が多数参加する中で、本校は実技競技総合系問題部門で、見事優勝を勝ち取りました。
 
 これはものづくり能力、コミュニケーション能力、プレゼンテーション能力等を駆使して課題の解決に取り組むもので、今年は風力帆走車を作り、扇風機の横風を受けて実際のコースを走らせることにより走行距離とタイムを競いました。
 
 本校は予選、本戦ともに2位以下を大きく引き離す好タイムでゴールし、会場を沸かせました。表彰式では、キャプテンが力強く感想を述べ、旺盛なチャレンジ精神と主体的な学びの姿勢を強く印象づけてくれました。
 
                  
      <チーム 「Science is beautiful」 >             <部門優勝のチーム「二水crew」記念写真>
 
  

模擬裁判選手権に出場しました。

 8月3日土曜日に、福井市の福井地方裁判所で行われた全国高校生模擬裁判選手権中部・北陸大会に、本校人文科学コース(204H)の代表生徒8名が出場しました。
 
 この大会は、法や裁判制度について理解を深めるのみならず、物事を様々な方向(立場)から考える判断力や事実に基づいて論理を展開する思考力、自分の考えを相手に伝え、説得する表現力を高めることを目指して、中部・北陸から本校を含め6校が出場しました。
 
 本校は、第1試合(福井県立藤島高校と弁護側で対戦)、第2試合(中京大学附属中京高校と検察側で対戦)とも、理路整然と論を組み立て正々堂々と模擬裁判に臨み、大きな成果を得ました。
 
 これまでの金沢大学での実習や学校での練習のレベルから格段に成長し、冴えわたった論戦を展開してくれたと思います。
 
 惜しくも、優勝、準優勝は逃しましたが、弁護側でも、検察側でも多くの審査員に賞賛されるパフォーマンスを披露し、「チーム二水ここにあり」の意気を示すことが出来ました。終わった後の生徒達の表情には満足感と達成感が溢れていて、支援弁護士の方々や引率の我々にも爽やかな感動を与えてくれました。
 
 
 特に、これまでご多忙の中、ご指導頂きました、3名の弁護士の皆様に心より御礼申し上げます。
 
 
               
                <第1試合 二水VS藤島(福井)で弁護側に陣取る二水チーム>
 
                            
                 <大会終了後、くつろいだ表情を見せる8名の生徒たち>

模擬裁判の実習を行いました。

6月21日に、204H(人文科学コース)の生徒は、模擬裁判選手権に向けての実習(架空の事件を扱う刑事裁判)を金沢大学法科大学院の模擬法廷にて行いました。
この様子はテレビや新聞でも報道され、生徒は裁判の仕組みや意義を学ぶとともに、大会に向けて意欲を高めていました。
 
       
       模擬裁判の様子
 

5月のNSHの活動について報告します。

1,人文科学コース(204H)では模擬裁判のオリエンテーションが行われました。
  8月3日に行われる全国高校生模擬裁判選手権中部北陸大会に出場します。これにともない、人文科学コースではオリエンテーションを行い、外部講師をお招きし、刑事裁判の意義と目的について学びました。今後は、本校OBの弁護士の方々のご指導を受け、より実践的な授業を展開し、6月下旬には、金沢大学法科大学院の模擬法廷を借りて大会シミュレーションを行う予定です。
   
   弁護士(外部講師で本校OB)による講義 
 
 
2,自然科学コース(205H)では課題探究活動のオリエンテーションが行われました。
  自然科学コースでは新たに課題探究活動をスタートすることになりました。数学分野が2つ、物理、化学、生物各分野が1つずつ合計5つのグループに分かれて、それぞれのテーマについて探究を進めていきます。12月の発表会に向けて、論理的に考える力や表現力の向上を図ります。                                                  
 NSH室長からのあいさつ                   物理分野の紹介
 
 
3,本校の特色ある教育活動を紹介するパネルを尾山町の石川県文教会館ロビーで展示しています。(6/1~6/17) どうぞご覧ください。
 
   
    展示の様子