2016太白っ子物語のはじまり

2016太白っ子物語のはじまり

穏やかに平成28年が始まりました。今年は丙申(ひのえさる)のさる年ですお子様が,元気いっぱいのおさるさんのように行動力と頭の回転の速さを発揮し,充実した日々を過ごせますよう心から願っています。学校では,校訓「進取・誠実・敬愛」の精神のもと,知徳体バランスの取れた児童の育成と保護者の皆様・地域の皆様から信頼される学校をめざして日々の教育活動に努めてまいります。どうぞよろしくお願い致します。

太白台小学校は昨年40周年を迎え,10月17日には多くのご来賓の皆様のご臨席のもと,記念式典を催しました。次の50周年に向けて新たな一歩を歩み始めました,2016年には子ども達のどんな成長がみられるのでしょう。また,どんなステキなドラマがあるのでしょう。とても楽しみにしています。
 さて,太白台小創立の昭和53年(1978年)の出来事を調べてみますと,五つ子ちゃん誕生,モントリオールオリンピック開催,宅配便誕生,新幹線に禁煙車登場,‘こち亀’や‘徹子の部屋’スタート等々がありました。ずいぶん昔のことのように感じ,時代の変わり方が速いことを痛感します。
 

アメリカの大学の研究者キャシー・デビッドソンという先生は,「2011年度にアメリカの小学校に入学した子どもたちの65%は,大学卒業時に今は存在していない職業に就くだろう」と予測しています。情報化が進むに従って働き方は大きく変わっています。日本がアメリカと同じようになるかは分かりませんが,よく似た状況になっていくことは予想されます。
 
社会を生き抜く子ども達には,思考力,問題解決能力,コミュニケーション能力,コラボレーション能力,情報リテラシー等,次代を担う人材が身に付けるべきスキルが必要となります。(「21世紀型スキル」)教科書に書いてあることを覚える時代から知識を基盤にして自分で考え切り拓く時代へ,また周りとコミュニケーションを取りながら物事をよりよく創造する時代へと変わってきています。こんな時代に通用する力の育成が小学校でも必要です。現在の学校教育の教育課程もそれらを意識したものになっています。少し難しいことを書きましたが,本校の教育ではこれらを十分意識して指導していき,生きる力となる学力をつけたいと思います。 また,分かった・できたと思える授業をめざして指導法を工夫したり,思いやりや助け合い,感謝や尊敬等,豊かな心が育つ取り組みの充実を図ったりしたいと考えています。皆様にはよりいっそうのご支援ご協力を何卒よろしくお願い申し上げます。
スポチャレいしかわ:八の字跳び
3分間で300回跳んだクラスもあります!!