R3年度掲載分

6年生を送る会 後半

 6年生を送る会の後半は、 5年生の「朗読音楽劇 ずうっと、ずっと、大好きだよ」から始まりました。

 主人公の少年とエルフという犬が一緒に成長し、やがて別れが訪れるというお話です。

 朗読と一緒に、静かな効果音を楽器で演奏しました。

 6年生には「卒業」という別れが間もなく訪れます。「言わなくても分かるだろう」と思っている気持ちを伝えることの難しさ、気持ちを言葉にすることの大切さを、5年生の朗読から感じたと思います。

 

 6年生の出し物は「最後の思い出」です。「蝶が海峡を渡る」「あとひとつ」「栄光の架け橋」の3曲を歌いました。

 この1年、最上級生として引っ張ってくれた6年生。コロナウイルスの影響で、楽しみを我慢しなくてはいけない、辛いこともたくさんあったと思います。それでも下級生の前では「かっこいい姿」「優しい姿」を見せてくれました。中学生になったら、勉強や部活で悩むこともあると思いますが、6年生が歌った「あとひとつ」の歌を思い出して、「あとひとつの勇気」を持って前に進んでほしいと思います。

 

 6年生の出し物の後、5年生から6年生へ色紙のプレゼントが渡されました。

 

 校長先生からは「各学年からのメッセージを受け止めて、卒業までに何ができるのかを考えて、1日1日大切に過ごしてください。」というお話がありました。

 最後に、全員で2月の今月の歌「いつまでもずっと」を合唱しました。

 

 感染症対策のため、1~4年生は各教室から体育館に向かって、心を込めて歌いました。体育館にも歌声が届きました。

 

 5年生が作るアーチをくぐって、6年生が退場しました。

 

 各学年のエールが6年生に送られて、思い出に残る素晴らしい会になりました。

 5年生の皆さん、準備や司会進行、後片付けなどとても大変だったと思います。送る会を支えてくれたその働きぶりは、最高学年の準備ができている姿に見えました。