日誌

アーステクノロジー研究会日誌

祝 翠星高校初の測量士補国家試験合格者輩出!!

 アーステクノロジー研究会として、「測量士補国家試験」に挑むようになって3年目を迎えた今年度、合格率30.3%の難関をくぐり抜け、念願の合格者を2名輩出することができました。見事合格を果たしたのは、環境科学コース環境設計分野3年中橋瑠衣君、同じく3年松田翔君です。2人は、翠星高校初の合格者ですし、本県の農業高校生としても久しぶりの合格者です。測量士補国家試験は、全28問の出題中18問以上の正解で合格できます。自己採点によると、中橋君は23問、松田君は21問正解しました。努力の成果が形になって返ってきました。もちろん、新聞等のメディアでもとり上げられました。

<11月22日 測量士補国家試験に挑む前に記念撮影>

 それでは、ここまでの道のりを簡単に振り返ります。

 今年度は、アーステクノロジー研究会部員5名が測量士補に挑戦しました。活動を始めた時期は、昨年度の12月からです。途中、コロナウイルスによる休校期間を挟みましたが、今年度11月の試験に向けて、放課後や休日を利用し、補習及び過去問題の解答をひたすら繰り返しました。5人が補習等に費やした時間は、合計220時間を超えます。互いに励まし合いながら、5人全員本当に努力しました。結果は、合格2名、不合格3名と明暗を分けましたが、測量士補の勉強に打ち込んだ1年間は、とても充実していたように感じられます。

苦労も幸せも、ともに共有できる仲間がいたからこそ、次のステップに進む貴重な経験値となる。

白山比咩神社 白山きりまんじゃろコーヒー 新年特別販売活動

例年お正月に行っている、白山比咩神社でのコーヒー販売活動。アーステクノロジー研究会が受け持つようになってから、早いもので4年目を迎えました。今年は2年生部員3名が担当し、白山商工会及び白山白川郷あそびかた研究所の方々とともに、初詣の参拝にお越しになられた多くの皆さまに対して、新春にふさわしい元気な笑顔で応対することができました。


比較的天候にも恵まれ、多くの皆さまとふれあいながら、予定していた分量をすべて売り切りました。環境設計分野の授業では、なかなか販売活動に携わる機会はないのですが、この経験は、私たちの高校生活をより充実したものへと導いてくれることでしょう。

第40回石川県高等学校測量技術コンテストに臨む

アーステクノロジー研究会では、石川県内で測量を学んでいる生徒たちが、授業や実習で培った技術や知識を競い合う測量競技会「石川県高等学校測量技術コンテスト」に毎年参加しています。

 今年度は、小松工業、金市工業、羽咋工業、大聖寺実業及び翠星高校の5校9チームが出場しました。翠星高校以外はすべて工業高校であるため、農業高校の名のもとに、測量技術のさらなる向上を目標に挑み続けないといけません。



小雨交じりの天候のなか、羽咋市の眉状台緑地公園にて、競技会が開催されました。

残念ながら入賞は叶いませんでしたが、この悔しさを糧に、常に向上心を抱きながら、測量技術に磨きをかけて行きたいと思います。

平板測量競技会優秀賞

2018/11/25 
祝!第69回日本学校農業クラブ全国大会平成30年度鹿児島大会 平板測量競技会優秀賞

 

 平成30102426日にかけて、鹿児島県で開催された農業クラブ全国大会平板測量競技会において、優秀賞を受賞することができました。

 私たちはこの大会に向けて、全国大会出場が決まった8月下旬から大会直前である10月中旬の2ヶ月間に約70枚の図面を作成して、大会に臨みました。結果は、1次作業における閉合誤差は10㎝未満=満点、作業時間25分以内=満点、2次作業でも作業時間10分以内=満点、オフセット野帳の記入漏れ・誤りなし(自己採点)=満点、3次作業では三辺法の作業時間が7分以内=満点、三斜法で作業時間1分以内の超過で-2点減点がありましたが、面積較差は2㎡以内に入り満点、あくまでも自己採点ですがトータル90点以上はとれている自信がありました。

 翌日の大会式典後に配布された速報で、入賞したことを知りホッとしました。翠星高校としては北北海道大会以来、20年ぶりの優秀賞の受賞でたいへん喜ばしいことです。しかし本音を言えば、昨年のプロジェクト発表会に続く“日本一”を狙って、毎日練習を重ねてきましたので悔しいです。あと一歩のところで届かなかった夢を後輩達に託していきます。

 諦めずに努力を続ければ、夢に必ず近づく事ができると実感できた大会でした。

春休みの活動

46日(金)

 アーステクノロジー研究会の生徒は、520日の測量士補国家試験に向けて、春休みの間も熱心に勉強していました。とても専門性が高く難しい内容ですが、合格に向けて毎日頑張っています。ぜひとも応援よろしくお願いします!