令和６年度　学校のようす

　１限に５月の全校集会が行われました。校長先生からの５月のキーワードは「ゴールの姿をイメージせよ」でした。来週は３年生の修学旅行をはじめ、すべての学年が校外で活動をします。各学年で、どのような形で校外学習を終えたらよいのか、ゴールの姿を共有して臨んでほしいと、いう意味です。そしてみんなが揃って、目的を達成した時の気持ちよさを味わってほしいものです。

　５月の学校目標は「目的達成に向けて計画的に取り組もう」です。その目標から、生活担当の先生からは生活リズムを生み出す「睡眠」の大切さ、学習担当の先生からは、テストに向けて計画的に取り組む方法の話がありました。

　最後は、生徒会執行部、専門委員会、学年プロ委から５月の取組についての話でした。特に重点委員会の生活委員会からは学校目標と絡めて、就寝時刻を２２時３０分を目標にする「就寝時間チェック」の取組、３年プロ委からは修学旅行での「３つの誓い」の発表、２年生プロ委からは、積極的に授業に臨むことを目的に、うなずき、声を出して反応すること、挙手について取り組む「リアクションキング」の発表がありました。どの取組も成果が出ることを期待しています。

　６限後、火災を想定した「避難訓練」が行われました。落ち着いて、静かに行動していたと思います。今日の目的は、各教室からの避難経路を確認することが目的です。時間が経つと忘れがちですが、元日の能登半島地震だけでなく、昨年は５月にも地震、７月の水害、８月の連続した猛暑日などの災害に遭った私たちは、災害に備える必要があります。かほく市消防本部の小泉様からも「訓練も本番のつもりで臨んでほしい。」と話がありました。学校で災害に遭った場合は「１人の行動が、同じ学校で過ごす２５０人の命にかかわるかも」という訓練の持つ意味を考える機会になりました。

　このGW中に河北郡市を会場に部活動の春季大会が開催されます。GW前半はソフトテニス部、ソフトボール部、野球部、卓球部が出場します。写真で熱戦の様子をお知らせします。

＝　ソフトテニス部　２９・３０日（土・日）　於　七塚テニスコート　＝

　団体戦の部　準優勝　　個人戦の部　準優勝　網 こはる さん（３の１）、鳥井 莉恋 さん（３の２）ペア

＝　ソフトボール部　２７日（土）　於　金津ソフトボール場＝

  優勝　決勝で、内灘中・津幡南中合同チームを破りました。

＝　野球部　２９日（月・祝）　於　高松球場　＝

　準優勝　津幡南中との決勝戦では、延長１０回で決着がつかず、抽選にて惜しくも準優勝となりました。

＝　卓球部　２９日（月・祝）　於　かほく市総合体育館　＝

　団体戦の部　４位　　個人戦の部　優勝　竹中 仁 さん（３の１）

　５限に全クラスで、授業参観を実施しました。３年生においては、間近に迫った修学旅行や、来春の進路選択に向けて、授業参観後に学年ＰＴＡを実施しました。お子様の学習の様子はいかがだったでしょうか。特に１年生は、入学後、初めての授業参観でした。生徒たちは、普段と同様に頑張っていました。

　保護者の皆様には、平日の開催にも関わらず、多くの方に来ていただきました。感謝申し上げます。

　今年度より、本校が石川県教育委員会より３年間の「令和の日本型学校教育の具現化に向けた実証研究」の指定を受けました。そこで、初年度の今年は、「子供が学び方を選択することと、学びの自己調整力を養うこと」を目的に授業実践について研究します。

　今日は、その実証研究に向けての授業でした。「醤油に電流が流れるのはなぜだろう？」という課題を解決するために、生徒は醤油の原料である食塩、砂糖、みりんなどから調べてみたい物質を選択し、実験から「食塩が水に溶けた状態で、醤油に含まれているため電流が流れる」という解を探し出しました。