茶道部

茶道部

初釜

昨年末に全員で大掃除をしたので、清々しい気分で今年初めてのお稽古ができました。

コロナ禍ではありますが、今年もお稽古を重ねて上手にお茶を点てたり、美しくお茶をいただけるようになりたいです。

 

 

 

 

 

 

封切りの香りの良いお抹茶を点(た)てて、初春のイメージのお菓子でいただきました。 

                          

     

 

 

 

 

お花は雪の校庭に凛と咲いていた 山茶花(さざんか)をいただいて

活けました。

                  

 

【茶道部】第37回辰巳祭 涼茶席

昨年は、コロナ感染症の影響でポスター掲示のみとなりましたので、今年は2年ぶりのお茶会でした。感染対策を講じながら開催することができてほっとしています。

3年生ふたり、2年生ふたりという少ない部員ですが、お手伝いの方にも入っていただいてたくさんの方にお菓子とお抹茶を楽しんでもらうことができました。お点前の作法は難しいですが、心を込めて、点てさせていただきました。

慌ただしい日々の中、色紙を拝見し、野に咲く花を愛で、ふんわりと甘いお菓子とただ苦いだけでない奥深い味わいのお抹茶で、心をリフレッシュできたのではないでしょうか・・・

今後も精進していきたいと思います。

【茶道部】11月、亥の子餅をいただきました

亥の月(旧暦10月・・現代の11月頃)、亥の日(十二日に一回、亥の日がやってきます)、亥の刻(午後十時)に、「亥の子餅」というお餅をいただいて、無病息災、子孫繁栄を祈願するという風習があります。また、この日に炬燵(こたつ)開きをする風習もあるようです。

今年の最初の亥の日は11月6日(日)だそうですが、茶道部では今日の練習の時に「亥の子餅」をいただきました。この一年も元気で頑張ります!!

お花はケイトウ、小菊、ツワブキです。

【茶道部】小春日和のひととき

立冬を過ぎ、昨日も今日も小春日和となりました。

夏の間は青々としていた『櫨(はぜ)』の葉が赤く色づいて、太陽に照らされ、より一層赤く輝きます.

 ♪ ~はぜの葉赤くて入り日色~ ♪

(サトウハチロー:詩 中田喜直:曲 『ちいさい秋見つけた』より)

本校の周囲の木々のたくさんの葉が少しずつ散っていきます。今回は椎の実どんぐりも一緒に飾って、茶室に秋の風景を作ってみました。

お菓子は『木枯らし』です。茶色い落ち葉の中に、黄色や赤色の葉っぱが少し混ざっているイメージでしょうか・・・

木枯らしはまだ吹いていませんが、季節を感じながらのお稽古でした。

 

 

【茶道部】初釜

1月19日(木)、茶道部は今年初めてのお稽古をしました。

今年はうさぎ年なので、飛躍の年になればと思います。

卒業生をお送りする茶会に向けて、お稽古を重ねていきたいと思います。

【茶道部】卒業茶会を開催しました。

3月4日(土)、茶道部は卒業茶会を開催しました。会場は石川県文教会館内の茶室「洗心庵」です。 

茶道部では例年、卒業式の後に外部の茶室をお借りして卒業生を送る卒業茶会を開いていましたが、昨年は卒業生がいなかったため開催できませんでした。また、一昨年は新型コロナウィルスによる感染症予防のため校内での茶会となりました。ですから外部での茶会は3年ぶりとなります。

高等学校文化連盟の茶会もようやく今年度、人数を制限して開催したので、3年生にとっては2回目、2年生にとっては全く初めての茶会で、始まる前はみんなとても緊張していました。ですが始まってみると和気あいあい、とても良い時間を過ごすことができました。

          

  

                           

                                                                   

 

 

 

 

 

                                                           3年生の先輩、今までありがとうございました。心を込めてお茶を点てます。

 

 

本日のお菓子は『ひとひら』という桃の花を模した優しい美しい練り切りです。中は白餡です。

 

校章のデザインの基になった春蘭と、桃の花をあしらったお茶碗です。

普段は使わないお茶碗に緊張です・・・

 

     

 

 

 

 

 

 

 

 

    

 

 3年生も茶道の先生や顧問の先生、後輩に感謝のお点前を披露してくれました。

 

 

 

 

                                                            

 

 

 

 

 

 

 

最後にみんなでお話をして、記念品を贈り写真を撮りました。

先輩方、健康に気を付けて頑張ってください!!

【茶道部】高文連茶道部茶会に参加しました!!

今年はコロナ前の形にかなり戻ったお茶会となりました。

金沢市内の4か所で茶会が開かれ、本校は県立能楽堂別館1階 対青軒 と 県立美術館広阪別館和室 の2か所に参加しました。

部員は6名ですが、今日は2名の参加でした。

茶道連盟に加盟している学校が集まりますが、今回は他校の方が点ててくださるお茶を、他校の方々と一緒に席に入りいただきました。とても美しい、そしておいしいお菓子とお抹茶でした。掛け軸や生け花も拝見しました。

普段は自分たちだけでお稽古していますが、他校の方と一緒という緊張感の中、流派が違って自分たちとは異なる動きに気付いたり、先輩が後輩に教えている姿があり、良い学びの場となりました。

お茶席は撮影禁止でしたので、県立美術館別館の前で記念写真を撮りました。

美術館別館では待っている時間に文化財保存修復の様子も見学できました。良い時間を過ごすことができました。

 
石川県立美術館別館茶会に参加して

自分で作った和菓子をいただきました

午前中に講演会でお話をお聞きした、小松の行松旭松堂のご主人の手ほどきで学年ごとに和菓子作り体験をしました。自分で作った3個のうちのひとつをいただいて、自分で点てたお抹茶をいただきました。(他のふたつは家に持ち帰って家族に食べてもらって感想を聞くことになっています)

なかなか思うようには作れませんでしたが、世界に一つだけの自分のお菓子を、目で見て、菓子切りで切る感触や舌の上でほどける感じ、もちろんお味を楽しみながら、今日のたくさんのお話を思い出しながらいただきました。とてもおいしかったです。

おいしく作ろうという作り手の気持ちが大切と言っていらっしゃいましたが、お茶もおいしく点てて、召し上がっていただきたいという気持ちが大切だと思いました!!今日はありがとうございました。

 白とピンクの生地でこし餡を包み、緑の葉を付けて茶巾で絞ります。絞り口を押し込んでくぼませて、そこに黄色のしべを差し込みます。白い生地ののばし方で内側の赤い色の透け方が変わるところがおもしろかったです。

菓銘『想い』

茶花の女王、椿をモチーフにしているとのことです。

12年前の東日本大震災の時に、支援したいとの想いで作り始めたお菓子で、ずっと作り続けているお菓子だそうです。

椿は「東の方向」で育てると幸運を招いてくれるハッピーアイテム。赤い花や実になるものを植えると家が栄え、ピンクの花や実を植えると良縁が舞い込んでくるそうです。

 

お昼休みに3年生が、行松さんと奥さんに お茶を点ててお出ししました。おいしいと言っていただけてうれしかったです。本校の校章のデザインの基になっている春蘭の描かれたお茶碗でお出ししました。

緑陰の茶会に参加しました

海の日に、金沢市中村記念美術館 敷地内の ≪耕雲庵≫ の「緑陰の茶会」に参加しました。とても暑い日でしたが、茶室の中は涼しく、お点前はもちろん、お道具や掛け軸、お花、お菓子など北陸学院中学校茶道部の方々のおもてなしを愉しみました。

お茶席では、白山市の中学校の茶道部の方々とご一緒させていただきましたが、中学生と思えないくらい堂々とされていて関心いたしました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

私たちは、ほとんどが初心者の1年生で、外部のお茶会も、初めてでしたので、とても緊張しました。今日の経験を辰巳祭の茶会で発揮できるよう精進したいと思います。

お茶席の後は、中村記念美術館のコレクション展 工芸セレクションⅣ Vol.Ⅱ「花入がいっぱい」を鑑賞しました。古い時代のものから現代の作家さんの作品や、掛け軸や屏風といった茶道関連の展示を見て、心豊かになり、有意義な時間を過ごすことができました。 

 

【茶道部】第38回辰巳祭茶会 ありがとうございました!!

例年は和室で行っているお茶会ですが、今年は学校の改修工事と暑さ対策のため、冷房の入る図書室で行うことになりました。

道具などの移動は大変でしたが、玄関に近くて入りやすい場所だったためか、卒業生の方や本校生にも当日券でたくさん来ていただきました。

前売り券を買っていただいた方もありがとうございました。お断りした方には大変申し訳ありませんでした。

また、来年お待ちしております。


今回のお菓子は、小松市の行松旭松堂さんの『少女草(しょうじょぐさ)』というとても素敵なお菓子でした。

1837年から続く、行松旭松堂さんの7代目 行松宏展さん の作られた淡いピンクの細い花びらのかわいくて美しいお菓子には、『甘い夢』という花言葉も添えられていて、これから甘い夢をたくさんみて、叶えて(口にで、何事もプラス思考で)欲しいという行松さんの想いが込められています。

中の黄身餡も優しい味でした。

からだ全体で味わっていただけたと思いました。

6月に生き方講座で講演していただいたご縁で、今回こんなに素敵なお菓子とメッセージをいただき、本当に感謝、感激です。ありがとうございました。

これからもこのご縁が続いたらと考えております。日本の伝統文化である茶道が少しでも生活の中で取り入れられたら思います。

私たち茶道部もこれから益々お稽古に励みたいと思います。