茶道部
総文茶会に参加しました
今年は大聖寺にある蘇梁館と石川県九谷焼美術館の2か所の茶会に茶道の先生と参加しました。
蘇梁館は北前船の船主の館だったものを移築復元して現在の場所にあるそうですが、古い趣のある建物と石庭がとても素敵でした。
九谷焼き美術館では立礼(りゅうれい)という椅子席の茶会でした。
それぞれ大聖寺高校と小松市立高校の方々が心を込めてもてなしてくださいました。
とても緊張しましたが、大変良い経験になりました。
お茶会の後、九谷焼美術館で第47回伝統九谷焼工芸展・選抜加賀展を鑑賞しました。現代の新しい感性の九谷焼の作品はとても目をひきました。常設展は古くからある九谷焼を色で分類してあり、歴史を感じることができました。
また、中庭にある水琴窟(すいきんくつ)のとても涼やかな音も堪能しました。
日本文化に浸る有意義な一日となりました。
卒業茶会を開きました
石川県立美術館別館は美術館から離れた場所にひっそりと建っていますが、大正11年に陸軍第九師団の師団長官舎として建てられたもので、建築当時の面影を残した、素敵な建物です。
その中の和室で、茶道部で活動されたおふたりの卒業生をお招きして、卒業を祝う茶会を開きました。
1年生4人は半年間という短い期間でしたが、3年生から茶道部の準備や片付け、立ち振る舞いなどいろいろなことを教わり引き継ぎました。
感謝の気持ちを込めて1年生が心を込めてお茶を点てたり運んだりしました。いつもと違う場所や道具に緊張しながらも、精一杯努めました。
今年は校長先生も茶会に来てくださって華やかな会になりました。
その後、3年生が後輩や先生にお礼のお茶を点ててくれました。
1年生が選んだ記念品をお渡しして、全員で写真を撮って会を閉じました。
辰巳祭には遊びに来てくださいね!!お待ちしています。。。
今日の主菓子は 吉はしさんの『都の春』でした。
お干菓子は石川屋本舗さんの『かいちん』 桜の花びら型と桃味の2種
どちらのお菓子もおいしくいただきました。
大掃除とクリスマス会
部員みんなで、普段の活動ではなかなかできない大掃除をしました。窓枠や畳やを拭いたり、水屋の中の物を出して、棚の中を拭いて整理しました。
これで気持ちよく新年を迎えられます。
今日は和菓子ではなく、クリスマスケーキを紅茶でいただきました。
久しぶりに3年生も来てくれて、会話も弾みました。
テーブル中央にあるのは、クリスマスの代表選手、赤い葉っぱの
ポインセチアと葉ボタンの寄せ鉢です。
ハロウィン茶会
茶道部は、1日遅れのハロウィン茶会をしました。
『ジャック・オー・ランタン』というかぼちゃ型のランタン(かぼちゃ餡)とかわいらしい『おばけ』(黄身餡)のどちらをいただくかで、みんなかなり迷いました・・・
また、どこから食べようか、黒文字(楊枝)をはじめに入れる場所をど こにするかを考えるのも難しかったです・・・
どちらを選んでもおいしかったです。
お花は紫色の菊です。11月に入り菊が美しくなってきましたね。
実はこの菊は『もってのほか』という食用菊です。お料理に花びらを散らしたり、軽く湯がいて酢の物にしたりしていただくことができます。
辰巳祭の後、1年生だけになって『盆点前(ぼんでまえ)』をお稽古してきました。
山道盆の中に、お茶碗と棗(なつめ・・お抹茶が入っている器)と茶杓(ちゃしゃく・・棗から茶碗に抹茶をいれるもの)、茶筅(ちゃせん・・お湯を注いだ後、混ぜるもの)を入れ、他には建水(けんすい・・不要のお湯などを入れる器)、一人用の小さな鉄瓶とで、簡単にお点前ができます。
盆点前のおかげで、普通のお点前もスムーズにできたような気がします。
お菓子や花材から季節~秋~を感じながら、楽しく活動しています。
辰巳の竹やぶ近くに生えていた『すすき(秋の七草のひとつ)とあけびの実』
秋の七草のひとつ藤袴(ふじばかま)と秋海棠(しゅうかいどう)、 紅蓼(べにたで、通称 あかまんま)、水引草(みずひきそう)
これからもお稽古を重ねて、少しずつ上達していけたらと思います。
【茶道部】第38回辰巳祭茶会 ありがとうございました!!
例年は和室で行っているお茶会ですが、今年は学校の改修工事と暑さ対策のため、冷房の入る図書室で行うことになりました。
道具などの移動は大変でしたが、玄関に近くて入りやすい場所だったためか、卒業生の方や本校生にも当日券でたくさん来ていただきました。
前売り券を買っていただいた方もありがとうございました。お断りした方には大変申し訳ありませんでした。
また、来年お待ちしております。
今回のお菓子は、小松市の行松旭松堂さんの『少女草(しょうじょぐさ)』というとても素敵なお菓子でした。
1837年から続く、行松旭松堂さんの7代目 行松宏展さん の作られた淡いピンクの細い花びらのかわいくて美しいお菓子には、『甘い夢』という花言葉も添えられていて、これから甘い夢をたくさんみて、叶えて(口に+で、何事もプラス思考で)欲しいという行松さんの想いが込められています。
中の黄身餡も優しい味でした。
からだ全体で味わっていただけたと思いました。
6月に生き方講座で講演していただいたご縁で、今回こんなに素敵なお菓子とメッセージをいただき、本当に感謝、感激です。ありがとうございました。
これからもこのご縁が続いたらと考えております。日本の伝統文化である茶道が少しでも生活の中で取り入れられたら思います。
私たち茶道部もこれから益々お稽古に励みたいと思います。