R7年度_10月
フェルマーの最終定理
先週、2学期の中間テストが終わりました。先生方は土日返上で丸付けをして、今日いくつかのテストが返ってきました。テストが返ってきたときの表情は何とも言えない複雑な顔をします。だいたい想像していたより良くない結果です。それでも目を背けてはいけません。「もーちょっとちゃんと勉強すればよかったな~」そう思った君、ぜひ今日から行動に移してください。
さて、数学の世界では、およそ350年以上解けなかった問題があるのをご存じでしょうか。
「フェルマーの最終定理」――それは、17世紀の数学者ピエール・ド・フェルマーが提示した、シンプルな見た目とは裏腹に、350年もの間、数多くの数学者を悩ませ続けた難問です。最終的には、アンドリュー・ワイルズという天才数学者によってついに証明され、数学界に大きな衝撃を与えました。今ではコンピュータによってすぐに解析できるそうですが、人類の歴史はこういった数多くの人々の知恵によって発展を成し遂げてきたのです。
生徒諸君、できなかった問題をできるまで考える。これが第一歩です。
本物を見る
10月4日(土)に美術部のみなさんが、21世紀美術館を中心に鑑賞の活動を行いました。
やはり、本物を見ることは大切なことと感じる1日となりました。
This is a pen.
本日(10月3日)、2学期中間テストが行われました。生徒のみなさん、出来栄えはどうでしたか?真剣に問題に向き合い、一生懸命ペンを走らせている姿にうれしくなりました。
それにしても今の中学生の学習の中身は難しい・・・。筆者が中学生のころ(今から35年以上前)は、こんな複雑な問題はでなかったはず。「This is a pen.」なんてもはや死語のようなものです。自然な会話やコミュニケーションをいかに相手に伝えられるかが出題されます。もちろんテストの点が良いに越したことはありません。けれど人間の価値はそれがすべてではありません。自分なりに頑張った成果が結果に出ればまた次につながります。
とにかくお疲れ様。土日はリラックスしてまた来週から頑張ろう!
ドラゴン・チェア
先日もご紹介しましたが、今1年生の技術の時間では「椅子づくり」を行っています。子どもたちの真剣な眼差しはまさに職人のようです。物づくりにも得意・不得意はありますが、とにかく目をキラキラ輝かせながら切ったり削ったりしています。いいですね~。
ところで「世界一高価な椅子」というものをご存じでしょうか。その名も「ドラゴン・チェア」。2009年にオークションにて出品された建築家アイリーン・グレイの作品です。落札争いの末、最終的な価格は現在の日本円価格にしておよそ35億円。世界でもっとも高値で取引されたチェアとして、今もその記録は抜かれていません。ただし、どんな高価な物であっても、自分で作った物に勝るものはありません。
ナンバーワンよりもオンリーワン!今日も「世界に一つだけの椅子」がこの世に生まれました。
OCTOBER
今日から10月です。少しずつ秋らしくなってきました。月初めと言うことで全校集会が行われました。久しぶりの体育館での集会です。今年の夏もとにかく暑かった。あまりにも体育館が暑いので仕方なしにリモートで集会を行う月がしばらく続きました。一刻も早く体育館にクーラーが付いてほしいです。
やはり、みんなが一堂に会しての集会は大切なのだなとあらためて感じました。表彰披露を行う生徒、任命式でみんなの前であいさつする生徒・・・。ビデオカメラに向かって話をするのと、600人の目線を感じながら話をするのとではかかるプレッシャーはけた違いです。大きなプレッシャーを乗り越えた先には、また一段成長できます。体育館で行う全校集会は、みんなが集まってこそ意味があるのです。
ところで昨日、3年学年主任の村上先生が職員室に戻ってくるなり、「はぁ~・・・。3年生にOctober書けない生徒が何人かいてショック・・・。大丈夫かな~。」と嘆いていました。みなさん1月から12月まで英語で書けますか?英語の先生曰く、日常的によく使われる言葉なのでぜひ覚えておいてほしい、とのことでした。