R7年度_12月_歳時記

人生の分岐点

 本日(12月17日)から通知表渡しが始まりました。おそらく日本全国ほとんどの小中学校でこれくらいの時期に行われていると思います。南中は現在部活動禁止のため、子どもたちはドキドキしながらお父さんやお母さんの帰りを待っていると思います。そのドキドキが、「2学期はテスト良かったから通知簿上がってるよね~!」ならいいのですが、「やべ~、怒られるの確定・・・」と思っている人もいるでしょう。生徒諸君、大切なのは現実をしっかり受け止めること。そしてそれをどう克服するかを考え、新たなる目標に向かっていかに頑張れるかです。こんな言い方をするとムッとする人もいるかもしれませんが、学校の勉強ぐらいちゃんと頑張れないで、とうてい社会に出て仕事はできません。人間誰しも失敗します。頑張っても成果が上がらないこともあります。大事なのは次どうするか、そしていかに行動するかです。働いて報酬を得るということは、厳しくつらい事の連続です。

 そんな説教じみたことはさておき・・・、3年生は三者面談が行われました。三者は、「先生」「生徒」「保護者」の3人での話し合いです。なんの話か、それはもちろんどこの高校を受験するかです。長く教員をやっていると、極まれにこのような光景に出くわします。

生徒「俺、この高校受けたいんや~!」

おかん「あんた、そんなん無理に決まっているやろ‼」

生徒「どこ受けようが勝手やろ!」

おかん「誰がお金出すと思ってんの‼」

担任「・・・・・」

いい~んです。悩みに悩んで、親ともぶつかり、四苦八苦しながら自分の人生を切り拓いていけば。

よくないのは後になって、「やっぱあそこにしときゃよかったな~・・・」って後悔する選択です。後悔して選んだ高校3年間は正直あまりおもしろくありません。

3年生の生徒諸君、今が人生の分岐点。

大いに悩んで最後は自分で決断してほしい。

そして、決めたからには覚悟を決めて頑張れ!