R7年度_12月

2025年12月の記事一覧

不滅の名曲

 3限目が始まってすぐ、3階の音楽室から素敵な歌声が聞こえてきました。誰もが知っていて、思わず口ずさみたくなるメロディーです。

 兎追いしかの山(うさぎおいしかのやま)
  小鮒釣りしかの川(こぶなつりしかのかわ)
   夢は今もめぐりて(ゆめはいまもめぐりて)
    忘れがたき故郷(わすれがたきふるさと)

 故郷(ふるさと)。作詞者は高野 辰之さん・作曲者は岡野 貞一さん。制作されたのは今から100年以上も前、1914年(大正3年)で尋常小学唱歌の第六学年用で発表されました。

 「故郷」の歌詞は、幼少期に過ごした自然豊かな風景や家族・友人への想いを描いており、都会で暮らす現代の人々にとっても共感を呼ぶ内容です。日常の中で、「帰りたい場所」という普遍的なテーマが、多くの人の心に響きます。

 今日は3年3組の音楽の授業をしばらく見せてもらいました。なんとも穏やかな優しい表情で歌う姿に、心が癒されました。芸術の世界には、どんなに時が経とうとも、色褪せない不滅の名曲や作品がたくさんあります。

 3年生はあと3か月で卒業します。高校を卒業すれば、地元を離れて進学する人や就職する人も多くいると思います。けれど、故郷は永久にみなさんの心のよりどころであることを忘れないでください。

 

 

 

人生の分岐点

 本日(12月17日)から通知表渡しが始まりました。おそらく日本全国ほとんどの小中学校でこれくらいの時期に行われていると思います。南中は現在部活動禁止のため、子どもたちはドキドキしながらお父さんやお母さんの帰りを待っていると思います。そのドキドキが、「2学期はテスト良かったから通知簿上がってるよね~!」ならいいのですが、「やべ~、怒られるの確定・・・」と思っている人もいるでしょう。生徒諸君、大切なのは現実をしっかり受け止めること。そしてそれをどう克服するかを考え、新たなる目標に向かっていかに頑張れるかです。こんな言い方をするとムッとする人もいるかもしれませんが、学校の勉強ぐらいちゃんと頑張れないで、とうてい社会に出て仕事はできません。人間誰しも失敗します。頑張っても成果が上がらないこともあります。大事なのは次どうするか、そしていかに行動するかです。働いて報酬を得るということは、厳しくつらい事の連続です。

 そんな説教じみたことはさておき・・・、3年生は三者面談が行われました。三者は、「先生」「生徒」「保護者」の3人での話し合いです。なんの話か、それはもちろんどこの高校を受験するかです。長く教員をやっていると、極まれにこのような光景に出くわします。

生徒「俺、この高校受けたいんや~!」

おかん「あんた、そんなん無理に決まっているやろ‼」

生徒「どこ受けようが勝手やろ!」

おかん「誰がお金出すと思ってんの‼」

担任「・・・・・」

いい~んです。悩みに悩んで、親ともぶつかり、四苦八苦しながら自分の人生を切り拓いていけば。

よくないのは後になって、「やっぱあそこにしときゃよかったな~・・・」って後悔する選択です。後悔して選んだ高校3年間は正直あまりおもしろくありません。

3年生の生徒諸君、今が人生の分岐点。

大いに悩んで最後は自分で決断してほしい。

そして、決めたからには覚悟を決めて頑張れ!

 

Dancing Hero

 現在、体育の時間では柔道とダンスを並行して行っています。随分前は、男子は柔道・女子はダンスというのが通例でしたが、平成20年に中学校における保健体育の授業では、武道とダンスが必修となりました。音楽のリズムに合わせて踊る・・・一見単純そうに見えて、これがなかなか難しい。仲間と共に振付を考える、そうです「あ~でもない、こ~でもない」タイムの始まりです。一年生はまだまだなグループが多いのですが、学年が上がるにつれ本格的になってきます。特に3年生のある女子のグループなんかは、テレビに映るダンスグループに引けを取りません。指先一本の動きにこだわり、とにかく体の使い方が繊細なんです。筆者はリズム感が全くないので、こういうのを見ているとうらやましくなります。男子は男子で謎の動きをして、とりあえず楽しそうにしています(笑)。発表会が楽しみです。

幸運は準備された心にのみ宿る

 いよいよ2学期も残り約2週間となりました。ここにきて1・2年生で風邪や発熱症状で欠席・早退する生徒が増えてきました。休んでいるみなさんの1日も早い回復を願うとともに、今一度、手洗い・換気・マスクの着用など基本的な感染症対策を徹底したいと思います。

 さて、そんな中、3年生は比較的元気です。やはり受験生ということもあり日頃から予防がしっかりしているのかもしれません。受験生にとってクリスマスも正月もありません。それくらいの気持ちで受験に臨む覚悟が必要です。

 親戚の人、近所の人、いろんな人から「勉強やってるか~」なんて声をかけられます。もう嫌になるくらい…。けれどそれはそれほど長くは続きません。あともう少しです。どんな結果になろうとも、みんなが頑張った日々はきっと長い人生の糧となります。

 

「幸運は準備された心にのみ宿る」

2025年ノーベル化学賞受賞・北川進京都大特別教授

はんだ付け

 本日(12月11日)、2年4組の技術の時間にラジオ制作を行いました。中学校の技術の時間に必ずと言っていいほど行うラジオづくり。ラジオ制作と言えばやはり「はんだ付け」ですね。

 はんだ付けの歴史を紐解くと非常に古く、紀元前3500年頃にはすでに存在していたと考えられています。紀元前3500年は日本でいえば縄文時代です。紀元前3000年頃には、メソポタミアではんだ付け技術が発展していたことが知られています。さらに、紀元前1350年頃のエジプトでは、ツタンカーメン王の墓から装飾品が発見され、はんだ付けが使われていたことが確認されています。

 それだけ古い歴史をもつはんだ付けは、今もなお、精密な電子機器から配管工事など幅広く使われています。

 将来に役に立つかどうかは別として、このような経験は人生における貴重な財産です。

 それはさておき、ラジオがちゃんと鳴るかどうか・・・。