避難訓練

  5月31日(火)の7限目の時間帯に避難訓練を実施しました。「能登半島沖で大規模地震が発生し、七尾市でも震度5の揺れがあり、その後1階機械室から出火」と想定した訓練でした。3年ぶりに七尾市消防署から5名の署員に来校いただき指導をいただきました。朝方あった降雨のため、雨天時を想定し、1・3年生は第2体育館へ避難し、そこを本部として、2年生は第1体育館へ避難してリモートでつないで実施しました。

 地震発生後、生徒たちはシェイクアウト訓練として「しゃがむ、隠れる、じっとする」の3つの安全行動を実践し、放送指示に従って避難しました。

 消防署員からは、以下のような講評をいただきました。

○生徒はあまりおしゃべりをすることなく避難できていた。

○有事の際は、避難時には走らないことが大切である。先頭の者が走ると、後続の者が不安になって走ってしまい、そのことでケガを誘発させることがある。(今回の避難時に走る生徒がいたところから)

○「おかしも」をしっかりと覚え、実践をしてもらいたい。

  押さない(おさない)、駆けない(かけない)、しゃべらない、戻らない(もどらない)

○地震が起こった際には、落下物で、頭を守ることはもちろんだが、物が倒れたり、ガラスが割れたりするので、足元にも注意が必要である。今日はスリッパで避難しているが、そばに靴があれば、靴に履き替えることも大切である。 

その後、仁八学校長から、珠洲市を中心に地震が多発しているが、有事には瞬時の判断が求められものである。今日いただいた話を自分のことと捉えて、今後に生かしてもらいたいと閉会挨拶があり、避難訓練を終了しました。 

生徒会執行部の感想

・消防士さんから話を聞く機会がないので、とても勉強になりました。最近能登で地震が多いので、

避難訓練は大切だし、いい訓練になったと思います。(表 加奈子) 

・今回七尾消防署の方から訓練の様子について2点アドバイスを頂きました。1つ目は“おかしも”の「か」についてです。2つ目に、出来ればスリッパより靴をはくことです。足元が悪いと怪我をしやすいので靴での避難が大切だと分かりました。今回とてもためになるアドバイスを頂いたので、このアドバイスを忘れずに次回の避難訓練に活かしていきたいと思います。(玉川 泰雅)