季節の花だより

2020年9月の記事一覧

季節の花だより㉝

「暑さ寒さも 彼岸まで」という言葉通り、めっきり涼しくなってきました。朝晩は長袖を着ずにいると寒いくらいです。日中との気温差で風邪などひかないよう、気を付けたいものですね。

さて前回の答えです。前回のお花の名前は、「シュウカイドウ」(秋海棠)でした。

 

ベゴニアによく似ているのですが、花の柄の部分が長く、真ん中の黄色がとてもかわいいですね。ややうつむき加減に咲くところも清楚な感じがします。秋海棠という中国名をそのまま音読みにして「シュウカイドウ」としたそうです。まさに秋の花ですね。

松尾芭蕉「秋海棠 西瓜の色に咲きにけり」という句がありますが、西瓜(スイカ)の色とは思いませんでした。でもみずみずしい感じはどちらも同じですね。

では、今日のお花です。

  

やはり、秋といえば、この花ですね。最近はセイタカアワダチソウに負けてしまってずいぶん少なくなったように思います。これも秋の七草のひとつです。さてなんという名前でしょう。もうおわかりですね。でも答えはまた次回お知らせしますね。

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季節の花だより㉜

朝晩、めっきり寒くなってきました。やっぱり秋ですね。

秋の草花が、あちこちで美しく咲いています。また紹介していきたいと思います。

では、前回の答えです。前回の答えは、「クズ」でした。

 

この辺りでは、もうあちこちで山を覆いつくすほどの強い植物です。根はでんぷんを含んでいるため、くず粉の原料になります。「宝達クズ」は、とても高価ですね。

また、秋の七草としても有名です。秋の七草は「お・す・き・な・ふ・く・は」と覚えましょう。全部言えますか?

では、今日のお花です。これも秋を代表するお花です。

  

毎朝歩く、ご近所のお家の前に咲いていました。さてなんというお花でしょう。

ベゴニアではありませんよ。答えはまた次回お知らせしますね。

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季節の花だより㉛

やっと少し涼しくなってきました。

先日からマコモのところにいたカマキリが、いなくなってしまいました。

きっともう涼しくなったので、卵を産むために草むらに隠れてしまったのでしょうね。

ちょっぴりさみしくなりました。

では、前回の答えです。前回のお花の名前は、「トレニア」でした。

  

トレニアは、別名「夏すみれ」とも呼ばれ、東南アジアなどに多く見られるそうです。

めしべの先が2つに割れていて、触るとふたをしてしまう面白いお花です。今度見かけたら、そっとやってみてください。

では今日のお花です。

  

学校の前の草むらは、この蔓と花でいっぱいです。秋の七草の1つでもあるこの花は何という名前でしょう。

もうおわかりですね。では答えはまた次回お知らせしますね。

 

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季節の花だより㉚

台風が過ぎたとはいえ、なんだか肌にまとわりつくような湿っぽい風が吹いています。

しかし、虫たちは秋の気配を感じ取っています。学校の玄関横にある「マコモ」の葉に、おなかの大きいカマキリが住みついています。マコモの葉を食べるバッタを餌にするために、しっかり待ち構えているのです。子どもたちはいつタマゴを生むのか、毎日楽しみに見守っています。

さて、前回の答えです。前回のお花は「ニラ」でした。

  

葉っぱをちぎると、とても香ばしい独特のにおいです。「ニラ」がこんな空き地に咲いているなんてびっくりですよね。でももしかしたら、以前は畑だったのかもしれませんね。

では、今日のお花です。

   

学童裏駐車場の隣のお家に咲いていました。このお家のおばあちゃんは、お花が大好きで、いつも登校を見守りながらお花のお世話をしていらっしゃいます。

このお花は、こぼれた種から育った小さな苗を移植すると、どんどん増えてきています。紫やピンクがとっても鮮やかでかわいいですね。

さて、このお花は何という名前でしょう。答えは、また次回お知らせしますね。

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季節の花だより㉙

毎日暑い日が続いています。昨日は急な雨が降りましたが、ますます湿度も上がり蒸し暑くなりましたし、大きな台風も心配ですね。やはり、温暖化の影響なのでしょうか。

さて、前回の答えです。前回の答えは、「ヘチマ」でした。

  

給食室の横辺りにある棚には今たくさんのヘチマの花が咲いています。でもよく見るとほとんどが雄花ばかりで、

雌花は1つ2つしか見つかりませんでした。実も3つ4つほどあったように思います。

私は小学校の頃、学校でヘチマ水を集めた経験がありますが、実はヘチマは、繊維の少ない品種や若い実を食べる地方もあるようです。カレーやシチューに入れたり味噌煮や炒め物にもするようですよ。またヘチマは「イトウリ(糸瓜)」とも呼ばれ、それが縮められて「とうり」となり、「いろは歌にて、へとちとのあいだなれば言う」とあるように「いろはにほへとちりぬるを」の「へ」と「ち」の間に「と」があることから、「へちま」と言われるようになったようです。面白いですね。

では、今日のお花です。郵便局の裏にある空き地のようなところに咲いていました。

  

実は、この植物も主に葉を食べることができます。葉っぱをちぎって匂いを嗅いだら、独特のにおいがしました。

さてなんという花でしょう。正解はまた次回お知らせしますね。

 

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