季節の花だより

2020年10月の記事一覧

季節の花だより㊱

急に寒くなってきましたね。昨日は2年生がお芋ほりをしていました。サツマイモは、「寒いとかぜをひく」と聞いたことがあります。寒さに会うと、黒くなって腐ってくることをこういうのだそうです。サツマイモは段ボールなどに入れて、新聞などでくるむと日持ちしますよ。くれぐれもそのままにして置いておかないでくださいね。

さて、前回の答えは、「ヒガンバナ」でした。

  

田んぼの土手にずらりと並んで咲いているのは、根に毒があって、ネズミなどの侵入をふせぐためなのだそうです。昔の人の知恵ってすごいですね。またこの花は、茎がまず出てきて、花を咲かせます。そして花が落ちた後、葉が出てくる珍しい花です。その話をしたところ、子どもたちは、「ヒガンバナは見たことがあるけれど、そんな花とは知らなかった。」と言っていました。「お花もいろいろあってあたりまえ。人も違ってあたりまえ。」違いを知り、それを認めていくって大切なことですね。そのためには、まず知ることが大切なのではないでしょうか。

さて、今日のお花です。

  

これも、よく道ばたや草むらに咲いています。さて、なんという花でしょう。

この葉を好きな虫もいることから、ことわざにもなっていますよ。では答えはまた次回お知らせします。

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季節の花だより㉟

すっかり秋も深まってきました。校庭のモミジバフウも少しずつ色づいてきました。

さて、前回の答えです。前回の答えは、「ソバ」でした。

  

「この実をひいて、粉にしたものを練って打つと、おそばになるんだよ」というと、子どもたちもびっくりしていました。

一面に咲いたソバの花は、本当に美しいですね。心が洗われる思いがしました。今度はぜひ、新そばを食べに行きたいです。

さて、今日のお花です。

 

学校に上がってくる坂道の途中の土手に咲いていました。ごんぎつねにも出てくるこのお花の名前は何でしょう。

もうお分かりですね。では、答えはまた次回お知らせします。  

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季節の花だより㉞

10月になりました。すっかり朝晩寒くなり、子どもたちも少しずつ衣替えをしています。

では、前回の答えです。前回の答えは、「ススキ」でした。

  

学校の職員室横の掲示板にも、花クイズを出していたのですが、やっと子どもたちが解いてくれるようになりました。やっぱり身近な植物ならわかるのかもしれません。

よく見ると、このススキの葉は、斑入りです。生け花などに使うのでしょうか、とっても素敵ですね。

この花も秋の七草の1つで「尾花」とも言います。

「幽霊の正体見たり枯尾花」

恐ろしいと思っていると何でもないものまで恐ろしく見えてくるという意味のことわざです。「枯尾花」とは、もう晩秋の頃なのでしょうか。でも、月の明かりだけで歩いた昔の人たちのことを思うと、やっぱりちょっとこわいですよね。

では、今日のお花です。このススキのすぐ前の畑に広がっていました。

  

一面の花畑です。本当にきれいでした。

この実を擦って粉にして、打つと…あぁ、もうそんな季節なのですね。では、正解はまた次回お知らせします3ツ星

 

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