【1年生】令和5年度 校外講師による人権教育講話”が開催されました
11月14日(火)大手町法律事務所より西野崇彦様をお迎えし、1年生対象の”校外講師による人権教育講話”が開催されました。
全ての人の人権が尊重され、安心して生活できる社会を実現するために、西野様からは特に、”インターネットの問題”や”子どもの人権”、”障がいのある人の人権”についてお話がありました。
”人権の歴史”から始まり、法律に基づいたいじめの定義では本人が心身で苦痛を感じたらイジメであるとのお話に、生徒は真剣に耳を傾けていました。
インターネットではいじめが、広範囲、学校外、流動的、多人数、半永続的、認識が希薄になっているとの指摘に、被害の広がりや深刻さが改めて感じられました。
障がいのある方に対して、私たちが”ふつう”と感じていることの押し付けになっていることを、公衆トイレの写真で具体的にご説明されました。
必要かつ合理的な配慮が求められます。
生徒からは、
「いじめはその人の幸せに生きる権利を侵害し、相手の幸せを奪ってしまうものだと思った」
「いじめがネット社会でSNSに変わったことで、関与者の認識が希薄になることが怖いと思った」
「人権侵害に加担しないために、”正しく知る”や”良く考える”、”他の人を配慮する”ことが大切だと思った」
「自分の思う”ふつう”を相手に無理やり押し付けるのは、していけないとわかりました」
などの感想がありました。
西野様には、お忙しい中貴重なご講話をいただき、誠にありがとうございました。