看護セミナー
【看護セミナー】第4回「大学・専門学校調べ」
11月29日(金)、2学期期末テスト終了後に看護セミナーが開催されました。
4回目の今回は、看護大学・看護専門学校調べを行ないました。
8つのグループに分かれ、グループごとに決められた学校についてまとめて発表をしました。
進路選択を見据えて、真剣に取り組む姿が見られました。
(学校の特徴、入試制度、学費等を調べました。)
(8つのグループがそれぞれの学校について発表、聞いている生徒は学校比較シートに記入します。)
【看護セミナー】第3回「看護師になるために必要な勉強について〜学習習慣を身につけることの重要性〜」
考査最終日の10月3日(木)午後、第3回看護セミナーが行われました。
今回は、金城大学の3名の先生方を講師としてお招きし、看護師になるために必要な勉強についてお話をいただきました。
講師の先生のお話や、金城大学に進学した伏見高校の先輩方からのメッセージを、真剣にメモをとりながら聞く様子が見られました。
「与えられた課題をするのではなく、自分でその日の講義の復習をその日に行う」「看護実習には知識の定着が前提となるため日常的に学習する必要がある」など、高校までとは異なる大学での学びについて知ることができました。
後半は、講義内容をふまえ、「①どのように日々の勉強に取り組むか」「②毎日の生活をどのように変化させるか」についてグループで考え、発表し、講師の先生からアドバイスをいただきました。
「スモールステップを意識して目標を立て、取り組む」「勉強しない日を作らず1日◯分以上学習する」「その日の内に授業の復習をする」や、「机の整理整頓をして環境を整える」「通学のスキマ時間に英単語を覚えたり、ニュースを見たりする」など、出した案について、今日からできることという視点でさらに具体的に考え、協議していました。
今日から行動に移し、進路実現につなげてほしいと思います。
【看護セミナー】第2回「病院や在宅における精神的ケア看護の実際」
7月17日(水)、第2回看護セミナーが行われました。
今回も、南ヶ丘病院より2名の講師をお招きし、看護師の具体的な仕事の内容や患者さんに寄り添うことの大切さについてご講演いただきました。
後半は、ペアワークでお互いの気持ちに寄り添いながら話を聞く実践をし、その後、講義を踏まえての感想や意見を出し合ったことなどをまとめ、グループ発表をしました。
患者さんの小さな変化に気付くことや、一人の患者さんを様々な角度から看ることの大切さ、またご家族に寄り添うことも大切なことなど、多くの学びがありました。
今回のセミナーを踏まえ、自分の将来像をしっかりとイメージして、進路実現に向けて進んでほしいと思います。
【看護セミナー】第1回「地域における看護師の役割、災害支援について」
期末考査最終日の6月28日(金)の午後、第1回看護セミナーが開催されました。昨年度より引き続いて参加する2、3年生や新たに参加した1年生、総勢63名が視聴覚室に集まりました。
今回のセミナーでは、南ヶ丘病院から2名講師としてお越しいただき、看護職のやりがいや大変なこと、地域包括ケアシステム、災害看護などについてご講演いただきました。
その後、「看護師の資質・能力」についてグループで協議し、発表し合いました。
グループ協議では、生徒は講演の内容も踏まえて、具体的な場面を想定しながら、必要な資質や能力について話していました。
生徒からは「コミュニケーション力」「判断力」「責任感」などの意見の他、「些細なことに気づく力」「勉強し続ける力」という意見が出ていました。また、高校生の今から、その力をつけていく必要性にも気づいたようでした。
他グループの発表や、講師のお二人のご助言を書きとめている姿からは、今後のさらなる成長の兆しを感じ取れました。次回の看護セミナーも、積極的な取り組みを期待します。
【看護セミナー】第5回「過去問にチャレンジ!」
令和6年2月22日(木)今年度最後の看護セミナーが開催され、
1,2年生35名の参加がありました。
今回は県内の看護大や看護専門学校の入試形態や問題の傾向をつかみ、
「どうしたら合格できるのか」「どうしたら解けるのか」
その手がかりを掴むことが目的でした。
数学・国語・英語の3教科の先生方から入試問題についての傾向や問題の解説があり、
日ごろ本校で使用している教材を用いて、どのように学習を進めていったら
いいのかなど、具体的なアドバイスがありました。
本日の講師を務めていた先生が話されていました。
『今、問題が解けない・できないことをダメだと思わなくていい。
大切なのはそこから、どうしたら解けるようになるか・できるようになるか』だと。
変化がないところに、きっと進化はありません。
セミナーを受けて満足するのではなく、どうか皆さん何かしらの日々の変化を…
1年後、2年後、『合格した!受かった!』と笑顔でいえるように、
日々の授業をまず大切にしましょう。
【看護セミナー】第4回「県内の看護に関する上級学校を調べよう」
令和5年12月1日(金)2学期末考査終了日の午後、第4回看護セミナーが開催されました。
今回は看護師国家試験資格が得られる県内の上級学校について、グループに分かれて調べて発表し、
定員・受験科目・学費・取得可能資格など各学校の比較シートを作成しました。
この日は県内の看護大や看護学校の推薦入試の合格発表日でした。本校から受験した生徒は合格を
勝ちとりました! 1・2年生も夢に向かってコツコツ頑張りましょう。
~生徒の感想より~
・看護セミナーを受け、各大学や専門学校で特色などが異なると改めて実感しました。各学校ごとに費用や取得可能資格などが異なるため、自分でちゃんと調べて念入りに準備することが大切だと感じました。
・2年生と協力することに緊張してしまい、自分からコミュニケーションをとることができませんでした。これからは、学年関係なく自分から積極的に声かけしたいです。
・どの学校も英語と数学が大事になってくるため、今後は英数を中心に勉強したいと思います。
・現在、目指している大学の担当になり、様々なことを調べて私にピッタリだと思いました。現段階の希望は大事にしつつ、次回や来年度の看護セミナーを通して視野をもっと広げられたら良いと思います。
第3回看護セミナー「金城大学で看護体験をしました。」
令和5年10月6日(金)考査明けの午後、看護志望生徒48名が金城大学看護学部にて看護体験をさせていただきました。
妊婦体験、おむつ交換、聴診器を使って赤ちゃん人形の心拍数や呼吸数の測定を行いました。
また正しい手指消毒の仕方や感染症予防のためのエプロン・手袋の着脱を学びました。
看護師の仕事の一部分に触れ、職業に対するイメージがより沸いたことと思います。
後期授業のお忙しいところ、受け入れて下さって本当にありがとうございました。
第2回看護セミナー 「認知症の世界」
令和5年7月19日(水)第2回看護セミナーが開催されました。石川県立看護大学の寺井梨恵子先生をお招きし、認知症について動画・カードゲームキットを用いて認知症の世界を疑似体験しました。体験後、認知症の方の困りごとや背景を知り、自分たちに何ができるのかを班で話し合いました。多くの班が「まず、認知症について知ること。」を挙げました。「知ることにより理解ができ、理解ができれば行動が変わる。」と教えて頂きました。ユニバーサルデザインを意識することは看護にとって必須です。患者さんのできることを尊重しながら、何に困っているのかを考えて行動できる看護師をぜひ目指してほしいです。
令和5年度第1回看護セミナー
6月30日(金)午後、第1回看護セミナーが行われ、65人の生徒が参加しました。
金沢市立病院の看護師 高橋朗大氏、吉本真喜氏に来校いただき、講演「看護師に必要な資質・能力~実体験を通して~」、アドバイス、講評をいただきました。
講演を聞いたあと、グループに分かれて「看護師に必要な資質・能力」とは何かについて話し合い、根拠と共に発表しました。
発表では、「コミュニケーション力」・「寄り添い」・「思いやり」・「協調性」・「向上心」・「冷静さ」・「ポジティブ思考」といったキーワードが挙がりました。
看護師としての資質について学ぶとともに、グループで協力する力やまとめる力、発表する力を育むよい機会となりました。
次回は7月に開催予定です。
~生徒の感想より~
・認定看護師について知れた。初めて1年生とコミュニケーションをとったが、しっかり話すことができた。
・今からでもコミュニケーション能力や思いやり、ポジティブ思考を身につけることはできるので、日頃から意識していきたい。
第5回看護セミナー「看護の出前授業」
2月24日(金)に第5回看護セミナーを行いました。
金沢赤十字病院より看護師、訪問看護師のお二方をお招きし、講義をしていただきました。
講義のテーマは「地域包括ケアシステムと訪問看護に関する現状と課題」でした。
訪問看護師さんの仕事内容や、在宅看護と病院での看護との違い、地域包括ケアシステムの説明など…
体験談を交えながらの講義は、看護の道を目指す生徒たちにとって、とても勉強になりました。
講義のあとはグループ活動を行いました。
訪問看護師以外の高齢者を支える人たちである、
➀ケアマネージャー
➁地域包括支援センター
➂介護士
➃訪問看護師以外の医療職
について調べてポスターを作り、発表を行いました。
生徒たちは仕事内容だけでなく、資格の取得方法や、その仕事が抱える課題などをまとめていました。
住み慣れた地域で患者さんが自分らしく療養生活を送ることができるのが地域医療です。
今後もますます高齢化が進むこの日本において、地域包括ケアシステムはなくてはならないものとなっています。
看護セミナーを受講した生徒たちには、看護師となって地域の医療を支えていってほしいと思います。