学習活動・行事【1年生】
【1年生 総合的な探究の時間】探究活動の進め方講座
今日は、北陸学院大学社会学部の池村教授に来ていただき、探究活動を進めるにあたっての「調査のポイント」「情報の整理・分析のポイント」について、分かりやすく講義をしていただきました。
来週から、本格的にスタートする探究活動を前に、生徒たちにはいろいろな気づきがあったようです。
〈生徒の感想〉
・整理・分析のポイントのお話では、分析する方法はひとつじゃないというところがいちばん心に残りました。クロス表分析や相関分析など、いろいろな分析方法があって、内容に合わせて分析をすることがとっても大切だということもわかりました。
・データ集めた後も、ただ並べるんじゃなくて、グラフとかで分かりやすく整理して、いろんな角度から見ると「あっ、こういうことか!」って新しい発見があるのが面白かったです。ニュースとかで出てくる数字も、鵜呑みにしないで「これって本当?」ってちゃんと自分で分析して、説得力あるまとめができるようになりたいです。
・調査を行う際には目的を明確にし、信頼できる情報源を選ぶことが重要だと学びました。また、集めた情報を整理するときには、主観を交えずに事実を分類し、分析の段階で自分の考えを論理的にまとめる必要があると感じました。今後は、調査内容をただまとめるのではなく、「なぜそう言えるのか」を根拠とともに説明できるよう意識していきたいと思います。
【1年生 家庭基礎】調理実習 トマト味噌カレー&うさぎりんご
調理実習で「トマト味噌カレー&うさぎりんご」をつくりました。
ルーを使わずにカレー粉、味噌、しょうゆで味付けをする健康的なカレーです。
煮込んでいる間に、りんごをうさぎの形に切ります。
包丁の使い方がおぼつかないながらも、みんな一生懸命頑張っていました。
実習のねらいの1つは、食中毒を出さないように調理できること。
肉に火が通っているか、慎重に確かめています。
また、肉の汁がついた手で、生で食べるりんごを触らないということもポイントです。
一緒につくったメンバーと食べているときは「美味しい!」となんとも幸せそう
だけどそんなのんびり食べてないで、早く後片付けをしてほしい~~
学校中がカレーの香りでいっぱいになりました。
【1年生 総合的な探究の時間】中間報告会
2学期がスタートするとともに、1年生の「総合的な探究の時間」の活動も本格化しています。
自分の興味・関心のある分野ごと(「芸術」「看護・保健」「文学・語学」「経済・経営」「理学・工学」・「生活化学」・「社会学」)にグループを編成し、グループで取り組む課題テーマを設定しました。
今日は、各グループで設定した課題テーマについて発表会を実施しました。
金沢学院大学、金沢工業大学、金沢星稜大学、金城大学、北陸学院大学(五十音順)より8名の先生方をお招きして、ご講評とご助言をいただきました。
発表後には、先生方から「活動の進め方や方向性に関するアドバイス」や、「高校生が活動できることにはどんなことがあるか」といった具体的な助言をいただきました。
生徒たちは探究活動を進める上での視野を大きく広げることができました。
2月の最終発表に向けて、実りある探究活動になるよう頑張っていきます!!
ご多忙の中、本校生徒のためにご講評・ご助言を賜りました先生方に心より感謝申し上げます。
認知症サポーター養成講座
昨年度に引き続き、9月2日(火)、4日(水)に、認知症サポーター養成講座を1年生の家庭基礎の授業で行いました。
目的は、認知症への理解を深めることと、認知症の方をどのように見守り、支援していけばよいのかについて知ることです。
講座を担当していただいたのは、金沢市認知症地域支援センター 認知症の相談窓口 ちむぐくる 加納央 様です。
2040年には、10人に1人の割合で認知機能にダメージがある人が暮らす社会になると聞き、私たちにとって避けられない問題であると感じました。
生徒たちも、それぞれにいろいろなことを感じてくれたようで、感想の一部をを紹介します。
「特に印象に残ったのは、『認知症=何も分からなくなる』という誤解が多い中で、実際には“できること”や“感じられること”がたくさん残されているというお話です。本人の気持ちに寄り添い、尊厳を大切にしながら接することの重要性を学びました。」
「相手の気持を考えて、最初からサポートするのではなく、寄り添って見守ってあげることも優しさだなと思いました。また、声をかけるときは、急に声をかけるのではなく、優しく、ゆっくりと声をかけてあげ、話を聞くことが大切だと思いました。」
「認知症患者の感覚を体験したときには、記憶とは違ったり、話を理解できなかったりして大変だった。認知症サポーターとして、事故を防ぐために周りを見渡して不安そうな人がいたら、声掛けや誰かを呼ぶなどしていきたい。」
講座受講後、認知症サポーターとして認定され、「認知症サポーターカード」が配られました。
認知症を抱えた人を見守る地域の目となれるよう、みんなよろしく頼みます!!
R7 非行防止教室 を開催しました。
R7年度 非行防止教室が1年生を対象に行われました。
警察署の方、石川県教育委員会の方よりそれぞれ、非行の実態やその結果など実際に起こった事案も交えた話をしていただきました。
最も多い少年非行は いじめです。
いじめは約10個の犯罪につながっており、犯罪の入り口となっています。
また、いじめたことがある人も、いじめられたことがある人も約9割いるというデータから、いかにいじめが私たちの身近な問題であるかを再認識しました。
本日のまとめ
・いじめを見逃さない
・SNSを正しく使う
・オトナに相談する
【1年生 総合的な探究の時間】データサイエンス講演会
1年生の総合的な探究の時間で、北陸学院大学社会学部の池村教授にお越しいただき、データサイエンスについての講演会をしていただきました。
池村先生の分かりやすいお話のおかげで、生徒たちはこれから取り組む探究活動でどのようなことが大事なのか、気をつけなければいけないのかを考えられたようです。
以下は生徒の振り返りからの抜粋です。
・データには色々種類がありそのデータを正しく選んだり、取捨選択したりすることが大事。
・調査アンケートをするときにアンケートをして満足しないで、それをどう活用するか考える。
・探究活動で、アンケートを取るときは逆算してなにを知りたいかを考えてとり、結果をどのように使うかが大切になってくる。
・もし探究活動をするときにグラフなどのデータを目にする機会があったら、そのデータをよーく見て変動しているところを探し、なぜそのようなことになっているのかをしっかりと考えることが必要だなと思った。
・データ流出の危険性やAIの誤った判断に注意が必要。
・これからはAIがより発達していくが、頼りすぎていると人間が考えることをやめてしまいAIに使われている状態になってしまうから、自分で考えAIの意見を鵜呑みにせずAIを使う側にしたい。
・AIは参考程度にして、最終的な判断は自分ですることが大切だと思いました。
【1年生 総合的な探究の時間】分野別講演会
1年生の総合的な探究の時間で「分野別講演会」を開催しました。
県内の私立大学の先生方に来ていただき、生徒に向けて大学の講義をしていただきました。
生徒は自分の興味・関心のある分野の講義を2つ受講することができました。
講義の内容は全て理解できなかったかもしれませんが、講義を聴く中で「おもしろいな」「これについて学んでみたいな」という瞬間が生徒それぞれにあったように感じました。
1年生は夏休み明けには文理選択が迫っています。
事後アンケートで「文理選択の参考になった」と答えてくれた生徒は95%以上でした。
この貴重な体験を、今後の進路選択に活かしていってほしいと思います。
講義をしていただいた大学の先生方、ありがとうございました。
開講された講座は以下の通りです。↓
〈看護分野〉
金城大学 看護学部 看護学科 准教授 道券夕紀子
「見えない障害と看護の役割について学ぼう」
〈経済・経営分野〉
金沢星稜大学 経済学部 経営学科 教授 村上統朗
「起業とは何か?」
〈芸術分野〉
金沢学院大学 芸術学部 准教授 松永龍太郎
「イラスト・CGについて」
〈社会学分野〉
北陸学院大学 社会学部 社会学科 教授 沢田史子
「観光で地域は元気になる? それとも…?」
〈生活科学分野〉
金沢学院大学 栄養学部 教授 川村美笑子
「なぜ食べねばならないのか!どう食べれば良いのか!」
〈文学分野〉
金沢学院大学 文学部 文学科 准教授 菊池英慈
「古典作品の謎に迫る」
〈理学・工学分野〉
金沢工業大学 情報理工学部 知能情報システム学科 講師 坂本真仁
「情報工学の魅力とコンピュータの発展」
1年生 性教育講話
5月27日(火)、助産師の川島真希さんを講師にお迎えし、1年生を対象とした性教育講話を行いました。
SOGI、思春期の身体の悩み、妊娠のしくみなどをお話していただきました。
どのお話にも「自分を大切にしてほしい」「あなたはあなたのままでいい」というメッセージが込められていました。
講話にあった、「自分の身体を正しい方法で清潔にすること・清潔な手で触れること」「嫌なことは嫌と伝える『NO!』と言える力を持つこと」全く違う話だけれど、川島さんのお話を聞いて、どちらも自分を大切にすることだと感じました。
≪生徒の感想(一部抜粋)≫
・知らなかったことをたくさん知れた。これから命を大事にしていこうと思った。
・人を見た目で判断してはいけないことがわかった。
・人それぞれの考え方があって、相手に何か質問するときは、相手のことを考えた言葉にしようと思った。
・いろんな過程を経て私たちが生まれてきたことがわかった。これから様々な悩みが生まれると思うが、今回聞いたことを思い出して解決していきたい。
・自分の体をもっと大切にしようと思ったし、好きな人が人と違ってもいいことだと知った。
1年 総合的な探究の時間 活動報告
1年生の総合的な探究の時間では、「SDGsを達成しつつ伏見高校をよりよくしていこう!」をテーマに活動しています。
外部と連携し活動している班のうち、2つを紹介します。
フードロスを減らすために、(株)ウフフのウフフドーナチュさんの商品にならない型崩れのドーナツを昼休みに販売しました。「崩れたものでも美味しければ」とたくさんの生徒が購入してくれ、合計250個を売り上げることができました。
利益3,410円は能登半島地震災害支援のために寄付をする予定です。
生きづらさを感じているヤングケアラーの方に寄り添いたいとの思いから、「ヤングケアラープロジェクトいしかわ」の松本さんと米林さんに来ていただき、直接お話を伺うことができました。
石川県のヤングケアラーの現状、カフェやLINE相談窓口等の取組について知ることができ、ヤングケアラーに限らず、悩んでいる生徒たちに寄り添った発信をしていきたいと、決意を新たにしました。
【1年生】認知症サポーター養成講座
10月8日(火)、9日(水)、10日(木)に、認知症サポーター養成講座を1年生の家庭基礎の授業で行いました。
金沢伏見高校では初めての試みです。
目的は、認知症への理解を深めることと、認知症の方をどのように見守り、支援していけばよいのかについて知ることです。
10月8日(火)、9日(水)の講座を担当していただいたのは、一般社団法人 ケアサポートネットワーク ピーナッツ 齋田和樹 様、10月10日(木)の講座を担当していただいたのは、金沢市認知症地域支援センター 認知症の相談窓口 ちむぐくる 加納央 様です。
2040年には、10人に1人が認知機能にダメージがある人が暮らす社会になると聞き、私たちにとって避けられない問題であると感じました。
生徒たちも、それぞれにいろいろなことを感じてくれたようで、感想の一部をを紹介します。
「認知症になったら、すべてのことができなくなるわけではないので、できそうなことは任せて、苦手なところを自分たちがサポートするようにしていこうと思った。認知症の人にも心があるので、相手が忘れていたとしても、怒ったりせず、相手のことを思いやって対応することが大切だと思った。」
「電車通学なので、電車のに乗っているときや駅で困っている人を見かけたら、遠くから見守って様子を見てから助ける必要があったらすぐに声を掛けて助けてあげようと思いました。」
「認知症は自分の近い人や自分自身の未来の訪れるかもしれないと聞いて、身近なものなんだなと思いました。実際、私のおばあちゃんは認知症なんですけど、今回の授業のお陰でこれからどうせっしていくべきか理解できたし、実践しておばあちゃんの笑顔が増えたらいいなと思いました。」
講座受講後、認知症サポーターとして認定され、「認知症サポーターカード」が配られました。
認知症を抱えた人にやさしい社会にするために、みんなよろしく頼みます!!