陸上部

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石川実業団秋季記録会

 9月3日(日)うのけ総合公園陸上競技場において、石川実業団秋季記録会に参加しました。残暑が厳しく、最高気温が33度という過酷なコンディションの中、こまめな水分補給等、熱中症対策をしながら試合に臨みました。

 はじめに3000m競歩に北島さんが出場しました。高校総体では5000m競歩で失格になってしまいましたが日々の練習でフォームが改善し、無事に歩き切り自己ベストを更新することができました。

      

 続いて、400m走に三宅さんが出場しました。後半にあと少し粘りが足りず惜しくも自己ベスト更新とはなりませんでしたが、同じ組の選手と競り合って良いレースができました。

          

 100mには、根岸さん、中村さん、三宅さん、木越さんの4人が出場しました。午後2時過ぎの一番暑い時間帯でしたが、根岸さんは自己ベストを更新することができました。中村さん、三宅さん、木越さんは自己ベスト更新はできませんでしたが、それぞれ厳しいコンディションの中、力強く駆け抜けました。

   

 1500mには北島さんが出場しました。2レース目で疲れが残る中でしたが、冷静にペース配分に気を付けてレースを展開し、自己ベストに近いタイムでゴールすることができました。

             

 最終種目4×100mリレーには根岸さん、三宅さん、中村さん、木越さんの走順で出場しました。このメンバーでのリレーは初めてでしたが、無事にバトンをつなぐことができました。メンバーからは、「バトンを持った100mは速く走れる」というコメントもあり、チームとして気持ちを一つに取り組めていました。

         

         

 

 

第76回石川県高等学校陸上競技選手権大会

 第76回石川県高等学校陸上競技選手権大会が5月25日、26日、27日の3日間ありました。

1日目(5月25日)

 男子4×100mリレーでは、1走木越さん、2走三宅さん、3走長田さん、4走中村さんの順番に走りました。緊張感のあるレースの中、バトン練習の成果もあり、無事バトンを繋ぎ昨年度のーム記録を上回ることができました。1走木 越さんは見事なスタートダッシュを決めて次走者にバトンを繋げました。2走三宅さんはエース区間を堂々と力強く走り抜けました。3走長田さんはバトンをうまく繋げてくれました。4走中村さんはアンカーとして懸命に他の選手を追 いかけて頑張りました。

 

 男子1500mでは、2組目に北島さんが出場しました。前半からレースの流れに乗り、集団の中で粘りのある走りをし、自己ベストを更新することができました。前回の大会に比べて動きのキレが格段によくなりました。

 4組目には、長田さんが出場しました。1周目は速いペースで走り出し、2周目のタイムが少し落ちましたが、そこから持ち直し、徐々にペースを上げてまた自己ベストを大きく更新することができました。

 男子400mでは、三宅さんが出場し自己ベストを更新することができました。200mまでの勢いと後半のきつくなってからの走りが力強くなりました。

  女子100mでは、喜多西さんが出場しました。スターティングブロックの使い方にも慣れ、走りのフォームも改善し、今回もまた自己ベストを更新することができました。

 1日目はリレー、個人種目ともに全員が自己ベストを更新し、良いスタートを切ることができました。

2日目(5月26日)

 男子800mに中村さんが初挑戦しました。1周目は集団の勢いに合わせてスタートしました。ラスト1周の鐘がなり、体が動かなくなってきた中でも腕を一生懸命振って最後まで走り抜けました。練習で一度走った時のタイムを大幅に更新することができました。走る前は初めて挑戦する800mに不安な様子もありましたが、ゴール後には、やり切った達成感で笑顔になり、もう一度挑戦したいと力強く話していました。

 3日目(5月27日)

 男子5000m競歩決勝に北島さんが初出場しました。練習を始めてから間もない状況でしたが、積極的にレースを進めて行きました。しかし、残り数周のところで歩型違反のレッドカードが3枚になり、残念ながら失格となりました。

 続いて男子5000mにも北島さんが出場しました。1時前で気温も上がり暑い中でのレースとなりました。スタートし、1000m過ぎから少しずつ集団から離れてきた選手を抜かしながら粘り強く走り、3000mから4000m過ぎの1番辛いところでも1周あたりのタイムが1秒ずつしか落ちませんでした。ラスト1000mでは徐々にペースを上げて走り抜き、初日に1500mを走り、同じ日に5000m競歩に出場し疲れが残った状況かつ暑い中でも自己ベストを更新することができました。 

3日間を通して

 競技に出場するだけでなく、以前合同練習をした金沢北陵高校の陸上部の生徒をはじめ様々な生徒が頑張る様子を観戦し、「すごいな、速い!」等と心を動かされる場面がたくさんありました。

 大会には3日間補助員としても関わりました。ハードルの出し入れやテントの設営、グループスタートをする際に必要なブロックの設置等、競技の運営になくてはならない役割を責任もって果たしてくれました。時間を守って行動する、手順に従って用具を準備する等普段の作業学習等でも学んでいることが活かされました。

 3日間を通してスポーツをする、支える、見るといった総合的な経験ができ、大変実りある大会となりました。

          

 

 

 

北信越パラ陸上競技記録会

 7月2日(日)に北信越パラ陸上競技記録会が行われ、本校陸上部から高等部の生徒5名が出場しました。

 男子100m2組では2年中村さん、1年根岸さんが走りました。中村さんは3大会連続自己ベストを更新、根岸さんは練習の成果を活かし、うまくスタートし周囲と競い合って練習以上に速いタイムでゴールできました。続いて3組では、3年三宅さん、1年木越さんが出場しました。速い組で競い合う中で二人とも自己ベストまであと少しのタイムでした。

            

 男子200m1組では中村さんが出場し、後半は強い向かい風にも負けず懸命に走り抜いて自己ベストを更新し、組内では1着でした。2組では、木越さんが出場し、こちらも自己ベストを更新できました。二度目の200mでレース展開がうまくなり、後半はライバルと競り合うことができました。

 男子1500mでは1年北島さんが出場しました。前半は2位集団で走り、ラスト1周でスパートをかけて先頭を抜き去り、組内のトップでゴールし自己ベストを5秒ほど更新できました。続いて800mには約2年ぶりに出場し、組内では2番でした。

 男子400mでは三宅さんが出場しました。自己ベスト更新はなりませんでしたが、本人が課題意識を持っている後半に粘り強くスピードを維持することができました。職場実習等もあり、なかなか継続して練習が積めない中でも粘り強くがんばりました。

 そのほか、レースの合間には補助員としてハードルや障害物などの出し入れをしました。前回の経験を踏まえて、ハードルの設置や高さの調整を決められた通りに行うなど、補助員としての役割を果たすことができました。

 天候や競い合う良きライバルにも恵まれ、多数の生徒が自己ベスト更新をしました。生徒の中には、夏場の練習を頑張って、秋の大会ではより一層タイムを更新していきたいという意欲的な発言もありました。

          

         

  

ろう学校陸上部との合同練習

 8月1日(火)にろう学校陸上部と本校グラウンドで合同練習を行いました。

 ウォーミングアップでは一緒にバトン練習や、動きづくりをしました。動きづくりでは本校の生徒が見本となりました。

  

 本練習では、全員で一斉にダッシュをしました。暑い日でしたが、お互いに競い励まし合いながら取り組むことで、いつも以上に力を発揮することができました。

   

 次回は8月25日に明和特別支援学校、ろう学校の3校で合同練習を予定しています。9月の記録会にも一緒に参加することになります。お互いに切磋琢磨し、それぞれの目標を達成しましょう。

金沢城リレーマラソン

 10月1日、「利家とまつ」金沢城リレーマラソン2023~秋の陣~4時間耐久コースに陸上部とサッカー部の合同チームで参加し、1周1.9kmのコースをタスキリレーで4時間つなぎました。

 レースが始まる前 これから始まる耐久レースへの期待や不安、意気込みが感じられます。

 北島さんは、1走でトップ集団と競り合う積極的なレースをし合計で5回走り、チームの完走、順位上げに大きく貢献しました。

 100mや200mを主に取り組んでいる木越さんは、普段走らない長距離走に挑戦し、見事な力走で1本目より2本目のほうがタイムが上がりました。

 三宅さんは専門の400mの時のような粘り強さとスピードで3本走り抜き、陸上部のリーダーとして走りでも皆を引っ張ってくれました。

 山岸さんは初めての大会出場でした。陸上部に入って半年間頑張ってきた成果を走りで見せました。

 サッカー部の伊藤さんは、大会の雰囲気に緊張しつつもチームのために一生懸命走り抜きました。大きな声で何度も仲間を応援する姿も見られました。

 

 中村さんは、自作のお面をかぶり、皆を楽しませながらアンカーとしても責任をもって最後まで走り抜きました。

 

 根岸さんは、当初2回走る予定が、本人から3回目を走りたいと希望があり、3回走りました。

 喜多西さんは最後までペースを維持し、無事に走り切ることができました。

 結果は、5位でした。3位入賞は逃しましたが4時間の長い挑戦を終えた表情からは達成感や充実感がうかがえました。皆で協力して完走という一つの目標を達成する貴重な体験ができました。