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図書室

第10回校内ビブリオバトル大会を開催しました

5月21日(火)放課後、第10回校内ビブリオバトル大会が開催されました。今年のチャンプ本は、横山さん(24H)が紹介した『鹿の王』(著:上橋菜穂子)に決まりました。

 

*** ビブリオバトルとは? ***

ビブリオバトルとは、競技スタイルの書評発表会です。発表者が5分間でおすすめの本を紹介して、どの本が一番読みたくなったかを参加者全員で決定します。

 

*** 発表者と紹介された本 *** (発表順は抽選による)

 

・11H 折戸 奏 さん 『人でなしの恋』 (江戸川乱歩)

・30H 寺井 悠人 さん 『文系もハマる数学』 (横山明日希)

・27H 窪川 穂奈美 さん 『麦本三歩の好きなこと』 (住野よる)

・24H 横山 大悟 さん 『鹿の王』 (上橋菜穂子)

 

*** チャンプ本の紹介者 横山さんの感想 ***

「ビブリオバトルを終えて」

読みたいと思ってくれてありがとうございます。 本当に最後まで飽きさせない作品なので 、自分で読んでもらえたらなと思います 。ありがとうございました  。

実は昨年も参加させてもらったんですけど、 最近忙しくて本を読めていなかったので、昨年を思い出してまた読みたいと思いました。楽しかったです。

  

◆ 参加者の感想から ◆ 

・自分からは手を出すことはない様な本に触れるいい機会になった

・始めて参加しましたが、聞いていて紹介された本がとても読みたくなり、楽しかったです

・参加者が 生き生きとして 話すのを見ていて 楽しかったです 

・魅力がとても伝わってきて、 全部の本に興味を持ちました  楽しかった 

・日を間違えていたので バトラーとして参加できなかったけど、 みんなの上手な紹介を聞けたので良かった。 大学生になったらさらに本読みたい 

 ・前回よりも落ち着いて、 誰かに読んでほしいという 思いを込めて 発表できたと思う 。質問が もっとあった方がより楽しいかな と思った 

・今年度は 昨年度に比べ いろんなジャンルの本があってより面白かったと思いました 

・とても面白かったです。 紹介されていた本 どれも読んでみたいです

 ・話すのがうまくて、 自分もこんなに話せるようになりたいと思いました 

・発表者のその本の好き度が伝わった 。普段本を選ぶとき どうしても同じジャンルの方になってしまうけど、 今回のビブリオバトルは 新しいジャンルの本に 挑戦したいと思える 良いきっかけになった。 もっと積極的に 図書館に来て 本に親しもうと思った

 

 

 

 

 

 

 

おはなし会を開催しました。

お は な し 会 ~宮沢賢治の世界にふれてみませんか~

冬休みに入る直前の、12月22日(金)の放課後、図書館閲覧室において、一・二年生の図書委員が集い、「おはなし会」がひらかれました。参加者19名。

語り手は、「はまなす文庫」主宰の 細川律子さん。

細川さんは、岩手県一戸町生まれ。1977年に石川県に転居。その後、俳誌『雪垣』へ入会。1989年、『雪嶺文学』同人になり、物語を書き始めたそうです。また、自宅で家庭文庫を開き、わらべうた、絵本、民謡の語り、宮沢賢治作品の朗読などを、子ども達と一緒に愉しんでいます。著書には『花菜畑/ふるさとの小さな物語』『宮沢賢治の国より』などがあります。

(内    容)

    岩手の自然の紹介 

   詩   「雲の信号」 「永訣の朝」 「告別」 「稲作挿話」 「雨ニモマケズ」 他

  『注文の多い料理店』序

   童話  「なめとこ山の熊」      etc

 

 

 

《参加した生徒の感想》 一部を紹介します。

 

・宮沢賢治さんの背景を知ったことで、お話をより深く聞けました。

 声も柔らかく、聞きやすかったです。

 

・宮沢賢治さんの人柄や、岩手県のいろんな事を知れました。

 確かにちょっと難しいけど、魅力的だと私は思います。

 熊をいいやつにする話は初めてきいたので、めずらしいと思いました。

 

・素敵なお話会を、ありがとうございました。

 『なめとこやまの熊』は、私は読んだことがなかったのですが、少しゾクリとするような世界観と、数々の情景描写、静けさのただよう朗読にひきこまれました。また自分でも読んでみたいと思います。

 今日は本当にありがとうございました。

 

・宮沢賢治の逸話は、聞いたことがあったけど、それと関連した作品とを一緒に聞く機会は初めてで、面白かったです。

 

・知っている詩もあったけど、読みきかせしてもらったのははじめてで、よさが少しわかった気がした。

 細川さんの宮沢賢治愛が伝わってきて、手帳のレプリカとかも持っているのがいいなと思った。

 

・自分は今まで宮沢賢治作品に触れたことがあまりなく、いつかは読んでみたいと思っていたので、とてもよい機会でした。

 私にはまだ内容が理解しがたいが、読みやすい詩から着手したいです。

 いつかは銀河鉄道の夜をよみたいと思います。

 今日はおはなし会に来て下さり、ありがとうございました!!

「後期読書会」開催

10月24日(火)放課後、後期読書会が開催されました。

 今年は、図書委員へのアンケートの中から多数決で選んだ『夏の階段』(梨屋 アリエ・著)をテキストにして、4つのグループに分かれ、感想や意見を話し合いました。各グループの司会が示した観点で約分30分の討議の後、代表者が話し合ったことを全体発表しました。

 ◇参加人数 19名(1年生 9名 2年生 8名 教職員2名)

 ◇会  場 図書館

 ***『夏の階段』(梨屋 アリエ・著) あ ら す じ***

早く進学して大人になりたい。人を遠ざけ勉強に専念する「おれ」は、空き地に置かれた階段を見つける。家庭環境、友人関係...思うようにならない現実をちょっとだけ乗り越えた夏の物語。

***参加者の感想***

・いろいろな感想がきけて面白かった。みんなの考察が深かったりして、面白かった。

・こういう場面があるのはいいと思ったが、テキストがあまり面白くなかった。

・同じ本について人と話す経験がいままで全然なかったのでおもしろかった。初めて話したけどたくさん話せてよかった。

・話し合いの内容で、新しいものがあって良かった。

・みんなのまえではなせたのでたのしかった。俺も最初砂本だと思った。(登場した主人公が)

・みんなで1つの本について語り合うのは、国語の授業みたいだと感じた。各々個性ある意見を共有でき、新たな視点の発見になった。

・みんな自分なりに考えをもっていてすごかった。自分で読んで解決しなかったところが分かって良かった。

・他学年と本を通じて感性を共有できたのは良い機会でした。

・もっと頻度を多くして色んな本の意見をききたい。

・本来の読書会の目的とは全く異なりますが、同じ小説が好きな人が集まって語り合うような読書会をしてみたいです。

・わかりやすいどんでん返しの本かサスペンスの本をテキストとして読みたいです。

 

    

第9回校内ビブリオバトル大会開催

 

5月24日(水)放課後、第9回校内ビブリオバトル大会が開催されました。今年のチャンプ本は、米口さん(34H)が紹介した「パプリカ」(著:筒井康隆)に決まりました。

 

*** ビブリオバトルとは? ***

ビブリオバトルとは、競技スタイルの書評発表会です。発表者が5分間でおすすめの本を紹介して、どの本が一番読みたくなったかを参加者全員で決定します。

 

*** 発表者と紹介された本 ***

 

・19H 横山 大悟 さん 『図書館の魔女』 (高田大介)

・36H 柞山 春人 さん 『この本を盗む者は』 (深緑野分)

・17H 窪川 穂奈美 さん 『ツバキ文具店』 (小川糸)

・37H 当房 大輝 さん 『オルファクトグラム』 (井上夢人)

・34H 米口 らく さん 『パプリカ』(筒井康隆)

 

*** チャンプ本の紹介者 米口さんの感想 ***

「ビブリオバトルを終えて」

チャンプ本に選ばれて嬉しいです。

去年も出たんですけれども、泉丘一話し上手な大澤君にとられてしまい、今年は当房君もいたのでドキドキしていたんですけど、こういう結果になりました。

大袈裟な話をしますけど、僕の人生はやっぱり本と出会ってからが始まりだったんだと思っておりまして、何気なく父の書棚にあった本を手に取って読んで、それで夢中になって、自分でおこづかいを貯めて買って。

そしてやはり大袈裟かもしれないですけど、この結果はこれまでの僕の読書という行為の集積だと思っております。ありがとうございます。

 

◆ 参加者の感想から ◆ 

 ・皆堂々としていて本当にその本が好きなんだなと伝わってきました。やっぱり本の魅力は非日常に自分を没入させられることだと思うし、色んなことを共感できて楽しかった。自分も参加してみたいと思った。

・5人ともすばらしいプレゼンで、プレゼンなのにその物語に引き込まれていくような感じがしました。みなさん、質問にも即座に答えていて、すごいと思いました。

・今まで知らない本だったけれど、熱い紹介を聞いてどれも面白そうな本だと思った。ぜひ読んでみたいし、紹介された本の世界観や衝撃を味わいたい。

・初参加だった。はじめは部活行きたいな~と思っていたけれど、終わってみたら来てよかったと思えた。発表を聴きながらプレゼンのコツを考えた。

・発表者全員が楽しそうに発表していて、聴いている人達全員が本をあまり読まない僕でさえ、ウキウキとした気持ちになった。発表者の皆さんの話し方がとても上手ですごく楽しかった。

・どの参加者が紹介する本も面白かったので1つだけに絞るのが難しかったです。

・様々な作品の個性あるキャラクターを知れて良かった。ビブリオバトルのルールについて、もう少し厳密にしたいと思った。(開始前にくわしくルールを話すなどして)あと、あくまでチャンピオンが「本」であることの認識も広げてほしい。

・楽しかった~!全然魅力伝えれなかった・・・。

・はじめてビブリバトルに参加したけれど、想像したよりずっと楽しかった。みんな話し方が上手くて、どの本も読みたくなった。本屋で見つけたら買ってみたいと思う。本への熱意が感じられて良かったし、ディスカッションタイムを見てこの部屋の人たちがみんな本好きなんだなーと嬉しくなった。

・知っている本も知らない本もありましたが、5者5様のアピールの仕方でとても面白かったです。正直、全部読みたくなりました。3年なので、本を読む時間をつくれるかだけが懸念点です。久しぶりに参加できてよかったです!!

 

~素敵な物語を聴いて心癒されてみませんか~ 「おはなし会」開催

◆日 時  令和5年1月18日(水)放課後

◆会 場  大会議室

◆語り手  本田 和 さん

◆内 容  「茨木のり子の詩の世界」、「きつねの窓」、他

◆参加者  22名

 1月18日(水)の放課後、「おはなし会」が開催されました。今回は、語り手に本田和さんをお招きして素敵なひとときを過ごしました。

 本田和さんは、ひとり語りを主体に、夏目漱石、宮沢賢治などの物語や、室生犀星、谷川俊太郎などの詩、平家物語・万葉集・奥の細道などの古典、そして和洋の民話を語りで表現されています。

 

 

 

 

 

 

 

***参加者の感想より***

・もともと朗読に興味があったので、話をきくのが楽しかったです。語り方がとても聞きやすくて話を書いた本人が語っているかのような臨場感があり、どの瞬間もおもしろかったです。絵本以外の話を語っていただく機会はなかなかないのですごく新鮮な気持ちになりました。

・音だけで文学を読むことは、自分はほとんどないので新鮮でした。文字で読むとその書き手の意思が伝わりますが、音で聴くとそれは書き手ではなく、読み手の意思が伝わることになるのでおもしろいです。琵琶法師を思い出しました。

・すごく聞きやすい声で、声の強弱や間のとり方にいろいろなバリエーションがあって、聞いていてとても面白かったし、話の中に入り込むことができました。二つのお話が全然違うジャンルで、一日で二種類も楽しむことができてとてもいい時間を過ごせました。最初に読まれた詩が印象に残っていて、一文一文がすごく心に響きました。

・今、個人的に少し忙しい日々を過ごしていたので、短い時間ではあったけれど、”落ち着く”時間をつくることができました。特に、茨木のり子さんの詩とプロフィールを聴きながら、自分の生活と重ね合わせたりすることができ、心の奥底につきささるような強くあたたかいメッセージだったな、と思います。本当にありがとうございました。

 

                                                                                                                                                  

 

 

 

 

 

 

「後期読書会」開催

 10月28日(金)放課後、後期読書会が開催されました。

 今年は『彼女のアリア』(森 絵都・著)をテキストにして、4つのグループに分かれ、感想や意見を話し合いました。各グループの司会が示した観点で約1時間の討議の後、代表者が話し合ったことを全体発表しました。

 ◇参加人数 27名(1年生11名 2年生12名 教職員4名)

 ◇会  場 大会議室

 ***「彼女のアリア」(森 絵都・著) あ ら す じ***

 不眠症に悩むぼくは、授業をさぼって旧校舎に行くと、ピアノを弾いている藤谷りえ子と出会った。バッハの「ゴルトベルグ変奏曲」にのって、二人の淡い思いがゆれていく。(出典:全国学校図書館協議会)

***参加者の感想***

・思っていた以上にアットホームで、ゆったりとした良い時間でした。色んなことを語り合えて良かったです。

・本についてみんなで話すという経験が今まであまりなかったので、様々な意見を出して共感したり、反対の意見を出し合ったりすることが楽しかったです。一つの本でここまで話が広がるというのも本の魅力だなと改めて実感しました。

・自分一人だとただ読むだけで終わってしまう本が、様々な質問を投げかけられると話が深まっていって、一人じゃ気づけないことに気づけて、それが読書会のいいところだと改めて思いました。

・読書会というものに参加するのは初めてだった。延々と意見を述べ合う堅苦しいものを想像していたが、身近なことと結び付けて考えたり、賛成・反対を投票したりすることで新たな視点から作品を味わうことができた。

・色々な意見を聞けて面白かったです。難しいですが、希望者で長めの推理小説とかでやっても面白そう。

・去年より発言の機会を増やすことができた。

・司会、ちょっとだけ初め緊張しましたが、サポートの先生がいてくれて助かりました。参加して良かったです。        

 

 

 

  

 

                   

 

 

         

 

 

 

 

 

 

第8回校内ビブリオバトル大会開催

  5月25日(水)放課後、第8回校内ビブリオバトル大会が開催されました。今年のチャンプ本は、大澤さん(24H)が紹介した「Another」(著:綾辻 行人)に決まりました。

*** ビブリオバトルとは? ***

 ビブリオバトルとは、競技スタイルの書評発表会です。発表者が5分間でおすすめの本を紹介して、どの本が一番読みたくなったかを参加者全員で決定します。

                      

 

 

 

 

*** 発表者と紹介された本 ***

   29H 池田さん「世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド」(村上 春樹)

   27H 当房さん「さよなら神様」(麻耶 雄嵩)

   24H 大澤さん「Another」(綾辻 行人)

   24H 米口さん「吉里吉里人」(井上 ひさし) 

   38H 高橋さん「魔法使いは完全犯罪の夢を見るか?」(東川 篤哉)

 

*** チャンプ本の紹介者 大澤さんの感想 ***

   「ビブリオバトルのいいところ」

 ビブリオバトルの楽しみは、大きく三つあると思います。

 一つ目は、これはプレゼンターのみであるけれど、本を選ぶこと。どの本を薦めようか、と、にやにやするのは、非常に楽しかったです。(あまりに紹介したい本が多く、苦しくもあったけれど)

 二つ目は、他人のおすすめを聞くこと。他人のおすすめがキッカケで、好きな作品が見つかることがあります。どのプレゼンも本への愛が詰まっていてとても面白かったです。

 三つ目は、本が好きな仲間と出会えること。プレゼン後、自分もあの作品大好き、とか、読んでみたよ、と言ってくれる人が何人かいて、ビブリオバトルを通して、本好きの繋がりが広がったのはすごく良かったです。

 ビブリオバトルでチャンプ本に選んでいただけて、それだけ本の魅力を伝えられたことは嬉しいし、一方で僕も得られたものが多く、とても楽しい時間でした。

 

◆ 参加者の感想から ◆

・参加者のみなさんの話し方や紹介の仕方が上手で、頭にスーッと入ってきました。毎年参加(見学)したいです。本を読みたくなりました。
・思ったよりハイレベルな戦いで驚きました。長編が多かったけれど、どれも読みたくなりました。5冊中4冊は読んだことがなくて、しかも3冊は題名すら知らなかったので、世界には他にもこんなにおもしろい本があるのかと感動しました。図書委員だから参加したけれど、やっぱり参加して良かったと思います。
・発表者のみなさんの紹介がすごくおもしろかった。ただストーリーを説明するだけでなく、自分の考え、問いかけ、笑いも取りいれていて、実際に読んでみたいなと思った。
・本に対する熱意が伝わり、聞いていて楽しかったです。全部読んでみたいけれど、どれから読もうか迷いそうです。
・楽しかったです。最近本をあまり読めていなかったので、読みたくなりました。特にミステリーが読みたくなりました。
・どの人の発表も興味をそそられたので、誰に投票するか迷ってしまいました。ぜひ読んでみたいです。
・紹介された本はもちろん気になったが、紹介する方法や興味を持たせる話し方を学べた気がします。
・自分で本を探すとどうしても似たような本を見つけてしまいがちだから、興味深かった。
・聞いていて、どの本も読んでみたいと思いました。来年は出たい!
・プレゼンター全員が魅力たっぷりの話しぶりで、時間いっぱい楽しみました。
・すごい面白いと思った。いいイベントなので、もっと告知をしてほしい。(放送とかでもできると思います!)また参加したい。

お は な し 会 ~宮沢賢治の世界にふれてみませんか~

 冬休みに入る直前の、12月23日(木)の放課後、図 書 館 閲 覧 室において、一年生の図書委員が集い、

「おは な し 会」がひらかれました。語り手は、「はまなす文庫」主宰の 細 川 律 子 さん。

細川さんは、岩手県一戸町生まれ。1977年に石川県に転居。その後、俳誌『雪垣』へ入会。1989年、『雪嶺文学』同人になり、物語を書き始めたそうです。また、自宅で家庭文庫を開き、わらべうた、絵本、民謡の語り、宮沢賢治作品の朗読などを、子ども達と一緒に愉しんでいます。著書には『花菜畑/ふるさとの小さな物語』『宮沢賢治の国より』などがあります。

 

 

 

《生徒の感想》

1年 普段あまり自分は「詩」というものに触れてこない生活をしていたので、今回「詩」や童話を朗読していただき、ありがとうございました。

1年 朗読で詩を味わうという今までにない経験ができて、とても新鮮だった。

1年 「永訣の朝」が、細川さんのやわらかい声と、哀しみに満ちた内容とが相まって、心の琴線が強く揺さぶられるような、とても素晴らしいものでした。

1年 宮沢賢治の人生にも苦しいことが多々あって、このような作品をつくっていたのだなと分かり、とても興味深かったです。

1年 今回のように、作者のことや詩の背景を知ることで、さらに詩が面白いものになると感じました。

1年 独特の文体で綴られる賢治の心情、賢治の世界観を、素晴らしい朗読によって、さらに深く感じることができました。

1年 独特なオノマトペだったりを、肉声の朗読で聞くことができ、とても心温まるひとときでした。いつか、イーハトヴー、岩手県を訪れてみたいです。

1年 いつも本を読むときは黙読なので、今回朗読の魅力を発見することができた。もっと作者にっいて知りたいと思った。

1年 高校に入ってからは、なかなか本を読む時間が取れず、随分宮沢賢治の作品にもふれなくなってしまっていたが、今回のおはなし会を通じて、久しぶりに本や詩の世界を感じることができた。

1年 作品の背景について知ったうえで読み返してみると、何も知らず読むよりも何倍も感動するのだということを知りました。朗読を聞いていると、頭に情景が思い浮かび、自分がまるでその世界にいるかのように感じられ、とても楽しかったです。

1年 朗読は聴くということにかまけることができるので、情景が鮮明に浮かんできて、あたかも自分が作品の世界に入り込んだかのような感覚に浸れるので、とても愉しかったです。

1年 作品の言葉の美しさを感じることができて、とても楽しかったです。朗読に関して、子供が話しているところと、お爺さんがはなしているところが、すぐ判ったので、細川さんの技術の凄さに感動しました。

1年 今回は人間味あふれる詩を多く聞かせていただき、色んな面での発見がありました。このような素敵な会を開いてくださり、本当にありがとうございました。

追記: ちなみに、2年生の図書委員は修学旅行中で、残念ながら参加できませんでした。

 

 

 

お知らせ

 

後 期 読 書 会 を行いました 

日 時:2021年10月29日(金) 放課後

場 所:2階大会議室

参加人数:24人  1年 11人・2年 13人・ 教職員  4人        

☆テキスト 『夕日へ続く道』  石田 衣良

☆あらすじ 学校へは行きたくない、かといってひきこもりにもなりたくない。毎日公園に通う雄吾は、

廃品回収の源ジイと知り合う。「ノミ屋」という裏稼業を営んできた源ジイが教えてくれた、人生の必勝法とは......。  

☆参加者の感想

「司会は難しかったし、まとめるのも大変だけど、楽しい雰囲気で話し合いが出来て、成功したなと思いました。」

「小説を深めるということは読書感想文くらいでしかしたことがなかったので難しかったけど、他の人の意見を聞くことが出来てとても貴重な体験が出来た。これからの小説の楽しみの1つにしたい。」

「本について授業以外でここまで深く考えたり、話し合ったりする機会は、これまでなかったので楽しかった。」 

「小説で他人の人生を知ることができ、それを追体験するという先生の話に共感を覚えた。他の人のこの小説での考え方が自分とは違っていたので、新しい視点で読むことが出来たし、自分が飛ばしてしまったところも考えさせられたので、よい体験となった。」