みなさんお久しぶりです。国語科の 森 です。
最近特に忘れっぽくなったなあと感じます。年齢とともにそれは仕方がないことではありますが、忘れっぽくなったせいで、探し物をすることが時々あります。以前はほとんどなかったのですが。
ライターのZIPPO社が実施した「探し物」に関する調査によると、日本人は平均して1か月に76分をモノを探すことに費やしているそうです。1年間では912分(15時間12分)、人生を80年とすると72,960分(1,216時間)ということになります。1日の稼働時間を眠っている時間を除き16時間とすると、一生涯で76日分を探し物にかけているということです。人生をふた月半ほど無駄にしているのだそうです。 この時間を好きなことに使えればと思うともったいないですね。
先ほど述べましたが、私はものをなくしたり、探し物をしたりすることが少なかったのですが、その理由は三つあります。
一つ目は、整理整頓をすることです。みなさんは教室の机の上やロッカーの中にものがあふれていませんか。私は学校の自分の机の上には、パソコンとペン立てしかありません。後は、机の中や本棚・ロッカーに整理して入れています。
二つ目は、余計なものを持たないことです。書類等はいつまでも残しておかないで、捨てるようにしています。そうすればものであふれかえることはありません。「もしかしたら使うかもしれない。」と思っている場合は、まず使いませんし、なくなってもあまり影響はありません。
三つ目は、置く場所を決めておくことです。鍵はここ、スマホはここ、財布はここなどと決めてしまい、そこに置いておくのです。このようにするとあまり物はなくなりません。ただ、この場合一旦なくなってしまうと、なかなか見つからないのであしからず。
以上すぐにでも、できそうなことばかりです。まずできることからやってみることが大事ではないでしょうか。
あと、冒頭で最近忘れっぽくなったと述べましたが、それを解決する方法を見つけました。それはまた次回にお話します。 では、また!
感染予防に関する本校の取組等をお知らせします。
1 健康状態の把握
(1) 生徒
登校時に玄関先で検温結果及び風邪症状の有無を確認
(検温結果を記入する体温カードを後日配布予定)
(2) 教職員
毎朝の体温と体調を管理職に報告
*上記(1),(2)において、体温が通常より高い発熱状態や風邪症状がある場合、生徒は出校停止、教職員は出勤を停止
2 感染予防対策
(1) 室内換気のため、教室の廊下側窓は常時開放、休み時間毎に教室・廊下の外側の窓を
開放
(2) 多数の人たちが触る箇所(教室やトイレのノブ、階段の手すり、水道の蛇口等)の消
毒(毎日2回)を実施
(3) 手指の消毒液を設置(生徒玄関・各教室前廊下等)
(4) 生徒の密集を避けるために、1クラスの生徒を2教室に分け、朝学習・朝礼・終礼を
実施(1教室に入る生徒数の削減による座席間隔の拡大)
(5) 感染予防ポスター(手洗い・咳エチケット、三密を避けること、ソーシャルディスタ
ンス意識すること等)を教室・手洗い・生徒玄関等に掲示して感染予防意識の高揚
(6) 共有する器具や道具等を使う授業は授業前後に手指のアルコール消毒を実施
(7) 授業において近距離で会話や発生する活動は実施しない。
(8) 体育の授業ではペアストレッチなど身体接触がある運動は実施しない。
(9) 更衣室での密集・密接を防ぐため体育館設置の4更衣室は全て女子が分散して使用
男子は教室で更衣
(10)来客は原則、職員玄関で応対。
(11)事務室・購買窓口に透明ビニールシートを設置
(12)密接回避のため、購買の順番待ち間隔表示を設置及び購買付近の椅子を削減
3 協力依頼
(1) マスクの着用及びハンカチを持参してください。
令和2年5月21日(木)に2年生、22日(金)に3年生の分散登校を行いました。
2年生の様子です。
3年生の様子です。
全学年、クラスを半分に分けて机間の距離を確保しています。
また、放課後は全職員で校内の消毒にあたり、感染予防に努めています。
こんにちは、地歴公民科の山﨑です。
今日は小説を一つご紹介します。こちらです。
For sale : baby shoes, never worn
訳「売ります。赤ちゃんの靴。未使用」
これはヘミングウェイという作家さんが書いたとされている世界で最も短い小説です。
タイトルではありません。これで小説なんです。
この小説を読むのに必要なのは『想像力』です。
なぜ赤ちゃんの靴?なぜ未使用?なぜ売っている?
など色んなことを想像してみてください。
すると、たった6つの英単語で作られたこの小説の素晴らしさを感じることが出来るはずです。
このメールを通して僕が言いたかったことは…
ぜひ『想像』してみてください!
こんにちは。地歴公民科の前田です。
「ペストは近代の陣痛」という言葉があるそうです。
前回、「人類と感染病の戦いの歴史」についてお話ししました。社会の変化が起こるかもという話もしましたね。地歴公民科として、感染症と社会変革ということについて、今回はお話しします。
前回の内容の中で触れたペスト(黒死病)は、大きな社会変化をもたらしました。ヨーロッパで猛威を振るった黒死病は、人々の意識を変えたといわれます。当時の人々にとって、キリスト教は絶対的なものでした。しかし、どれだけ祈ってもペストが治癒するわけではありません。流行もおさまる兆しは見えません。人々は教会に無力感を覚え、キリスト教の権威は低下します。その結果、「キリスト教から一歩離れて、人間本来の感性を引き出そうという運動」、すなわち“ルネサンス”が生じました。また、“宗教改革”もこうした教会への不信感が下地になっていました。
ルネサンスや宗教改革はヨーロッパの人々のくらしを変え、文化文明のレベルを次のステージに引き上げました。こうしたことを、「ペストは近代の陣痛」という言葉で表現しているんですね。
さて、今(と言っても“コロナ前”ですが)、日本政府は「Society5.0」ということを提唱しています。簡単に言うと、これまでの社会(=Society)からもう一つ次のステージへ、ということ。具体的には、人やモノがインターネットを通してつながり、AIやロボット技術など、さまざまなハイテク技術を用いて社会の抱える課題を解決できるようになる社会を目指す、ということです。詳しくは内閣府ホームページを見てください。
そして、この「Society5.0」は、今まさに、実現に向かいつつあるのです。ニュースで、荷物を自動配達するロボットや、飲食店で料理を運ぶロボットの実験が行われているのを見た人もいるかも知れません。あるいは、今は感染症リスク対策ではありますが、オンライン会議で時間や移動のエネルギー、コストを削減することも、このSociety5.0の目指す一つでもあります。コロナショックで生まれたり、加速したりしている技術の中で、Society5.0につながるものを挙げるとキリがありません。
感染症は世界を変える。これは通説であり、また「一つの事実」になりつつあるんですね。
では、その中で僕たちは何を考えればいいのでしょう…?この社会の変革に対応できるように、柔軟さをもちつつ、いろいろな力を身に着けていかなければいけないようです。皆さんは高校生。卒業して出ていく社会はきっとさらにSociety5.0に近づいているでしょう。もしかしたら、いろいろな職業に対する考え方や、求人のようすも変わってくるかもしれません。今の常識に縛られずに、Society5.0の中で生きるために必要な力はなんなのか、ということを考えていかなければいけないんですね。
今日から分散登校が始まりました。本格的な再開を楽しみにしている人も多いかもしれません。社会は「コロナ前」の日常には戻りません。新しい社会を見据えつつ、再開される学校生活を頑張っていきましょう!
参考
内閣府ホームページ(Society5.0について) ぜひ読んでみてください。とても興味深いですよ!
https://www8.cao.go.jp/cstp/society5_0/
最新更新日:2024/12/20(金)
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