日誌

2021年3月の記事一覧

卒業式

卒業式当日、体調不良のため出席できなかった長内さんの卒業式を3月12日(金)に

本校、総合研修室で行いました。

担任の高瀬先生との入場から始まり、卒業式当日と同じ式次第(一部省略)で行いました。

改めて、今年度卒業のみなさん、おめでとうございます。

次のステージでの、それぞれの活躍を期待しています。

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「選曲」

卒業式の様々な場面で音楽が流れていました。

卒業証書授与では「めぐり逢い」「You Raise Me Up」「The Rose」他。

退場は「糸」が流れていました。

 

ところで、皆さん。今までの学校生活を振り返ってみてどうでしたか?

一人でやり遂げたこともあれば、仲間がいてくれたからできたこともあったのではないでしょうか?

「あなたが私を励ましてくれたから、私は頑張れる(「You Raise Me Up」より)」ことができた。そんな誰かと「めぐり逢え」た加賀高校での生活はどうでしたか?

そして、これから「逢うべき人と出逢える“仕合わせ”(「糸」より)」もあるかもしれません。

※「幸せ」の間違い?と思った人、「仕合わせ」で漢字はあっています。

意味もちゃんとあるので、ぜひ、調べてみて下さい。

 

楽しいことばかりの毎日ではないですが、寒い冬を乗り越え、やがて訪れる春には「バラ(「The Rose」)」をこれから沢山、咲かせてください。

 

そんなことを想いながら、先生方でこの曲を選曲しました。

卒業生の皆さん、改めて、卒業おめでとうございます。

在校生の皆さん、次の学年に向けて準備をしていきましょう。

 

以上、打田でした。

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企業探究発表会

令和3年3月3日(水)

1年生による企業探究の発表会を行いました。

「産業社会と人間」の授業内で2~4人の班に分かれ、加賀市・小松市の企業について調べたことをプレゼンテーションソフトを利用してすべての班が発表しました。

来年の加賀探究Ⅰの研究発表までに更なるレベルアップを期待します!!

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【校長室より】卒業式

                        式 辞


 世の中や日常の風景が変わり、時間(とき)が流れ、季節もめぐりました。柴山潟周辺のコハクチョウはやわらかな風に乗って、北へ帰って行きました。
 本日は、多数のご来賓のご臨席を賜り、第46回卒業証書授与式を挙行できますことは、大きな喜びであり、衷心より御礼申し上げます。
 ご列席の保護者の皆様、本日はおめでとうございます。この佳き日を迎えるにあたり、18年間のお子様の姿が幾度も思い出されるのではないでしょうか。心身の変化と成長の大きな高校3年間をいつも見守り、お子様と共に喜び笑い、共に悲しみ悩んだりされたことと、ご拝察いたします。
 お子様たちはこれまで、揺れ動きながらも、立ち止まりながらも、着実に成長してきました。これからは自分の道を切り開き、歩いていくことになります。保護者の皆様方に、心から敬意を表し、お祝いを申し上げます。また、これまでの本校の教育活動に対しまして、多大なご理解とご協力をいただきましたことに厚く感謝申し上げます。
 卒業生の皆さん、「卒業おめでとう」
 昨年三月、日本中の学校で生徒たちの声が突然消えました。あれから一年、今なお世界中の国々が目に見えない驚異と闘っています。この一年は皆さんの人生の中でも忘れられない年になるでしょう。皆さんひとりひとりの我慢と節度ある行動によって、回り回って救われた命もあったでしょう。
 困難な社会状況の中で、人としてどうあるべきか、深く考えることもありました。昨今の高校教育では自ら課題を発見して解決する力や正解のない問いに向き合う力が求められています。まさにこのことを痛感した一年でした。
 制約が多い中で、「学び」を止めないためにも「何ができるか」、「どうしたらできるようになるか」を考えた年でもありました。体育大会、文化祭ではみんなで知恵を出し合いました。率先して準備・後片付けもしてくれました。「動橋まちやプロジェクト」を立ち上げ、推し進めてくれました。自発的に朝の挨拶運動に取り組んでくれました。部活動では下級生を指導してくれました。お昼の放送も始まりました。このように皆さんの力によって加賀高校は生徒たちが自ら動く学校に変わってきました。皆さんの背中を見て、後輩たちは学んだことがたくさんあります。多くの財産を残してくれました。
 「卒業おめでとう」とともに、学校を代表して、もうひとつことばを贈ります。「ありがとう」

 出口が見えない時代の中にありながらも、壮大な夢とロマンの物語がありました。
 昨年12月小惑星探査機「はやぶさ2」が3億キロの宇宙の彼方への約6年にわたる旅を終え、玉手箱を舞下ろしました。玉手箱には小惑星リュウグウの石が入っているとみられます。この偉業から学ぶことがあります。
 まず未知なる世界への挑戦と探究です。初代はやぶさはエンジン故障などトラブルが相次ぎ、技術的には課題が多く残りました。この教訓をもとに未知なる世界への挑戦として、「はやぶさ2」はさまざまなトラブルを想定し、万全の準備と訓練を行いました。
 また、玉手箱と呼ばれるカプセルの中の試料には約46億年前の太陽系誕生当時の情報が残っているとみられています。これまで解明されていなかった太陽系の成り立ちや生命誕生の謎に迫ろうとしています。この解明に向け、宇宙航空研究開発機構JAXAは国内外の研究機関とともに分析を進めます。違う背景を持つ多様な人が集まれば、互いの刺激となり、新たな発想が生まれるからです。
 さらに、歴史に残る世界に誇れるこの輝かしい大成功を支えたのは膨大な時間をかけた緻密で地味な作業であり、また多くの部品は中小企業や町工場で作られたということです。
 プロジェクトマネジャー津田雄一氏は自身の著書の中で「大人は凄いことをやっている。とんでもないことに挑戦し、面白い未来を作っている。未来には希望がしっかりあり、大人になることは楽しいことだ。そう子どもたちに感じて欲しい」と述べています。
 卒業生の皆さん、是非とも未来作り、そして地域作りの一翼を担ってくれることを願っています。
 結びになりますが、人生の節目には「ありがとう」のことばは必須です。皆さんをいつも見守り、支えてくれたご家族に「ありがとう」のことばを直接伝えてください。
 校訓である「洗心」「誠実」「勇気」のことばとともに、新たな道に一歩を踏み出す皆さんにエールを贈り、式辞といたします。

令和三年三月二日
                                     石川県立加賀高等学校長  
                                            桐生 裕三

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卒業式

令和3年3月2日(火)

第46回卒業証書授与式を挙行しました。

一人ひとりに桐生校長手ずから証書が手渡されました。

 

桐生校長より式辞として、探査船はやぶさ2の事例を引き合いに、はやぶさでの数々の失敗を基にプロジェクトを成功に導いた話をされました。

長内PTA会長より祝辞として、多くの発見から「気付く」ことが大切だということを教わりました。

 

2年生の池田さんより心のこもった送辞を贈られました。様々な行事での3年生の活躍が脳裏に浮かびます。

 

卒業生代表で乾君が答辞を述べました。個性の強い仲間たちだけど、目標に向かって一丸になれる素晴らしいクラスということ、また、先生方、保護者への感謝が詰まった良い答辞でした。

 

追伸 式後に職員より担任の高瀬先生に花束が贈呈されました。

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