校長先生のブログ

校長室より

カロリーのシャワーを浴び、さらに徳を積もう!

                          カロリーのシャワーを浴び、さらに徳を積もう!
                                                 ~今年度の教育活動のラストスパート~
                                                                                                                                                   2月26日(火)

   3学期がスタートして、はや2ヶ月が過ぎようとしています。平成30年度教育活動のラストスパートです。今年度のまとめと来年度への準備がが進められています。子どもたちは、学力を伸ばす、心を育てる、体力をつけるために、とてもよく頑張っています。徳を積んでいます!

 
【学力を伸ばす】では、
   ・輪島市学力調査結果から、全学年が市平均を上回り、素晴らしい成果が見られました。
   ・詩の暗唱も月初めで早々と覚え、4月から連続して全員が合格しています。
   ・家庭学習の充実を狙って自学ノートが1冊終わるごとに職員室前の「かしこ山遊園地」に自分の分身を貼る活動をしています。
  現在、360冊が終わっています。
  【心を育てる】では、
   ・縦割り班のなかよし集会や清掃で、活動の中身の充実と関わり合いのよさがみられます。
    ・道徳教育推進校の2年間の重点的な取組が進められ、学力や体力の向上、規範意識を育む土台が培われています。
  【体力がつく】では、
   ・輪島市内の全小学校を順番に走る取組をしています。2.4.6年生が目標を達成しています。 
  他の学年ももうすぐ達成します。
    ・体力づくりの年間を通した取組で「体力テスト」で全種目(男女)が県平均を上回っています。


みんながかしこくなっています!               ~さらなる高みを目指したまとめの取組~
   12月に1~6年を対象に輪島市学力調査(2学期までの範囲)が行われました。学校は勉強する所です。学んだことはしっかりと身につける所でなければなりません。そのためには、学習の約束を守り、落ち着いて学びに向かうことが欠かせません。河井小学校は、今、どの学年も、どの教室も、学習規律・学習習慣がしっかりしています。さらに、結果を分析し、弱点補強に力を注ぎ、さらに高みを求めて、頑張らせていきます。

                              
            輪島市学力調査(12月実施)
                 国 語               算 数                           
         本校平均  市平均     本校平均  市平均    
   1 年    89.9→87.5       95.5→90.8                                  
   2 年    89.0→84.6       92.3→82.4             社 会                理 科            
   3 年    84.6→76.5       76.4→76.0   本校平均  市平均  本校平均  市平均     
   4 年    83.6→81.5       83.6→79.5      76.5→75.6      72.0→72.7
   5 年    86.2→77.2       81.0→68.9      80.0→68.6      80.9→70.5
   6 年    86.5→77.7       69.5→70.9      80.9→67.9      73.6→66.4

 
※見えてきた成果と課題
  国語:自分の考えを書く作文問題はよい。物語や説明文を的確に読み取る力をつけさせたい。
  算数:意欲をもって取り組んでいる。数学的に問題を説明する力をさらに身につけさせたい。
  社会:学んだ知識は理解し、資料の活用もよい。社会のできごとに今後興味関心をもってほしい。
  理科:自然に関してや観察・実験で学んだ知識の理解はよい。              
  生活の中にある理科的なことに目を向け、科学的な思考力を身につけさせたい。


学校公開が開催されました!                  ~字をきちんと書いて表現する力~

 1月30日に学校公開が行われました。授業参観・学年懇談会、6年生は、PTA非行被害防止講座・中学校入学説明会に多数のご参加をありがとうございました。
 「学校公開・授業参観アンケート」のご記入をお願いしたところ、39通のご提出を頂きました。ご協力をありがとうございました。集約結果をお知らせします。

            第3回 学校公開・授業参観アンケート                    
                            評 価 項 目                                    (人)
   1 子どもたちは、授業の始めと終わりの挨拶がしっかりできている。→A31  B8  
   2 子どもたちは、先生や友だちの話をしっかり聞いている。       →A26  B12  C1  
   3 子どもたちは、自分の考えや意見を発表している。             →A28  B10  C1
 4 子どもたちは、ノートを丁寧に書いている。                         →A10  B23
   5 教室の掲示物などの学習環境が整っている。                   →A32   B6  
    (A) そう思う (B) どちらかというとそう思う(C) あまりそう思わない (D) そう思わない

 
    文部科学省は、「チーム学校(学校と家庭や地域との連携・協働)」の実現を求めています。河井小学校は「チーム河井」としてぴったりとあてはまり、よりよい教育活動が創り出されています。
 
 健やかな成長を願い、教職員一体となって積極的な教育活動を行っていきますので、保護者や地域の皆さまのご理解ご協力、「学校の応援団」としてバックアップを今後ともよろしくお願いします。


 

心、言葉、行動をつなぐコミュニケーション力!

                    心、言葉、行動をつなぐコミュニケーション力!
                           ~理解してもらおうと話すこと、分かろうとして聴くこと~      
                              1月25日(金)                                                   
                                                                                                                                                                                                                                                                          
  暖冬といわれますが、雪が降り、本来の冬らしい日になってきました。はや、3学期がスタートして1か月が過ぎようとしています。
    学校では、子どもたちの学力向上・学習力向上をめざして、どんな力をつけたいか、めざす姿に向けて、教育活動に取り組んでいます。その羅針盤となっているのが、学力向上プランです。12月の学力調査をもとに、後期学力向上プランを作成し、定着が弱かった学習内容領域の再指導を行っています。特に、3年生と5年生は1年間のまとめとしてレベルアップ問題を計画的に行い、4月の全国や県の学力調査への準備を行っています。


表現すること!伝えること!  ~分からなくても話し合う中で分かってくる~
  中期学力向上プランの働きかけにより、学び合いの中で表現すること、説明することが苦手ということが分かってきました。うなずく、返事をすることもです。「説明できてよかった!」「自分の考えが広がってよかった!」「みんなで深められてよかった!」という実感を味わわせ、3学期は、表現する力・伝える力がつくように働きかけていきます。


1~3学期       聴いて、考えて、つなげる授業づくり   受容→思考→発信
          (学力向上プラン)【広げよう!深めよう!自分の考え】


       1学期  受容(前期学力向上プラン)
     ・友だちの考えをあたたかな聴き方で聴き、理解して反応することができる。(あたたかな聴き方・やさしい話し方)
  2学期  思考(中期学力向上プラン)
   ・友だちの考えを聴いて、自分の考えをさらに広げることができる。(付け足し・書き直し・言い直し)
    3学期  発信(後期学力向上プラン)
   ・考えたことや広げられた考えを説明することができる。(付け足し・書き直しと説明)


コミュニケーションの力をつけよう!    ~Win-Winの関係を築くため~
   表現し、伝え合うことは、学習場面だけでなく、学校生活や児童クラブにおいても欠かせません。関わり合いの中で、言葉で十分に伝えられず、感情が高まり、問題行動につながることがよくあります。毎月のなかよしアンケートにも、コミュニケーションが十分でないために起こるトラブルが見受けられます。
 コミュニケーションの力をつけてほしいです。
 その目的は、①いい人間関係を築くため
       ②いろいろな情報を交換・共有するため
       ③説得したり、お願いしたり相手に働きかけたりするため です。

  特に、「社会の中で周りの人との関わりを持つために必要とされる力」を育ててほしいです。

    ①伝える力→「書く」「話す」などで、伝えたいことを相手に「正確に」「効果的に」伝えること
    ②受け取る力→「読む」「書く」などで、相手が伝えたいことや相手の意図を理解すること
    ③非言語のコミュニケーション力
        →周りの雰囲気からふるまいを推し測ること、「空気を読む」こと(相手の表情・声のトーン)

  
   今は、1年間の働きかけのまとめと次の取り組みを考える時期です。学校公開が、1月30日(水)に開催されます。学校や子どもたちの様子をご覧下さい。
    先日、第2回学校評価アンケートが行われました。【応援される学校づくり】に向けて、ご協力ありがとうございました。アンケート結果の集計・分析・今後の方策の検討を行い、学校関係者評価委員会を開催し、貴重なご意見や示唆を頂き、学校運営に反映し、教育の質的向上を図りたいと考えています。

    今後とも、子どもたちのよりよい成長を願った学校教育活動へのご理解、ご協力をよろしくお願いします。

 



 

成長のエネルギーを貯え、猛進する2019年がスタート!

                   成長のエネルギーを貯え、猛進する2019年がスタート!
                                                              ~ 教育活動による人間形成!学力形成! ~  
                                                                  
                                                                                                                 1月 9日(水)

 
 新年、明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いします。
 今年は、亥(いのしし)年。十二支の最後です。植物の成長に例えると、葉も花も散ってしまい、種に生命を引き継いだ状態です。季節にたとえると冬です。【春の芽吹きまで、じっと固い種の中でエネルギーを内にこめている】イメージをもち、内部の充実を心がける年です。学校教育において、次の成長に備えて「人間形成、学力形成」「人材育成や環境整備、学ぶ基盤づくり」のエネルギーを貯め込む年というこになります。また、亥は、無病息災の象徴で、目標に向かって猛進していく人を助ける「火の神の化身」とされています、そこで、河井小学校の教育活動は、「成長のエネルギーを貯え、前に進む」年にしていきたいと考えます。


言語力と学力向上の関連             ~「学びに向かう姿」の変化~
 3学期を迎えますが、1学期からずっとうれしく感じていることがあります。それは、子どもたちの学びに向かう姿をはじめ、関わりあう姿に劇的な変化がみられることです。
 学習の約束の充実、あいさつや服装がきちんとし、教室移動の空き教室が整頓されていることなど、言い切れないほどのあります。子どもたちの自己成長のスイッチが、強烈にONになっているのです。
  河井小学校では、言語活動の充実に向けて、読書活動の推進(朝読書・読み聞かせ読書・おすすめの本・貸出の推奨)や詩の暗唱、条件作文・行事作文などに取り組んでいます。言葉は、思考力の土台をつくると思います。言葉を覚えることは、新しい考えを獲得することになり、新しい考え方の出会いをもたらしてくれます。友だちの考えをしっかり聴き、自分の考えを深め、コミュニケーションをとって、新しい考えを生み出していけます。
 詩の暗唱をすることで、集中力が高まり、理解力や記憶力向上などの能力開発の効果も現れてきます。あまり意味が分からなくても、レベルの高い文章に触れることで、内面に入り、教養や知性の確かなものに変わります。


みんなでかしこくなりましょう!            ~学力の良好な定着~
 12月に石川県5年生を対象に行われた県評価問題(2学期までの範囲)の自校採点結果が、でました。また、1~6年を対象に輪島市学力調査も行われました。結果は1月下旬に分かります。
              
         5年・県評価問題
                  国 語    本校→ 75.5点     県→ 63.2点
           算 数    本校→ 80.8点     県→ 49.8点            
                  合 計   本校→156.3点     県→113.0点

 
    これらの結果をもとに、子どもたちにつけたい力【広げよう!深めよう!自分の考え!】の進捗状況を検証し、分析、課題発見、原因究明を図り、今後も学習内容定着に努めていきます。今後も落ち着いた温かな雰囲気を継続し、「学びあう姿の見える授業づくり」「学習の約束の徹底」「学びを支える言語活動の活性化」「補充学習や家庭学習の充実」を重点とした指導を行い、より一層の成果を上げたいと考えています。

 
    1年間の成果をまとめ、2019年度へ引き継ぐ大事な3学期がスタートしました。「子どもの成長が見え、応援される学校づくり」に向け、学力(知)・心力(徳)・体力(体)の育成に向けて「心が育つ・学力が伸びる・体力がつく」積極的な指導を行ってきました。
 
    子どもたちは、新年を迎え、新たな夢や希望に胸を膨らませていることでしょう。子どもたちの輝かしい未来に向けた健やかな成長を願い、教職員一体となって積極的な教育活動を行っていきますので、保護者やご家族、地域の皆さまのご理解ご協力を今後ともよろしくお願いします。


 

「子どもが育つ」教育環境!

                                                                          「子どもが育つ」教育環境!
                                                         ~ いいことは進んで あたり前はくりかえす ~
                                                                                                                                                    12月21日(金)

 
   2学期も終わり、明日から冬休みとなります。実りの秋、収穫の秋の2学期はどうでしたか?河井小学校では、子ども達、先生、保護者のみんなの「輝く笑顔」と「みんなで輝く学校」になるように4月から頑張っています。
 働きかけを素直な心で受け止めて、行動にうつすことが、【育ち】に関係してきます。心の輝きが、行動の輝きになり、成果が輝きます。学校全体で足並みをそろえて一つのことをやることによって、その成果が望めます。小さなことでもみんなで取り組み、その成果が、勉強の力、心の力、体の力のいろいろなところに出ている河井小学校です。


心の輝き!笑顔の輝き!         
 11月16日に平成29・30年度石川県教育委員会指定「いしかわ道徳教育推進事業」の研究発表会がありました。【みんなでよりよい生き方をつくりましょう】を合言葉に、「みんなのために」「自分から」の姿勢を大切にし、心情と行動の変容を求めて道徳授業や教育活動に取り組んでいます。子どもたちや先生が共に頑張っている様子を見て、教育委員会の皆さん、輪島市内外の先生方からとても素晴らしいと感心のことばを頂きました。その一部を紹介します。


・2年間指定の道徳研究で、今年度は昨年度よりも、バージョンアップした参観をさせて頂きました。昨年度の研究をベース にそれが一層充実しているのが手に取るように分かりました。
 ・どの学年の子どもたちも、姿勢よく座り、心と頭がしっかりと学びに向かっていました。その姿に感動しました。これまでの先生方のご努力が目に見える形で成果となって表れていました。
 ・公開授業では、どのクラスも昨年課題となっていた「聴く」態度がよかったです。話し手を見て反応し、心から「あー」「なるほど」「へぇー」といううなずきの声が聴こえ、日々の授業改善が進んでいるなと感じました。子どもたちの輝く表情がうかがえ、心の育ちを感じました。


やる気や能力を引き出すために!                               ~失敗の経験にこそ価値~   
 子どものやる気や能力を引き出したいと願う気持ちは、先生も親も同じです。先日の校長会で、宮坂教育長が「個性のある子どもを育てる」について話され、子どもの思考力や自主性を育てるために何を心がけたらいいのか、筑波大学付属小学校の田中博史副校長の助言記事を紹介されました。


・筑波大学付属小学校は、子どもたちの意思に任せて実行させる機会を多くとっています。子どもの考えるスイッチが入るのは、自分自身が困って疑問に思った時に入るものです。できてあたり前と思うようなことに、褒めるポイントがたくさんあります。ちょっとした頑張りを見つけたらさりげなく声をかけてあげましょう。評価するのでなく認めるという感覚です。
 ・正解至上主義は、考える力を弱らせます。答えが誤りでも、勇気を出して発言すれば世界が広がり、対応する力もぐんぐん上がります。失敗を重ねても、関心を持って取り組む姿勢が大切です。

 
    完璧でなければならないとしばりをいれると、うっかり失敗できません。失敗の経験を大切にして、無駄に見えること自体に価値があると考え、頑張りを見つけて褒めていきたいです。


「子どもたちの健全な育ちをうながす」教育環境づくり                         ~高い評価を頂いた教育懇話会~
 輪島市教育委員会による教育懇話会が、12月6日に行われました。宮坂教育長をはじめ、教育委員会、教職員、保護者の皆様のたくさんの参加をいただき、ありがとうございました。
 教育懇話会は、子どもたちがおかれている教育環境について話し合う場です。学校では、学校だけで対応できないいろいろな課題があります。その課題に対して、家庭、教育委員会、学校のトライアングルの中で子どもたちの「健全な成長」を願い、連携協力していくことが欠かせません。そのために「輪島市の教育の様子」や「河井小学校の教育の様子」をより深く知り、今後に向けて考えて行ければと思います。教育委員会から行われた輪島市の教育説明の中で、河井小学校の教育活動全般にわたり、高い評価をいただきました。
 さらに、教育環境の充実のためには、学校が頑張り、家庭や地域が頑張り、教育行政が頑張り、強固なスクラムを組んで「オール河井」「ウイズ河井」の気持ちが大切です。学校は「地域のニーズに応える学校づくり」を展開し、皆様には「校長のリーダーシップの応援」をお願いし、「子どもたちの健全な成長」の実現と高みをめざして、前進していきます。

  
    最後になりますが、子どもたちのよりよい成長を願った学校教育活動のご理解、ご協力をありがとうございました。来年も河井小学校が素晴らしい学校となり、「子どもたちの育ち」のために教職員が一体となって頑張っていきますので、よろしくお願いします。



 

無限の可能性への挑戦!

                                   無限の可能性への挑戦!
                                 ~「自分のよさ」の発見と伸長~
                                                                         11月27日(火)

 
 風の冷たさが冬の訪れを感じさせます。2学期もあと1ヶ月となりました。学び、スポーツ、芸術など多方面にわたり河井小学校の子どもたちの活躍ぶりは、実りの秋、収穫の秋にふさわしいものでした。これからも、何かに打ち込み、自分のよさを発揮して頑張ってほしいです。
 4月に行われた県の学力調査質問紙に「自分によいところがある」というアンケートがありました。「ある」と答えた4年生は58%(県79%)、6年生は75%(県83%)と県平均を下回りました。

 
 自分のよいところ・長所は、だれにでもありますが、自分も周りも短所ばかりに目が行きがちです。自分の長所を大事にし、自分の好きなこと、得意なことを磨くと、自分の「強み」になり、「これだけは誰にも負けない」という自信が生まれます。人間国宝の山岸一男氏も「好きなこと、得意なことに努力するのは、楽しい。課題もみつかり乗り越えていくことも苦にならない。」と話されていました。自分の「強み」があれば、「自分にはこれがある」というブレない心の芯になります。

 自己肯定感(自分はいいものだと肯定する感覚)や自己有用感(自分は周りの人の役に立っている感覚)を伸ばして、自分に自信をもってほしいです。


感動や発見 豊かに表現    ~「新聞読んで」感想文コンクール 2年連続優秀学校賞!~

 河井小学校では、土曜授業で3~6年生が北國新聞を読んで感想を書いて、コンクールに応募しました。石川県内の小、中、高校生から北國新聞の記事やコラムを読んだ文章を募り、68校6682点の応募の中から見事に2年連続優秀学校賞に選ばれ、11月17日に、第14回「新聞読んで」感想文コンクールの表彰式がありました。ふるさとのニュースから得た感動や発見を豊かな感性でつづった作品や学校がたたえらたのです。
 新聞を活用した学習で、様々な視点から物事をとらえ、ものの見方や考え方を広げ、自分の考えを分かりやすく伝える力、多くの情報から必要な情報を取捨選択する力、何が正しいのか見極める力、課題を解決する力を養ってほしいです。


道徳の研究発表会が開催されました!                ~心にエネルギーを!~
 11月16日(金)に昨年に引き続き「平成29・30年度 石川県教育委員会指定 いしかわ道徳教育推進事業」の研究発表会が開催されました。石川県教育委員会、奥能登教育事務所、輪島市教育委員会、教育関係者やゲストティチャーの皆様、輪島市内外のたくさんの先生方が参加され、子どもたちの学びの様子を見ていかれました。PTA役員の皆様には、受付・接待・駐車場案内などの運営にご協力を頂き、ありがとうございました。
 「心豊かにたくましく生きる子の育成」を研究主題とし、「みんなでよりよい生き方をつくりましょう!」を合言葉に道徳教育に取り組んでいます。授業の終わりにゲストティチャーの方からお話をして頂き、子どもたちも今までの自分を振り返り、これからのよりよい生き方を模索していました。道徳授業を通して、一人一人の心にエネルギーを送ります。心をエネルギーでいっぱいにしたり、心を広くしていきます。今後も、心情や行動の変容がみられる教育活動につなげていきたいです。

 
 道徳の重点項目「思いやり、努力、郷土愛」は、子どもたちの「輝く笑顔」に向けた心の育成です。「長所伸長」を通して、たくましく生きる力を培っていければと思います。

 教職員一同、子どもたちの健全な成長に向けた取組に邁進して行きます。今後とも、本校の教育活動に対し、ご理解ご協力をよろしくお願い申し上げます。


 

子どもたちの成長が見え、応援される学校づくり

             子どもたちの成長が見え、応援される学校づくり
                      ~ 前期学校評価アンケート結果と方策の報告 ~
                                                                                    11月14日(水)

         
                2030年以降の社会を展望して、子どもたちに求められていることは?
  現在の情報社会(Society 4.0)から、人工知能(AI)の発達による超スマート社会(Society 5.0)がやってきます。そして、人工知能などの先端技術の発達が、求められる人材、学びの在り方に変革をもたらします。文科省は、今後5年間の教育目標として、「夢と志を持ち、可能性に挑戦するために必要となる力を育成する」「社会の持続的な発展を牽引するための多様な力を育成する」を掲げています。子どもたち一人一人が社会の変化に主体的に向き合い、自らの可能性を発揮し、多様な他者と協働しながら、よりよい社会と幸福な人生を切り拓き、未来の創り手となる力が求められます。

 
 学校づくりの基本として、学校は「学んだことが身につく場」「人としての生き方を学ぶ場」「家庭や地域と連携して子どもたちを育てる場」と考えています。地域の中にあって、「地域とともにある学校」への転換が、求められています。つまり、開かれた学校から、さらに一歩踏み出し、保護者や地域の方々と学校の目標や教育ビジョンを共有し、学校・家庭・地域が、一体となって子どもたちを育むことなのです。それにより、子どもたちの学力向上、生徒指導上の課題解決、教職員の意識改革・業務改善につながり、子どもたちへの効果・学校への効果・保護者や地域への効果が表れてきます。
 
 河井小学校の教育活動の柱となる学校教育目標は「心豊かに、たくましく生きる子の育成」です。その実現に向けて「子どもの成長が見える、応援される学校づくり」を教育方針として「心が育つ、学力が伸びる、体力がつく」積極的な指導をし、「輝く、笑顔」「みんなで輝く学校」づくりに取り組んでいます。
 
 その取組に関して、7月に前期学校評価アンケート(児童・保護者・先生)を行いました。児童には「~していますか。」保護者の皆様には「あなたのお子さんは~していますか。」先生には「~を指導していますか。」と3者に共通項目も設定しています。
 
 学校評価は、子どもたちがより良い教育を受けることができるように教育活動等の成果を検証し、学校運営の改善と発展を目指すためのものです。その取組を効果的にするために学校評価アンケートを行っています。その結果を分析し、後期に向けた対応策を学校で考え、学校評議員とPTA役員(会長、副会長)で構成されている学校関係者評価委員会で説明し、ご指導ご助言を頂きました。
 
 このことを学校運営に反映し、教育の質的向上を図っていきます。学習指導の充実、生徒指導の充実、豊かな心の育成、健康・体力つくりの推進、家庭・地域との連携の5観点から成果と課題、今後の対策をまとめました。

 
 学校が現状の説明責任を果たし、家庭や地域が情報を共有化し、教育への関心を高め、連携と協働が進めていければ幸いです。教職員一同、全力を挙げて取り組みますので、今後もご理解ご協力をよろしくお願いします。


 

自己ベストへの挑戦が、新たな自分づくりへ!

                     自己ベストへの挑戦が、新たな自分づくりへ!
                                                                                【校内持久走大会】
                                                                                                                     10月26日(金)

 

   秋晴れのもと、「校内持久走大会」が、行われました。子どもたちは、長休みや体育の時間に練習してきた成果を発揮する時です。【心が育つ 学力が伸びる 体力がつく】実りの秋です。「あたり前のことがあたり前にできる」を合言葉に、子どもたちは、どんなことも積極的に取り組み、その成果をあげています。そりは、目に見える行動力、目に見えない心の力です。
 
   
   持久走大会の開催にあたり、安全確保のために外周コースの誘導係を進んでひきうけてくださったPTA役員の方々、朝早くからたくさんの温かい声援を頂いた保護者やご家族の皆さまに重ねて感謝申し上げます。

 
    スポーツは、自分比べです。自己ベストを出すことが最大のめあてです。
  走ることは、1人なので個人スポーツですが、みんなで競い合ったり、応援したりするので、集団スポーツでもあります。運動会のように、協力し、声をかけ合って下さい。
   また、長い時間走り続ける忍耐力が自分を高めます。すぐにいやになっていてはいけません。苦しくても続けて、自分を乗り越えていって下さい。苦しい時のひと踏ん張りが、心を育てます。「自己ベスト」「みんなで頑張る」「耐え抜く力」の3つのめあてで頑張って下さい。

   人間国宝の山岸一男先生は、「一生懸命に頑張っていると楽しくなる。さらに打ち込むと、自分の型ができ、色がでてくるものだ。」と話していました。
持久走大会での頑張りが、「苦しさを乗り越える自分」を作ります。これからの学校生活において、新たな自分発見です。新たな自分づくりです。頑張っていって下さい。


 

夢や希望の実現へ向けた素地を作る努力!

               夢や希望の実現へ向けた素地を作る努力!
                        ~能登の風土が心を育てる「輪島からの発信」~    
                                                     
                                              10月26日(金)

  
   連続した台風も過ぎ去り、秋らしい過ごしやすい日々が続いています。
  先日、2年生が、輪島公民館とはなさかクラブの方々にお世話いただいた「サツマイモ」の収穫を行いました。春の耕しと肥料の混合、夏の40℃近くまで気温が上がった水やりの成果もあってか、巨大なサツマイモに育っていました。春から苗を植え、育て、世話をして収穫の秋を迎えています。まさしく「実りの秋」です。
 

    河井小学校の教育活動も同じです。学力、心力、体力の向上に向けて「みんなでかしこくなりましょう!」「みんなでよりよい生き方を作りましょう」「みんなで体力をつけましょう」を合言葉に【心が育つ・学力が伸びる・体力がつく】積極的な指導を行っています。学習規律、学習習慣、規範意識、運動能力の定着や成果を実感しています。


続けることが力に!                 ~人間国宝 山岸一男氏 講演会「彩を創る」~
   10月16日に沈金の人間国宝になられた山岸一男氏を河井小学校に招いて、講演会を行いました。

  ・勉強もスポーツも最初は基本が大事。基本が応用につながる。自分の型・色がでてくる。
  ・漆器の仕事をして45年になるが、一度も嫌になったことがない。毎日、宿題を解くのと同じで、続けることが力となる。
  ・将来の目標をもって、がまんする。創造の繰り返しなので、やっているうちに楽しくなる。
  ・能登の風土や文化がみんなを育ててくれる。生まれ育った所を忘れないでほしい。
  ・室町時代に北前船文化・漆の文化があった。「いいものを作ろう。美しいものを作ろう。負けないものを作ろう」という切磋琢磨の職人魂が、輪島に受け継がれている。
  ・次の世代へ!小説は、文章で残す。音楽は、五線紙で残す。沈金は、作品で残す。


  作品の生命線がアイディアです。アイディアは、どのようにして浮かんでくるのかと質問してみました。「何回も足を運んで見るのです。しゃがんでみたり、見えない所も観察して、これでいいのかと問いかけていくことです。」「失敗しても難しいと思わない前向きな姿勢で経験を積み重ねることが大切です。」と話されていました。将来に向けた「人づくり」への使命と責任を再確認しました。ありがとうございました。


キラ星のように輝く!         ~俳優座 塩山誠司氏 「12人の怒れる男たち」~
 10月14日に劇団俳優座の演劇が、文化会館で行われました。その中に、河井小学校出身の俳優塩山誠司氏が「陪審員1号」を演じました。大学を卒業後、俳優座に入り、俳優生活28年!全国各地の公演、朝ドラ「まれ」の出演と大活躍しています。当初は、キラ星のように輝く先輩俳優に囲まれていました。しかし、いつか自分も!と地道に努力し、今、日本のトップに輝くキラ星となっています。


小さいけれど世界に誇れる !             ~輪島・白米千枚田あぜのきらめき~
  全国連合小学校長会研究協議会北海道大会に函館まで、新幹線を乗り継いで行ってきました。まず、北陸新幹線に乗りました。座席のポケットに無料配布の旅行雑誌(トランベール)があり、最初のページに「輪島・白米千枚田あぜのきらめき」のライトアップの写真が掲載されていました。ルポライター沢木耕太郎氏の「旅のつばくろう」のコラムです。輪島市の紹介の後に、千枚田で出会った香港の観光客との対話が出ていました。中国にも大きな棚田があるけれど、よく手入れされている白米の棚田の方により深く心を動かされるし、日本を旅すると心が落ち着くとありました。また、小さいものより大きなものがよいとは限らないとあらためて教えられましたと。この雑誌は、東北新幹線と北海道新幹線にもありました。もしかしたら、全ての新幹線あるのかな?輪島のことが全国に発信されているの?世界へ発信されているのだ!と驚きました。

 

   能登の風土が、よりよいものを目指す心を育てています。その心の力をもとに、日本の大海原へ輪島発の挑戦があります。私たちは、その素地を大いに培ってかなければならないと思います。

   教職員一同、子どもたちが「未来の作り手」となるべく、健全な成長に向けた取組に邁進して行きます。今後とも、本校の教育活動に対し、ご理解ご協力をよろしくお願い申し上げます。


 

上には上があるらしい!登りつめてやろうじゃないか!

      上には上があるらしい!登りつめてやろうじゃないか!
                             ~「将来の土台作り」と「上を見た働きかけ」~
                                                                                                      9月28日(金) 

 今年の夏は、酷暑、暴風、大雨と自然の猛威に脅かされ、大切なものを失う恐怖感にさいなまれました。秋の運動会も、大雨による土砂災害警報や避難勧告情報に細心の注意をはらう中、体育館で実施しました。室内でしたが、子どもたち、保護者、地域の皆様と距離が縮まり、臨場感と一体感を感じることができました。2学期のはじめの学校を代表する大きな行事をやり切ることができ、一安心しました。深いご理解ご協力、ありがとうございました。
 勉強の秋!スポーツの秋!芸術の秋!いよいよ、教育活動も本格的に展開されています。子どもたちの学びの姿に実りの秋がやってきました。


たどり着けない場所などない!            ~限りなき可能性への挑戦の連続~
   上には、うえがあるらしい!
   だったら、行こうじゃないか! おもしろい! 
   登りつめてやろうじゃないか! 
   だれも、見たことのない景色を見たいから! 
   先へ!先へ! たどり着けない場所などない! 

 

 9月25日に第2回学校関係者評価委員会が行われました。授業参観をして、子どもたちの様子や河井小学校の教育活動をご覧いただきました。また、児童・保護者・教職員アンケートの結果を集計し、分析し、今後の方向性について検討しました。
 その中で「河井小学校では、学力の定着が良好なのに、それが中学校では、どうして十分でなくなるのか?」ということが話題になりました。今の学習規律や学習習慣は、本当に身にしみついているのでしょうか?将来の土台作りになっているのでしょうか?
 子どもたちは、次のステージへどんどん進んで行きます。そのためには、「知らないことを学習する習慣」、言われたことをしているだけ、指示を待っているだけでなく「自分で課題を発見し挫折してもやり遂げる力」、内輪だけでなく、自分にない知識や技術を持つ人など「いろんな人と協力できること」が求められます。上を見た働きかけも小学校時代から欠かせません。
 勉強でも、スポーツでも、表現することでも「上を目指して努力する」意識を高めていくことが将来に向けて大切だとしめくくられました。子どもたちは、限りなき可能性への挑戦を連続していきます。


学校が楽しい!                     ~学校が好き みんなが好き 自分が好き~
  学校評価の児童アンケートで「学校は楽しい(96%)」、保護者アンケートで「あなたのお子さんは、学校へ行くのが楽しいと言っている(95%)」という結果でした。学校は、集団教育をして、心を育てる場です。勉強もあれば、いろいろな活動もあります。その中には、学習規律や学習習慣、関わり合いの言葉や行動、助け合い支え合いの態度などが含まれています。子どもたちの学校への満足度が高さは、河井小学校の教育活動の充実と信頼と受けとめます。これからも、頑張っていきます。


運動会・集団演技「河井ソーラン2018」!         ~心が育った相乗効果~
 3~6年生が集団演技を行いました。冬季平昌オリンピックのテーマソング「サザンカ」による表現ダンス、そして、よさこいソーランオープニング、よさこいソーランを披露しました。何回かしか練習できなかったにもかかわらず、完成度の高い素晴らしい演技でした。簡単な動作だけど、全員が息をそろえて、動きそろえないと全体美になりません。
 どうして短時間で完成できたのでしょうか?担当の先生に尋ねてみました。「子どもたちが、先生が指導したことを素直に聞いて、自分たちで直そうとしていたから。」だそうです。いい演技を見せたいという意欲に素直な心が応え、チームワークや協調性を自分たちで創り上げ、一体感を育んだのです。

 

 前向きな気持ちで頑張って取り組んで下さい。「上を目指す」ことです。よりよいものを目指して努力することです。その育まれたものが、人生の分かれ目で【目に見える力】【目に見えない力】として発揮されます。教職員一同、今の教育の実りはもちろん、将来へ向けた健全な成長の取組に邁進して行きます。今後とも、本校の教育活動に対し、ご理解ご協力をよろしくお願い申し上げます。

スマイル!全力出し切れ 真剣勝負!!閉会式

                                  スマイル!全力出し切れ 真剣勝負!!
                                             ~秋の運動会 閉会式~    
                                                                                                                           9月9日(日)

 

   体育館で行われた河井小学校の運動会が、大きなケガもなく、無事開催されたことに感謝申し上げます。
 
 

                  優勝した紅組!おめでとうございます。惜しくも準優勝の白組!よく頑張りました。

 

   今日の運動会を振り返ってみて下さい。「スマイル!」でしたか?「全力出し切り 真剣勝負!」でしたか?本気度と心の育ちを見所として話しました。
  
   開会式では、みんなが膝を高く上げて行進していました。運動会の歌では、紅組も白組も元気よく、大きな声で歌い、勝利を誓っていました。スポーツは勝ち負けがつきものです。勝ったスマイル!負けたたたえ合い!です。
 閉会式で、優勝の組が決まった後も、お互いに大きな拍手をする光景が見られました。本気で戦えば、それが満足があります。自分の成長があれば、スマイルです。
 特に、「河井ソーラン2018」では、行動と心をシンクロした集団演技は、圧巻でした。最後の決めポーズを見て、ジーンとしたのは、私だけではないと思います。
   
 
                みなさんから、たくさんの「スマイル」と「感動」をもらいました。ありがとうございました。

 
   最後になりますが、閉会式までたくさんの保護者、地域の方々にご参観を頂いたことに感謝申し上げます。急な日程変更でご迷惑をおかけしましたが、子どもたちの「がんばる姿」をより多くの保護者、地域の方に見ていただいたことでご理解下さい。
 

   今、河井小学校では、「子どもの成長が見え、応援される学校」を目指しています。 子どもたちの成長を願い、教職員一同、一致団結して教育活動に取り組んでいます。子どもは、「家庭で育ち、学校で学び、地域で磨かれる」と言われます。保護者、地域の皆様も、子どもたちの成長を願い、子どもたちや学校を応援して下さい。よろしくお願いします。

この運動会で見せた「本気度・スマイル」を今後の学校生活でも見せ、心がどんどん育ってくれることを期待し、閉会のあいさつとします。本日は、ありがとうございました。