2020年3月の記事一覧
夏山合宿 2019 北岳(南アルプス)
北岳山頂
<<行動記録>>
2019/7/29(月)
広河原バス停(14:02)-広河原山荘(14:10)
行動時間 0時間08分
2019/7/30(火)
広河原山荘(4:50)-二又(7:15/7:30)-小太郎尾根(9:55)-北岳肩の小屋(10:50/11:40)-北岳 (12:15/12:53)-北岳肩の小屋(13:25)
行動時間 8時間35分
2019/7/31(水)
北岳肩の小屋(5:30)-白根御池小屋(7:16/7:40)-広河原(9:25)
行動時間3時間55分
<<行動記録>>
2019/7/29(月)
予定通り、全員集合し5時30分に学校を出発。北陸自動車道・上信越自動車道・長野自動車道・中央自動車道を通って韮崎ICまで行き、南アルプスの南アルプス北部の登山口・芦安駐車場12時30分に到着した。その後、登山の準備をして、バス乗り場へ向かう。バスターミナルの係の方によると今朝からどのバスも満車で立っている人もいたそうだ。私たちの乗る午後の便ならそれほど混まないだろうとのことである。13時のバスに乗り込み、1時間ほどで広河原に着いた。
7,8分程歩き、広河原山荘(1530m)についた。
今日は、登山行動がないので、みんな余裕の表情だった。
2019/7/31(火)
4時起床、ヘッドランプを装着して、朝食をとり、出発の準備を行う。4時50分、まだ薄暗い中、広河原山荘(1530m)を出発した。大樺沢沿いの樹林帯の中を進む。40分ほど歩き、各自靴ひもや服装、体調のチェックを行う。(1750m) (5:32/5:41)
さらに、大樺沢に沿って上流へ進み、1860m付近で右岸へ渡り(5:50)、2000m付近で、もう一度沢を渉る橋のところで、休憩する。(6:25/6:38)
大樺沢二俣(2200m)で、休憩する。雪渓も見え、目の前に北岳のバットレス(岩壁)が大迫力で迫っていた。(7:15/7:30)
小太郎尾根に向かっての急登を途中何度か休憩をとり、あえぎながら登り、白根御池小屋の分岐(2750m)に到着(9:30)、しばらく登って、振り返ると遠くに富士山が見えた。分岐から20分ほどで、小太郎尾根(2840m)に出た。(9:55) 小太郎尾根からは、甲斐駒ヶ岳(2967m)、仙丈ヶ岳(3032m)を見ることができた。
尾根上の景色の良い登山道を歩き、北岳肩の小屋(3010m)に到着(10:50)。ちょうどヘリコプターによる荷揚げ作業中で、小屋の中に急いで入るように言われたので、小屋の中で昼食をとる。
昼食後、北岳の山頂に向かって出発する(11:40)。サブザックなので、足取りも軽く山頂に向かい30分ほどで、日本で2番目に高い北岳山頂(3193m)に到着 (12:15)、周囲はガスで遠くが見えず、しばらくガスが晴れるのを待つことにする。30分ほど待つがガスが晴れる様子がないので、下山を開始する(12:53)。足元が悪いので、慎重に下り、北岳肩の小屋に戻った(13:25)。その後、しばらく休憩し、15時から夕食の準備にとりかかった。
2019/7/31(水)
ご来光が4時50分だということで、4時半に起床。外に出るとすでに多くの人が、東の空を眺めていた。5時頃まで待つが、遠くの山なみに雲がかかっており雲の上に太陽が顔を出す様子を見ることができた。急いで、出発の準備をし、下山を開始した(5:30)。昨日登ってきた小太郎尾根を下り、小太郎尾根分岐で、尾根から外れる(5:50)。甲斐駒ヶ岳や仙丈ヶ岳は見納めとなる。白根御池小屋の分岐(2750m)で、左に折れ、白根御池小屋に向かう(6:00)。ここからは、どんどん標高が下がる急な下りとなる。2470mまで下ったあたりで、休憩をとる(6:30/6:40)。ここからは、少し傾斜が緩くなり、下には、白根御池小屋のテント場が見えるので、もうすぐのような気がするが、慎重に下っていき、40分ほどで白根御池小屋(2236m)に到着(7:16/7:40)。ここで、ちょっと遅めの朝食をとる。とても立派な小屋で、水がものすごい勢いで出ており、とても冷たくておいしかった。小屋から20分ほどは、ほぼ水平な道を進み、2170mあたりから、急な下りとなる(8:04)。どんどん標高を下げ、1760mで休憩をとる(8:50/9:00)。10分ほど下ると、昨日の登りで通った大樺沢に出た(9:12)。ここからは、ゆるい、沢沿いの樹林帯の中を進み、広河原山荘(1530m)に着いた(9:25)。少し休憩し、広河原のバス停まで行き、乗り合いタクシーで、芦安駐車場に戻った。
芦安の駐車場前の南アルプス温泉ロッジで、ゆっくり温泉につかり、汗を流した。その後、道の駅でお土産を買って、須玉IC(13:45)から高速道路にのり、19:00学校に到着した。