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蒼頡は鳥の足跡で文字を創ったそうだ(校長日記)

おかげで私も気持ちよく、そして生徒たちも気持ちよく朝を迎えています。その2

 明るい曇り空。パラパラと雨も降りだしています。蒸し暑い日になりそうです。

 今日も一日いい日でありますように。

 本日、文化会館で行われる「山月記」の公演に、3年生生徒が参加します。加賀市内中学校3年生と、大聖寺高校全生徒が観劇します。

 あの、野村萬斎さんが主演です。TBSドラマの「アンチヒーロー」で東京地方検察庁検事正「伊達原泰輔」役の、あの野村萬斎さんです。とても楽しみです。もちろん私も観劇したいと思っています。

 さて、自転車街頭指導の結果です。

 昨日までの結果ですが、先週金曜日に全校生徒に指導した成果もあると思うのですが、ノーヘル・顎ひも未装着の数は、3分の1にまで激減しました。

「ヘルメットしっかりかぶってくれて、ありがとう。」

「おおー、すごい。やればできるじゃない。」

「素敵ですよー。あいさつも素晴らしい。」

などと声掛けしています。ノーヘルメット・顎ひも未装着の生徒には、「おはようございます。」しか声掛けしません。その理由は、「ノーヘル・顎ひも未装着を認めていないから。」です。それを「おい、ヘルメットかぶらんかー。」などと声を荒げたりして注意すると、それは「マイナスの強化」に働くからです。更にお互い気持ちはよくありません。その生徒たちがヘルメットをかぶってきたり、顎ひもをしっかりと装着してきたら、

「おー、すごい。ありがとう。先生もうれしいわ。」

などと必ず声掛けします。良い方に変わったことをしっかりと認め、ほめる。これが「プラスの強化」につながっていきます。ただし、どうしても改善していかない生徒については、第2層支援として、個別に対策を練っていきます。

 はじめはノーヘルだった生徒も、ヘルメットをきちんとかぶってきたときに「すごい。やればできるじゃない。ありがとう。」と声掛けした次の日。満面の笑顔、ニコニコ顔で私の前を「おはようございます。」と通っていく姿をいくつも確認できました。皆さんだったら、この場面でどう声掛けしますか?

 「がんばろう のと がんばろう いしかわ」

 ワクワクを楽しもう!

 今日も楽しく一生懸命