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蒼頡は鳥の足跡で文字を創ったそうだ(校長日記)

勝利の女神の判断基準とは

 梅雨明けも待ち遠しいこの頃、肌にねばりつくような曇りの日、カンカン照りで、焦げつきそうな日照りの日の繰り返し。体調もおかしくなりそうですが、しっかり水分とミネラル、休養を取って頑張っていきましょう。

 今日も一日いい日でありますように。

 県大会、ソフトテニス男子は団体準優勝。8/7,8に新潟市で行われる北信越大会を決めました。今週末は個人戦です。個人戦でもしっかりと決めてください。女子は準々決勝津端南中と対戦しましたが、1-2という成績で、ベスト8でした。お疲れさまでした。個人戦は1ペアが出場します。男女ともに頑張れ。

 さて、野球はと言いますと、7/6は雨天のため翌日に延期となり、日曜日に金石中と対戦し、7-0(5回コールド)で勝利しました。13日にベスト4をかけて額中と対戦します。

 今週末は通信陸上、女子バレー、バドミントン、ソフトテニス(個人)そして、野球の試合が行われます。生徒たちはドキドキかもしれませんが、ドキドキからワクワクに切り替えて、チャレンジしてください。

 先日の県大会激励会での私の話です。

 将棋の米長邦雄名人の書籍「運を育てる」(クレスト社)からちょっと拝借しました。

 勝利の女神の判断基準とは・・・。

 米永さん曰く、「勝利の女神の判断基準は2つ。」

 『一つ目はいかなる局面においても「自分が正しい」と思ってはならない。謙虚でなければならないと。どんなに自信があろうとも、それを絶対と思い込んで発言してはならない。』

 自信満々はいいのですが、それが絶対だと思ってしまうと、言動に「高慢な心」が現れてしまう。やはり謙虚に行動し、あいさつをしっかりと元気にできたり、ベンチを去るときに椅子を整えたり、ごみを片づけたりできるチームは、周りから応援されるチームとなります。それが見えない大きな力となってチームを支えてくれるのです。

 『二つ目は、笑い(ユーモア)がなくてはならない。どんなにきちんと正しく行動していても、その過程の中でまったく笑い(ユーモア)がない場合はどこかで破綻する。』

 2014年に星稜が0―8から9回に8安打9得点でサヨナラ勝ちして甲子園出場を決めた、高校野球史に残る大逆転劇。試合を見ている誰もが負けを覚悟した9回。星稜の選手たちは決して暗い顔をしていませんでした。皆が笑顔でゲームを楽しんでいました。

 勝利の女神は、この二つの判断基準をもって、しっかりとみんなを見守っているはずです。

 「がんばろう のと がんばろう いしかわ」 

 ワクワクを楽しもう!

 今日も楽しく一生懸命