人文科学コースの活動

【2年人文・文系】探究スキル講座「AI を活用した課題研究の進め方」

本日、人文科学コース・文系コース2年生を対象に、探究スキル講座「高校での学びを加速する生成AIの活用法-プロンプトエンジニアリングを中心として」を実施しました。   
講師は、金沢工業大学 情報理工学部 知能情報システム学科 教授 山本 知仁先生です。

山本先生は、先月にも本校理数科1年対象にAI講座を実施していただきましたが、今回文系の生徒及び課題探究担当教員を対象に講義をしていただきました。

生成AIの特徴やしくみを理解し、適切な「プロンプト」をどのように作成したらよいかを、実際にエンジニア演習を通して、生徒たちは楽しく学ぶことができました。

現在人文・文系生徒は探究活動に取り組んでいますが、山本先生から生成AIを利用する際の注意点や探究学習では生成AIを使えばすぐに見つかる課題ではなく、「問いの立て方(リサーチクエスチョン)」が重要であることを分かりやすく教えていただきました。

生徒の感想

・自分の問いに対する批判的な考え方を聞くことで、新たな視点も得ることができると思った。

・夏休み中に先生に聴きに行けない時にわからなかったところや引っかかったところを聞いてみることで自分の理解を深められるようにしたい。

 

【NSH】令和7年度人文科学コース「人文科学課題研究Ⅰ」・文系コース「課題探究」テーマ報告会

6月25日(水)に2年人文科学コース(13期生)の「人文科学課題研究Ⅰ」と2年文系コース2クラスの「課題探究」テーマ報告会を行いました。

報告会には、金沢大学の尾島恭子先生、高山知明先生、原佑介先生、金沢学院大学の清田直恵先生、公立小松大学の小原文衛先生、島内俊彦先生、またオンラインで京都女子大学の道越秀吾先生、京都大学法学研究科博士課程の大森道也先生の8名を助言者に迎えました。

今回は、研究テーマ、リサーチクエスチョン、仮説、仮説の検証方法について助言者と参観者に報告し、ディスカッションを通して、研究の方向性を探っていくという目的の報告会でした。

大学の先生による専門的で具体的な助言はもちろん、生徒同士も活発で建設的な意見が交わされていました。

探究活動が本格的に動き出した日になりました。

今後、彼らの探究活動がより充実したものになることが期待されます!

【NSH】「人文科学課題研究Ⅱ」英語研究発表会を実施しました!

本日、「人文科学課題研究Ⅱ」英語研究発表会を実施しました!

発表会には外部の大学の先生やALTの先生方、保護者の方をお招きし、2年次から継続してきた探究活動の成果を英語で発表しました。また、21Hの生徒も参観しました。

ポスターセッション形式の発表会では、唐突な質問も参加者から聞かれることもありましたが、柔軟に英語で応答している様子が見られました。

大学の先生からも研究方法や発表内容が好評でした。

今回の発表が、3年生の大学での学びや、後輩たちの探究力の育成にきっと繋がるはずです!

 

発表会の様子

【NSH】新2年生・新3年生人文科学コース 「人文科学課題研究Ⅰ座談会」

 3月27日(木)の13時から人文科学コース「人文科学課題研究Ⅰ座談会」が開催されました。

 令和7年度の人文科学コース新3年生が人文科学課題研究Ⅰを通して学んだことや得たものを人文科学コース新2年生にアドバイスすることを通して、お互いの探究力の向上を図ることを目的とした会でした。

 新2年生は人文科学コースの行事や課題研究について、知りたいことや不安なことを新3年生に質問し、新3年生はその質問に親身になって答える姿が見受けられました。また、講師として、公立小松大学の長辻 幸准教授をお招きし、課題研究における「問い」の大切さをご教授いただきました。

 新2年生、3年生ともに本年度を締めくくり、次年度の活動や課題探究につながる会になりました。

令和6年度NSHキャンプ

1月25日(土)26日(日)に国立能登青少年交流の家において、令和6年度NSHキャンプが開催されました。本校からは1年生8名が参加しました。

はじめは緊張した面持ちの生徒たちでしたが、他のNSH校の生徒と交流しながら、探究活動の一連のプロセスを学びました。また、活動はすべて英語で行われました。悪戦苦闘しながらも培ってきた英語力を活かし、生徒たちは留学生と共にグローバルな視点で探究を行っていました。

この2日間で自分の視野を大きく広げた生徒たちでした。2年生から本格的に始まる課題探究の活動においても、この経験を活かして取り組んでいきます。