2024年6月の記事一覧

第1回中学生の保護者対象学校説明会を開きました

 今年度第1回の中学生の保護者対象学校説明会を開きました。合計20名余りの生徒、保護者の皆様に来ていただきました。土曜日の午前中という設定でありながら、多くの方に参加いただきありがたいことです。保護者の皆様向けの内容ではありますが、親子で参加したいというご要望が増えており、体験学習とは違い親子でじっくりとご覧いただける機会となっているかと思います。今年度は残り3回で、土曜日では参加しにくい方もいらっしゃるのでは?とか土曜日とは違った学校の姿を見ていただけるのではないか?と考え、敢えて曜日や時間帯のバリエーションを増やして実施予定です。もしかしたら、昨年度より参加しにくいということにならないか不安な面もありますが、中学生ならびに中学生の保護者の皆様で本校への進学を検討している方はぜひお越しください。なお、次回第2回は 令和6年10月1日(火) 16時~17時と平日夕方開催です。普段の放課後の本校の姿をご覧いただける予定です。基本的な内容は各回同じですが、第1回に参加された方の参加も歓迎です。(昨年度も複数回参加の方が何人もいらっしゃいました)

令和6年度 中学生の保護者対象学校説明会についてはこちらからご覧いただけます。

 

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石川県優良部活動指導者表彰

 石川県優良部活動指導者表彰式に行ってきました。

 これは全国優勝や世界大会出場など顕著な成績を上げた部活動指導者を称えるものです。今回は12名の方が表彰され、県立高校4名、私立高校5名、中学校3名でした。

 特筆すべきは本校の佐藤宏樹教諭が「機械研究部」という工業部の指導を通して表彰されたことで、実はこれは初めてのことです。昨年の「ものづくりコンテスト旋盤作業部門」において全国優勝を果たした実績によるもので、佐藤教諭の指導による全国優勝は2人目(本校では通算3人目です。それ以外にも何度も全国大会に出場を果たしています。)です。

 本校を含む工業部の指導者が今後も継続的に表彰対象となる実績をあげられるよう、他の学校長と協力して行きたいと思います。

 中学生の皆さん、実績のある指導者のもとで全国優勝にチャレンジする、そんな高校生活をしてみませんか。

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工業生とテレビ番組

 昭和の時代はテレビを観ると〇〇になるなどと言われたりしました。しかし、現代の若者はテレビを観ないそうです。タイパが悪いからとか色々理由はあるようですが、とにかくスマホを通じて早送りしてドラマを見るけど放送時間に合わせてテレビの前に座って食い入るように見ることは少ないようです。

 ただ、工業高校である本校の生徒には復活したプロジェクトXや解体キングダム、魔改造の夜などの番組はぜひ見て欲しいと常々思っています。中でも私のおススメは解体キングダムです。理由は純粋に技術者のお仕事のすごさが見られるからです。解体という一点に絞られていますが、豪快な技、繊細な技、そして工夫。しかも相手が基本とっても大きいので、私達の日常のように”ひょい”と動かすわけにいかないところも面白いです。次におススメは魔改造の夜です。立派な技術者がおもちゃのようなものを真剣に大人数で改造していく、清々しいくらいにばかばかしくそして結果が一目瞭然というところに心を惹かれます。やってもいないのに、「これはダメだろう」「これはいけるのでは」などとテレビの前で偉そうにつぶやいて見ています。プロジェクトXは人間ドラマという側面が強いので高校生にはちょっと地味かなとは思いますが、大人はうんうんと頷きながら静かに見入ってしまうのではないでしょうか。特に「仲良く頑張りました」ばかりではなく、「お互いに反発しながらも心の中では認めていた」「あの人に頼まれたら頑張るしかない」みたいなところがかえってリアルで気に入っています。

 それ以外にも季節ものではありますが、ロボコンはど真ん中ストライクです。作品というか工作物のバリエーションの広さ、背景に見える努力や工夫のすごさなど胸が熱くなります。因みに本校でも種目やカテゴリーは違いますが工業部で取り組んでいますし、秋の産業教育フェアで一般の方にも見て楽しんでいただいています。

 という訳で、逆に小中学生で上にあげたような番組が好きな人は工業高校に向いていると思います。高校はどうしようかなぁと迷ったら選択肢に入れてもらえると嬉しいです。なお、今年の工業祭では久々に一般公開をする予定ですので、ぜひ直接見に来てください。

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次年度科目選択説明

 期末試験2日目の試験終了後、1年生は体育館に集合して次年度科目選択に関する説明を聞いてもらいました。

 選択科目は将来の進路や興味関心に応じて学ぶために重要なもので、1・2年生にはこの時期に説明をして7月上旬までに仮登録、その後面談等を使って確認・相談をして調整、秋に最終確認を行っています。

この選択により、進学できなくなる、就職できなくなるようなことはありません。どんな選択であれ、進学も就職も可能です。しかし、

●普通科目を選択(工業科目を減らして)
→国公立大学にチャレンジ
→大学進学後に留学したいから英語力アップ
→就職先で海外出張や海外勤務があるので英語力アップ
→就職を目指している会社の方が数学に強いと役立つとアドバイスをくれたから

●工業科目を選択(普通科目を減らして)
→工業科目が好きだからたくさん学んでそれを武器に就職したい
→シンプルに技を極め、挑戦したい
→技術力のある大学生になりたい
→就職のつもりだけど工業をより極めたくなったら大学進学

など、将来を見据えて積極的な理由(好き、やってみたい、挑戦したい、必要・・・)で選択をすることを推奨し、間違ってもあれが苦手だからこっちという消極的な選択はやめるように指導しています。

 保護者の皆様には、生徒が持ち帰った資料に目をとおしたうえで、お子様とじっくり相談し”積極的な理由”による選択のご指導をお願いします。なお、科目選択について不明点、相談等がございましたら、担任までご連絡ください。

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自校体操

 本校には、自校体操という伝統の体操があります。第一と第二があり、昭和26年に制定されたものです。例年入学したての1年生は、体育の授業の【体づくり運動】の一つとして1学期にこの体操に取り組みます。

 5月のスポーツテストのときはまだたどたどしいのですが、2学期の体育大会のときにはとても立派な姿を見せてくれたのをおぼえています。なお、体育大会ですごいと感じるものの、続いての2年生の第二を見ると、上には上がいるものだと感心させられます。ぜひ外部の方にも見て欲しいと思うほどです。

 ただ、入学して時間が経てばうまくなるのだろうくらいに思っていたのですが、先日授業を見る機会があり、とても真剣な取り組みが実にかっこよく、この緊張感が上達につながるのだと感じました。5人ずつ体育館のステージに上がり、大きな掛け声を発しながら”演技”をしていくのですが、規定通りの動きができていないと、その段階で座らされ今回は脱落し、残りの友人を見守ることになるのです。言い換えるとゲームのように動きをクリアしていかないと最後まで演技ができず、最後まで乗り切ったとしても合格になるかは判定次第というものです。まるで、韓流アイドルの育成段階の映像を見ているようです。

 合格したときに他の生徒から送られる合格者への拍手がまた素晴らしいのです。もちろん私も拍手をしました。

 こういった教員の指導に真剣に応える、みんなで拍手を送るといった取り組みに支えられ、地域に求められるしっかりとした人材に成長していくのだな、と思いました。”いいもん見せてもらいました。”

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