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2025年度

アート田準備

いよいよアート田の田植えが近づいてきました。指導してくださる本手さんご夫妻が子どもたちのデザインにあわせて田んぼの中に目印のテープ張りをしてくださいました。

図案にあわせて細い棒を立て、コシヒカリは黄色のテープ、赤米は赤テープ、緑米は緑のテープで苗を植えるスペースの目印をつけていきます。本手さんが例年使っていた細い棒は2つの災害でなくしてしまい、途方に暮れていました。しかし、いつも学校を応援してくださる地域の方、仲谷さんが、竹を切って準備してくださいました。先を斜めに切り、枝も落として長さをそろえ、200本以上の竹を学校に届けてくださいました。感謝感謝です。

5・6年担任と教頭先生とで上から見て指示を出します。「もう少し右へ」「幅を広く」

この日は風が強く、肌寒いほどの天気でした。

今年のテーマ、笑顔と「のと」の文字、そして復興を表す上向きの矢印。幸運の四つ葉のクローバーも入れました。

広い田んぼいっぱいに図案ができあがりました。田植えは5月28日か30日、お天気を見て決めます。田植えを一緒に体験して応援してくださる方を募集しています。子どもたちは自作のチラシを作って、公民館やもとやスーパーさん、仮設住宅などに配りました。一緒に田植えをして、浮かび上がった美しいアート田をながめてくださる方、秋の実りを一緒に楽しんでくださる方がたくさん集まってほしいと願っています。

 

ようこそMASAKingさん~音楽出前授業②1~4年生~

5時間目は1~4年生の授業でした。 

 電子打楽器のリズムに合わせて体を動かしたり、

 実際に自分で電子打楽器を演奏してみたりしました。

  

最後にMASAKingさんのすばらしいパフォーマンスを見せていただきました。

その演奏に見入る児童や、ノリノリでダンスをする児童の姿が見られました。

 

 ふだんの授業では、できない体験をさせていただき、とても有意義な出前授業となりました。

MASAKingさん、ありがとうございました。

 

ようこそMASAKingさん!~音楽出前授業①5・6年生~

5月21日(水)、公益財団法人 かけはし芸術文化振興財団の高村さんからご提案をいただいて、音楽の出前授業が実現しました。

『最新型音楽特別授業 アクティブ・ミュージック』と題して、プロのミュージシャンであり音楽教育家でもあるMASAKing(マサキング)さんが来校してくださいました。

4時間目は5・6年生。リズムトレーニングやリズムリレーで準備運動を楽しみました。はじめは難しいと言っていた児童もMASAKingさんのアドバイスでだんだん上手になります。

フィンガードラムパッドなど、見るのも演奏を聴くのも初めての電子打楽器体験。

MASAKingさんのかっこいい演奏とセッションを楽しみます。少しずつ自分のリズムを工夫できる児童もいました。

最後はMrs.GREEN APPLEの[『ライラック』をカバーするMASAKingさんの演奏を堪能しました。

近くで演奏を見たり、ダンスしながら聴いたり、音楽を目いっぱい楽しみました。

楽しくてあっという間の1時間でした。感想や質問もたくさん出ました。

電子楽器とアコースティックのよさや、たくさんの音楽に出会うことの大切さを教えていただきました。

小寺卓矢さんお話会

写真家で写真絵本の制作もされる小寺卓矢さんがお話会に来てくださいました。ご自身で撮影された森の生き物(植物や動物)のたくさんの美しい写真を見せていただきました。

「いいなと思う写真があったら、自分のカメラで撮ってね!」と言われて、みんな自分の『指カメラ』でカシャカシャ撮りながら楽しく見せていただきました。

 絵本のページも大きく映しながら読み聞かせをしてくださいました。作者の方が直接読み聞かせしてくださるというぜいたくで本当に貴重な経験になりました。絵本の文章にはない、森やいのちの美しさについてもお話ししてくださいました。

何気なく見ている身の回りの植物の葉っぱがこんなにいろいろできれいでおもしろいものだとは!

『さくららら』という絵本の「わたしがさく日はわたしがきめる」という言葉、小寺さんの見事な桜の花の写真とともに、「人と比べず、自分のペースでいいんだよ」というメッセージとなり心にしみました。

小寺卓矢さん、ありがとうございました。そしてこの出会いを結んでくださった、絵本セラピストの木村志津惠さん、輪島図書館の細谷さん、堂ケ口さん、読み聞かせボランティアの西浦さん、ありがとうございました。

不審者対応訓練

15日(木)、5時間目に不審者対応訓練を行いました。職員は通報、説得、児童の避難誘導の訓練です。

輪島警察署の職員の方に来ていただきました。不審者役と、職員への指導助言をしてくださいました。

児童たちは安全な場所に静かに避難する練習です。警察の方に「とても静かだったので、どこにいるかわからなかったよ」と褒めていただきました。

その後は体育館でお話を聞き、「いか・の・お・す・し」の「大声を出す練習」と「すぐ逃げる練習」をしました。

 

 

 

持ち物を素早く手放して逃げる子、防犯ブザーを起動させて逃げる子など、それぞれどうしたらいいかを考えながら練習をしました。

「休み時間だったら」「先生が近くにいなかったら」などいろいろな場面が想定されます。その場に応じて、一人一人が素早く身の安全をはかることが大切ですね。

町野大好きさんからプレゼント

いつも支援してくださる『町野大好きさん』から、カーネーションと能登町赤崎のいちご園、宮前さんの摘みたていちごとをいただきました。

 

 

宅配便では一度金沢に運ばなくてはいけないということで、朝摘んだいちごを宮前さんが直接届けてくださいました。

母の日が近いですが、カーネーションは「いつもありがとうの気持ちを込めて大切な人に渡してね」と伝えて持って行ってもらいました。先生に渡していった子どももいます。果物やお花がまだ手に入りにくい状況の子どもたちを気遣ってのプレゼントです。

プレゼントをもらうことも嬉しいですが、渡す方がもっと嬉しい、そんな気持ちが伝わる子どもたちの笑顔です。

 

1年生を迎える会

30日(水)5時間目に1年生を迎える会が開かれました。

6年生に手を引かれ、少し緊張しながら1年生が入場してきます。

歓迎のあいさつを聞きました。「仲よくけがのないように楽しみましょう」

1年生へのインタビュー。誕生日や好きな動物など、高学年の質問にすらすらと答えています。

名刺交換をしてたくさんの上級生とも仲よく交流しました。

このあとは『だるまさんがころんだ』や、『まねっこゲーム』という楽しい命令ゲームで楽しみました。

だんだん難しくなって、参加するみんなも見ている先生も楽しく大盛り上がりでした。

これからも全校仲よく楽しい学校生活を送っていきたいものです。準備をしてくれた5・6年生おつかれさまでした。

 

R7アート田始動!

今年も米づくりの先生、本手さんご夫妻にアート田の取組の指導をお願いしています。地震と豪雨災害の2つで大きく被災された本手さんですが、子どもたちのため、能登の農業復興のため、そして人の手で大切に育てる米づくりを学んでほしいとの思いからお引き受けくださいました。

28日(月)は最初の作業、種もみまきを指導していただきました。

今は種もみまきも機械でするのだけどね、とおっしゃいながら、まき方を教えてくださいました。かたよらないようにまくのはむずかしく、子どもたちはまんべんなくまけているかバランスを見ながら取り組んでいました。

赤・緑・黒の古代米とひゃくまん穀を準備して、見た目や香り、手触りなども観察させてくださいました。

これから今年のデザインを考えていきます。楽しみながら、そして先人の苦労を体感しながら米づくりを学びます。田植えは5月20日ころになる予定です。

第1回授業参観

25日(金)今年度初めての授業参観として、保護者のみなさんに半年ぶりの町野小校舎での様子を見ていただきました。

1・2年生は国語の学習。先生が1年生と2年生を渡って授業をする複式授業です。

1年生は「こんなものみつけたよ」。絵を使って自分が見つけたものをどんなふうにお話しするか考えています。

2年生は詩『ふきのとう』の音読です。

ICTを使って自分たちの読みを確かめ、様子が伝わるような読み方を相談しています。

かがやき学級は算数。

前に出て、ひっ算での計算の仕方を考えて説明しています。

3・4年生は体育、体つくりの運動です。

体を移動したり用具を使ったりする運動です。友だちと協力し、工夫しながら体を動かしています。

コーンをどのように置いたら早く回れるか、チームで工夫しています。

56年生は学活。構成的グループエンカウンターを取り入れた活動です。

みんなで楽しく活動することを目標に、お互いに言葉や態度に気をつけて協力して活動することの大切さを考え、学んでいました。

 

おいしい給食、みんなで準備

隣の東陽中の調理場がまだ復旧していないため、給食は20km以上離れた輪島中の調理場で作っていただき、運んでもらっています。30分以上かかる距離ですが、温かいものは温かく、冷たいものは冷たく、おいしい給食をいただいています。

ランチルームは、このあと保育所さんが入る予定なので、教室前のオープンスペースで配膳し、各教室に運ぶシステムとしました。衛生的に、効率よく配膳ができる方法をいろいろ考えながら試しています。

全学年分+先生方の分も準備するので、学年ごとの量の調節がなかなか難しく、当番も大変です。先生方にも応援してもらいながらがんばっています。

1年生もすききらいせず食べようと努力しているようです。「3回れんぞくぜんぶ食べたよ」などとうれしそうに教えてくれました。

昨年度は、校務士さんに毎日お弁当を取りに行ってもらっていたんだったなあとしみじみ思い出しました。

 

↓令和6年4月の様子です。たくさんの方の支援で準備していただいたお弁当給食でした。 

 

 

 

 

 

 

東陽中学校の調理場復旧まで、輪島中の調理場のみなさんにお世話になります。感謝していただきます。