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【教職員リレーブログ】「これまでの修学旅行で思い出に残っていること」

この4月に明倫高校に異動してきたKです。
明倫高校は、私が中学3年のときにできました。1つ上の先輩が明倫1期生になります。
さて、私は何歳でしょう。

「これまでの修学旅行で思い出に残っていること」
私は、これまで、北海道3回、沖縄3回、上海2回、長崎1回の計9回修学旅行の引率をしました。その中での出来事(失敗談?)を3つほど紹介したいと思います。

1つ目は、教員3年目の初めての修学旅行(北海道)の時に起きました。
飛行機を降りて、バスガイドさんが並んで待っている広場にクラスの生徒を連れて行ったとき、一人の男子生徒が「はずれや」と口走ったのです。その瞬間私は「終わりや」と思いました。案の定、バスの中が私にとって針のむしろ状態となりました。
北海道の修学旅行は、バスの移動時間が長いので、その時間もぜひ楽しんでほしいものです。

2つ目は、上海の空港に着いて、入国ゲートを出たときに起こりました。
ゲートの中でクラスの生徒の一人が、パスポートがないと騒ぎ出しました。私は中に戻ることができず、このままだったらこの生徒は、中国には入れない?日本には帰れない?などと考え、頭が真っ白になりました。座席の前のポケットに置き忘れたようなのですが、幸い学年主任のM先生(明倫にいらっしゃいます)がまだ中にいらっしゃったので事なきを得ました。
パスポートほどでなくても忘れ物をすると面倒なことになるので、ホテルを出るときなど必ず忘れ物チェックをしましょう。

3つ目は、沖縄修学旅行でクラス別研修のときに起こりました。
当時、私もまだ若く、生徒たちの「たくさんまわらんと損や」の意見に押され、水族館、世界遺産、岬、…と盛りだくさんの計画を立てました。しかし、当日少しずつ時間が押していき、グラス底ボートで魚を見る予定だったのですが、干潮の時間と重なり、「海がない…」状態になっていました。
日程はいろいろ考えて組まれていますので、遅れないよう5分前行動を心がけましょう。

今回、修学旅行のお題をいただき、懐かしくまた楽しく振り返らせてもらうことができました。ありがとうございます。楽しかったことはもちろんですが、不思議なことに失敗談やトラブル(ここではいえないようなものもありましたが)もよい思い出になっていました。むしろ、こちらの方がより強く印象に残っていると感じました。

これから修学旅行に行く2年生の皆さん、少々の窮屈さやトラブルも楽しみながらよい思い出をたくさん作ってきてください。皆さんにとって、よい旅行となるよう祈っています。

さて、次の方への質問です。これから中間試験、総体と行事が続きますが、そこで力が発揮できるように「緊張したときにリラックスする方法を教えてください」です。
よろしくお願いします。


なお、教職員リレーブログは、定期試験期間中はお休みします。