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【教職員リレーブログ】「自分的・明るいニュース」

 自分的・明るいニュース というお題をいただきました。

 

 前回、ブログの担当が回ってきたときも、そうだったのですが・・・。思いつかん。

 日頃から明るいとか、暗いとか、あまり意識してないのでしょうね。

 

 むりやりスポットライトをあてて明るくするとすると・・・。

 

先日、用事があって和歌山(!)に行ったのですが、

(和歌山ってなかなか行かないですよね。)

二つほど良かったことを、ピックアップ。

 

和歌山には「まりひめ」というご当地にしか出回らないイチゴがありまして。

以前と比べると例に漏れず、すごく値上がりしていて一瞬ひきましたがせっかくだからと

スーパーで買って食べたら、さすがのおいしさでした。風味が濃い。

キルフェボンのタルトのイチゴもかくやあろうか。

 

二つ目。

その時泊まった宿に「ライブラリーカフェ」なる場所があって。

「プロの選書家がセレクトした、こだわりの本や写真集などを100冊以上ご用意。」とある。

選書家、という職業があるのか? 幅允孝みたいな人か?

なんとなくのぞいてみると、面白いじゃないか! この「選書家」とやら、なかなかの手練れとみた。

細野晴臣 『夢十夜』を軽く冷やかして、(細野さん長生きしてね)

谷口ジロー 『歩くひと』 を読みながら、

『TRANSIT THE PORTRAITS』(トラベルカルチャー誌TRANSITの別冊)も眺める。

 

リアルな本屋さんとか図書館とか、やはりいいですね。

ネットって知っていることしか調べられないから。

 

思いがけない出会いってリアルにいろいろ歩いてみないと発生しないんですよね。

 

では、次の先生には、ベタなお題ですが、

最近読んだ本で。お願いします。

 

 

 

 

 

【教職員リレーブログ】七顚八起

「落ち込んだらどうしますか?」という質問をいただきました。

落ち込みやすい私にとって、非常に難しい問題です。

直近で言えば、元日に能登を襲った地震でかなり落ち込みました。

自分自身も能登の地で被災し、一晩家族と離れた状態ですしずめの避難所にて、不安に駆られながら一晩過ごした経験は一生忘れられません。

翌朝、自分の母と再会できたときには、お互い生きて会えたことの喜びを噛みしめました。

 

実家は全ての物が倒れ、壁は亀裂が入って崩れ、おまけにまだまだ断水解消のめどが立っていません。祖父母の家ももう住めないほどに崩れてしまいました。

今、こちらの自分の家に能登の家族を一時的に避難させています。ニュースを見るたびに、片付けに戻るたびに……私だけでなく、家族の落ち込みも感じている毎日です。

 

そんな今、私が家族と一緒に気分転換に行っていることは、ふたつあります。ひとつめは、久々にドラマを見ること。ふたつめは、美味しい飲食店や焼き菓子のお店を探してまわり、胃におさめることです。

ドラマは、大河ドラマと他いくつかのドラマを追いかけています。演技派のキャスト陣に涙を誘われてストレス発散できている気がします。美味しいお店については、ピザからカレー、スコーン屋さんにパウンドケーキ屋さんまで、幅広くリサーチ中です。(体重さえ増えなければもっと食べたいのですが…必死で理性と戦っています)

 

いろんな人の人生に思いを馳せて、感情移入すること。美味しい物を大好きな人たちと一緒に食べること。そんなことを続けながら、落ち込むたびに立ち上がっていけたらと思います。

 

なんだかしんみりしてしまいました。次の方には「自分的・明るいニュース」をお願いします!

【教職員リレーブログ】自己を見つめて

 自分を見つめることなど終ぞしなくなった。それでも自分の存在が一体何なのか?何の為に存在するのか?などと考えていると、ふとゴーギャンの作品のタイトルが思い浮かんだ。「我々はどこから来たのか 我々は何者か 我々はどこへ行くのか」この言葉がすべてを物語っていると思う。自分の長所は何かなどと考えることも無い。すべては無の世界。達観といえば聞こえはいいが、ただ格好付けているだけである。何の代わり映えもしない日々が過ぎていく。最近特に虚無的になっている。馬齢を徒に重ねている所為か。駄目だ、もうやめよう。明るい話が出てこない。生徒には面接練習で問うくせに自分が問われると答が出てこない。情けない限りである。というわけで次の方へは「落ち込んだらどうしますか?」という質問でお願いします。

【教職員リレーブログ】長所は何なんでしょう。

 自分では分かりにくいです。人に聞いたほうが何が長所か分かるかも知れません。得意なこともあるのか? のめり込んだとは言えませんが、高校時代から教員となって顧問となった部活動について少し書いてみたいと思います。

 中学、高校時代は写真部でした。本当は運動部に入りたかったのですが、小さい頃の事故がもとで諦めました。昔は当然フィルム写真です。どの学校にも暗室があり、フィルム現像(Develop)、焼き付け(Print)、引き伸ばし(nlarge)は暗室で行います。写真を撮ったら写真屋さんにフィルムを出し、プリントしてもらうのが基本。写真部ではモノクロフィルムをDPEしてました。暗室で現像する際のツンとした酢酸の匂いがなつかしいです。

 教員となって最初の学校はろう学校で、卓球部顧問となりました。生徒と一緒に練習し一年で急成長しました。当時はまだシェイクハンドよりもペンホルダーラケットが主流でした。ろう学校隣の錦丘高校の顧問のS先生(今年本校英語担当)に度々練習をお願いして、ろう学校の北陸大会を勝ち抜き東京体育館での全国大会に出場できました。

 次の高校では、最初ラグビー部、その後野球部の顧問となりました。どちらも監督の先生を補佐する担当でしたが、ラグビー部では岐阜県数河高原での1週間ラグビー付けの夏合宿の日々、野球部では部員の3年間の心身の成長を学んだことが印象的でした。地方公立高校が私立強豪を倒すのが心地よく、本番の甲子園出場をかけた夏の県大会ではなかなか結果は残せませんでしたが、何回かジャアントキリングを体験できました。

 その後本校に来るまで2つの高校を経験し、バスケットボール部やソフトテニス部で学ばせてもらいました。某S高校では、現在本校体育担当のK先生にバスケットボール北信越大会を経験させてもらいました。それなりに当時は熱中していたのが影響したのか、私の2人の子どもは、野球とソフトテニスをしていました。スポーツは感染するのかも知れません。

 以上とりとめない駄文で申し訳ないですが、次の方へ「あなたの『熱中時代』」は何でしょう。

【教職員リレーブログ】直したいところを強みに!

前の先生からのバトン「直したい癖や性格」というと…集中力がないことです!

集中力は自分の能力を何倍もの力にしてくれますし、没頭することで得られるメリットもたくさんあります。それは例えば勉強だけでなく、部活でも趣味でも没頭することで気持ちがすっきりしたり、ストレスから解放されたりすることからも分かると思います。

 

なので、集中力がある、そこの読者の方!あなたはとても素晴らしい。

 

 では、私のように集中力に欠ける、読者の方!

 

集中力に欠けるとは、どういう状態なのでしょうか?そこを辿っていくことで、自分の良さを発見できるかもしれません。

 

短所の裏は長所です。私の場合は気が散っているおかげで、色々なことに注意が向いている気がします。これは、半分職業病のような気もしますが、話しながらみんなの顔を見る、書きながら説明するなど、活かし方によっては授業をするうえで大切なスキルにもなります。

 そして、ピンチはチャンスだという言葉も同様の意味を持つはずです。今回の震災にも言えます。景色が一変したピンチは、今授業で扱っている文章にもあるように、高齢者ケアや安心できる居場所という新たな視点でコミュニティを生むまちづくりが可能となるチャンスになるかもしれません。

 ピンチはチャンスだときっと何度も言われて、どんな言葉も届かない日もきっとあります。ですが、明倫高校はもちろん、日本や世界中でもたくさんの人が、能登に心を寄せています。その思いが少しでも、被災された方々の安全で平穏な生活への一歩を踏み出す糧となるよう、願っております。

 私は明倫高校に赴任する前に9年間ほど羽咋地区や七尾地区の学校で勤務してきました。担任をした生徒たちや部活の生徒たち、そしてそのご家族、一緒に働いていた同僚の先生…たくさんの人との交流を思い出すたび、心配でなりません。

このたびの能登半島地震で被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます。

 

短所は長所という話をしました。次の先生には、長所や得意なことは何ですか??とバトンをお渡しします。よろしくお願いします!

【教職員リレーブログ】大学で学んだこと

国語科のKです。

令和6年能登半島地震により被災された皆様に、一日も早く日常が戻ってくることを心からお祈り申し上げます。

今回私のお題「大学で学んだこと」についてお話させていただきます。

 私は現在国語科の免許を持って国語を教える教員ですが、免許は通信課程で取得しており、通学して卒業した大学では地学分野の主に粘土鉱物学を学びました。

 地学分野ですので、2・3年次の専門課程では半年間にわたって現地を訪れ地層を観察したり、2~3週間にわたって宿泊しながら地域一帯の地層構造を調べる野外調査を行いました。

 皆さんも教科書で見かけたことがあると思いますが、現物の地層はとても美しく、これが天然で生まれたものであることに感動を覚えるほどです。ですが、同時にこの地層の成り立ちに想いを馳せると背筋がすっと寒くなるような恐怖も湧きあがりました。例えば、凝灰岩層は長く続いた激しい噴火による降灰の記録であり、河岸の巨岩は大規模な洪水の痕跡であり、鮮明に地層にズレ面(断層)が生じていれば大規模な地震が起こったであろうことが読み取れます。私たちが生きている地上が地球規模の長い年月で見れば、激しく変動し続けてきた場所であり、今後もそうしていく場所であることを実感させられました。

 紆余曲折あり、私は理科の教員になることはなく、大学で学んだ地学の知識を教育の場で伝えることはできません。

 それでも学びの中で得た、私たちが生きていくために必要な実感、「あらゆる災害はいつどの場所でも起こりうるものと考え『備える』こと」、「被災によって被害を受けた方々の再建を支援することはコミュニティ全体が生き残り続けるために必要な『助け合い』であり、誰もが当事者になりうること」は生徒たちにぜひ伝えていきたいと思います。

  私自身も思いつく限りの緊急時の備えはある程度しているつもりですが、とにかく「心配性」なため、何度も何度も荷物を入れ替えてみたり、あっちにおいたりこっちにおいたりでなかなか落ちつけない性分です。こんな性格は直したいと思いつつ、なかなか直せず・・・次の先生にもぜひ聞いてみたいと思います。

「自分の直したい癖・性格」って何ですか??

【教職員リレーブログ】お題「共通テスト(センター)雑感」

令和6年能登半島地震により被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます。

大災害を前に自分の無力さを痛感しながらも、今自分に何ができるかを考え、行動していこうと思っています。

 

「共通テスト(センター)雑感」というお題をいただき、3年担任、進路指導課として14回ほど共通テスト(センター試験)に関わったので、何とかなるかと甘く考えていましたが、遅々として筆が進まず困ってしまいました。

 

今回は、担任をしていた生徒に「シャーペンでマークしたらダメか」と聞かれ、一緒に調べたときのことをかこうと思います。

大学入試センターでは、マークシートを光学式マーク読取り装置(Optical Mark Reader;OMR、きっとかなり高性能?)で読み取って解答データを取得しているようです。OMRは光を当て、反射の度合いを読み取る装置で、鉛筆のなかの炭素が光を吸収するので、マークの有無が判別できるようです。鉛筆が黒鉛100%なのに対して、シャーペンの芯には黒鉛以外の成分が含まれていて光の吸収が少ないので、シャーペンが鉛筆より読み取りが薄くなるようです。また、シャーペンは書いた跡がミゾ状態になり、消しゴムで消しても「消し残し」になりやすく、ダブルマークと判定されることもあるようです。以上の理由などから、シャーペンよりは、鉛筆を使うほうよいだろうとの結論になりました。

 

共通テストのCBT化も検討されているようですが、シャーペンや消せるボールペン等の筆記具があったりタブレットをノート代わりにしたりする時代に、鉛筆が必須というのはちょっと不思議な気分になるなあとキーボードをたたきながら思います。

 

話は変わりますが、先日、共通テストの激励に行ったとき、奥能登で教員をしている教え子に会いました。成績、人物とも申し分のない生徒でしたが、共通テストの成績は必ずしも十分とはいえませんでした。しかし、最後まであきらめず、夢につながる進学先をつかみ取りました。そして今回、夢を叶え、活躍している姿を見ることができ、大変うれしく思い、逆にこちらが力をもらいました。大変困難な状況ではありますが、これからもきっと力を発揮してくれることと思います。

 

共通テストを終えた3年生のみなさん、共通テストは大切ですが、共通テストがすべてではありません。夢をあきらめず、最後まで頑張ってください。健闘を祈ります。

 

次の方へのお題ですが、「大学で学んだこと」でお願いします。

【教職員リレーブログ】お題「今、周りの人に最も伝えたいこと」

「転禍為福」(禍を転じて福と為す)  ピンチはチャンス! 

 大学入試共通テストが目前です。試験中残り時間が5分になったとき、どう感じますか?

「あと5分しかない」「まだ5分もある」 

ものごとは多様な見方ができます。事実は一つ。でもその捉え方によって、感じ方、考え方が変わり、たぶんその後の結果も変わります。「しかない」と思ったら、焦ってケアレスミスをしたりするかもしれません。「もある」と思ったら、冷静に見返してミスに気付くかもしれません。 

今朝(1月10日)、通勤途中で聞いていたNHKのニュースは、「能登島」からの中継でした。現地に住んでいる女性から、全国の人たちに伝えたいこととして、

「ここより大変なところがあるとは思うのですが・・・、ここでもみんながんばっています。私たちの気持ちが落ちてくると、90年以上能登島に住んでいるおばあちゃんが、能登島で初めて電気がついた日のことを語って、私たちを元気づけてくれるんです。」

「田舎の末端で、頑張っている人がいることを知っていてほしい」

おばあちゃんの次の言葉は聞かなくてもわかります。 

「今は確かに大変や。でも、もっと不便だった時代もあったぞ。電気がついた日は嬉しかったわ。昔にちょっともどっただけや。大丈夫、乗り越えていける。」

生きていくと、困難や挫折に直面することがあります。身近な家族や友人が、大変な困難に陥ることもあります。

そんな時にどう乗り越えて行くのか?支えていくのか?

私は、困った時、ものごとの別の側面を見ようと心がけます。別の捉え方、逆の見方、発想の転換ができないか、と考えます。「ピンチをチャンスに変えられないものか」と。

能登の状況は本当に悲惨です。でも、これから被災地「能登」に世間の意識が集まり、能登が抱えてきた深刻な社会的課題「少子高齢化」「医療の偏在」「交通」等々を、一挙に解決するinnovation的な機会になるかもしれません。またそうしなければなりません。 

実際、ドローンが薬を運んでいる映像が紹介されていました。科学技術の普及が一気に進むのがこのような状況下なのでしょう。コロナ禍で、「一人1台パソコン」が実現したように。

とは言え、能登の映像や被災者の数を見ると、平静ではいられません。

能登の高校生達。今この瞬間、普通の高校生活を奪われています。

短期的、長期的に、自分たちにどんな支援ができるか、これから一緒に考えて、行動していきましょう。

昨秋、「奥能登芸術祭」に行ってきました。珠洲のあちらこちらで展示されたアートは、能登の空や海を背景にして、どれも心を奪われるものでした。いつか、きっと、もう一度・・・

私たちがこの大ピンチをチャンスに変えることができますように。

この大禍が転じていつか大福と為りますように。

 

次のお題は、「共通テスト(センター)雑感」でお願いします。ピンチがチャンスに変わった事例など、あれば・・・。

【教職員リレーブログ】一番リラックスできる時間はどんな時?

今回のお題「一番リラックスできる時間はどんな時?」の回答にとても困っている。
どうしてか。
それは、「リラックスできる状態」とは、どんな状態を指すのかハッキリしないからだ。自分の中で、明確に把握できていないことに気付いたからだ。
辞書で「リラックス」を調べてみたがハッキリしない。インターネットで調べてみても、様々な文献や様々なサイトにおいて、「リラックス状態」とは、ここでは・・・・・な状態と定義すると書かれており、統一的な定義がないようだ。困った。心理学、医学、ストレス管理、リラクゼーション法、生理学など様々な分野においてそれぞれの文脈の中で書かれている。

よく分からないまま、時間だけが過ぎていく。
これ以上、時間をかけては申し訳ない。明確な回答ができず心がざわついたままだが、次の人にバトンを渡します。

次の方へのお題は、「今、周りの人に最も伝えたいことは何ですか?」です。
思いっきり書いてください。よろしくお願いします。

【教職員リレーブログ】私の生きがい

こんにちは。私は事務室にいます。

私の生きがいは、音楽です。その中でも吹奏楽が大好きです。

吹奏楽は、木管楽器、金管楽器等沢山の楽器があり、一人ではなく、仲間とともに素晴らしい音楽を作っていきます。

吹奏楽を始めて、13年が経過しました。Euphoniumを吹いておりました。 あっという間に感じます。

さて、「あなたの好きな音楽」についてですが、正直たくさんありますが、上記に記した吹奏楽です。

その中でも私が一番好きな曲は、ジェームズ・バーンズの交響曲第3番 第3楽章~ナタリーのために~です。

内容が生後半年で亡くなった娘「ナタリー」がもし生きていたら語りかけた言葉や別れが描かれた悲しい楽曲です。

しかし、曲を聴くと、ホルンの温かいメロディーから始まり心が落ち着いたり、リラックスができる楽曲なので、是非皆様も一度聴いてみてはいかがでしょうか。

 

次の方に質問です。私にとってリラックスできる時は音楽を聴く時ですが、「一番リラックスできる時間はどんな時?」でよろしくお願いいたします。

【教職員リレーブログ】「ことしはどんな年でしたか」 

12月も中旬となり、朝晩の冷え込みもだんだん厳しくなってきました。

あの暑かった夏、秋の頃は、今年は冬がくるのかなと思っていましたが

やっぱり、季節はめぐってきました。北陸の人間としては、どんよりとした

空の感じが馴染みの冬を思い出させてくれます。

 

さて、いただいたお題「ことしはどんな年でしたか」ですが、たまたま先週

新聞の今年の10大ニュースの募集があったので、あれかこれかと今年を

振り返っていました。もう忘れそうな出来事もありましたが、良いことも

悪いことも沢山ありましたね。私にとっては、昨年末の帯状疱疹にはじまり

5月の能登半島地震で実家が損害を受け、夏は結石で苦しみ、イタイこと

が続きました。2023年のマイ漢字は間違いなく「痛」ですね。

 

来年は、「快」な年になるように今から祈っています。

 

次の方のお題ですが、「あなたの好きな音楽について」でお願いします。

【教職員リレーブログ】校舎の中から見える風景

お題の「ちょっと気になる意外な組み合わせ」ですか…季節外れの光景が…

季節は秋

おやっ! いまどき咲く? さつき 11月11日大乗寺丘陵公園にて

さて、私は明倫の校舎から見える景色が好きなので、12月入ってからのある晴れた日の風景を紹介いたします。

①ホッとしますね。大きなグランド、遠くに見える山々、見ていると広々とした気持ちになります。

 

 

②これは①の反対側で道路を挟み公園側です。

晴れた日にはたくさんの人が散歩に訪れています。

 

③中庭にある緑の木々、秋には金木犀の香りが廊下中に漂っていました。

明倫高校は自然に囲まれ、最高です。

 

では、次の方へのバトンです。今年も最後の月のカレンダーとなりました。

「どんな年でしたか?」よろしくお願いいたします。

【教職員リレーブログ】はじめての〇〇〇〇

今年も終わりに近づいてきたところで、いただいたお題「今年挑戦したこと」について書きたいと思います。

教員生活も長くなり5年ぶりに金沢地区の学校に戻ってきました。これまで何度も修学旅行の引率をしてきましたが、以前勤めたことがある学校で、「生徒の安全確認のため、生徒が体験する活動は可能な限り先生も体験するように」と、校長先生から助言をいただきました。そこで今年度も自主的に踏襲させていただき、生徒たちとともに人生初のラフティングを体験しました。初ということで、不安も期待も生徒と一緒でしたが、仕事でしたので、先のことを考えて絶対に濡れないようにという心づもりで臨んだのは言うまでもありません。

さて、時は流れて夏休み、家族で四国旅行に行くことになりました。大塚国際美術館での鑑賞ついでに、船で鳴門海峡のうず潮を見て、鯛を食べて帰るプランでしたが、せっかくなので四国でもう一泊することになりました。る〇ぶをめくり、じゃ〇んのサイトを検索しているうちに目が留まったのが、「激流日本一・吉野川のラフティング半日コース」です。その場の勢いで娘を誘って申し込み、ポチッと支払いが済んだらもう後には引けません。一応ラフティングは体験済みでしたが、いざ始まってみると、こちらはパドルでせっせと漕ぐイメージとはかけ離れた、はちゃめちゃなウォーターアクティビティでした。

ネパール人ガイドさんのリードで盛り上がる中ドキドキ、いきなり激流へザブーン。滝修行ザザーッ、崖からダイブでドボン。ゴムボート転覆ザッバーン、ボートの縁でジャンプ(したつもり、実際は滑り落ち)ジャッポン。川落ちをするたびに、体が重たくてなかなかボートによじ登れず、同乗ファミリーのパワフルな学生さんに何度引きずり上げてもらったことか・・・その節はありがとうございました!! この場を借りてお礼申し上げます。

挙句にひとりだけ川を流され漂流ハラハラ、天然水もたっぷりいただきました。たくさんのダメダメシーンが、後から送られてきたゴープロ映像にしっかり納まっておりまして、この時はもう懲り懲りだと思いました、ですが、半日丸ごと濡れてヘトヘトになった後に入った、大歩危峡のお湯が極上で心地よく、久しぶりにバタンキュー。身も心も洗われて深い眠りに落ちました。今では次はどこの川がいいかなあと考えたりしています。ちなみに、ラフティングは冬でもやっているようです。

それでは、次の先生には「ちょっと気になる意外な組み合わせ」についてお話をお聞かせいただけたら嬉しいです。

【教職員リレーブログ】幸せのひととき

前の先生からのバトン「どんな時に幸せを感じますか?」ですが…コロナ禍を経て、かなり幸せへの感度が良くなったと感じているのは、私だけでしょうか?


朝のコーヒーがおいしい、チョコレートのおいしい季節になってきた、晴れ間の日射し、紅葉の美しさ、新しい服を買った、クラスみんなが課題提出できた、授業中自然に出た温かい拍手、健康で過ごせた、お風呂があったかい、ごはんがおいしい、布団が気持ちいい…と毎日の幸せは、枚挙にいとまがありません。


と、同時に幸せを感じていながらも、それをもたらす相手やモノに感謝していけるかは心がけ次第で、私の課題だと思っています。日々に感謝しながら、謙虚に生きてゆける人間になりたいものです…。


さて、もう気がつけば師走。先生たちにとっては忙しいこの時期ですが、次の先生には「今年挑戦したことは何ですか?」をお尋ねします。よろしくお願いします。

【教職員リレーブログ】これから楽しみにしていること

 東京で教員として働き、結婚を機に退職して、18年程専業主婦をしていました。その頃は、テニスに明け暮れていて、そんな中でも自作の3句を携えて「俳句」教室にも通っていました。名前を伏せての投票により特選句に選ばれる喜びはまた格別でしたが、ゆかりの地での吟行では俳句の生みの苦しさも味わいました。

 最近は、スマホやTVのデジタル画面に浸かり季節や自然を感じる機会が少ないので、俳句を趣味にしてた(今は施設にいる)母と二人で、題材探しに野山や行事(氷室開き等)に出かけていた頃を懐かしく思い出します。

 先日、同じ句会のメンバーであった〈中川すなを〉さんの句集「鳳笙」が、泉鏡花金沢市民文学賞を受賞されていましたが、その方の「晩学の 火照りを鎮め 秋の風」という句があります。

こんな熱い気持ちで歳を重ねていけたら素敵だなと、これからも感動できる国内外へ出かけて、想い出を句集にまとめてみたいと思っています。

 

次の方のお題ですが、私は家族や友人をもてなす(酒宴?の)時が至福の時間のようです。

次の方には「どんな時に幸せを感じますか?」で

お願いできればと思います。

 

 

【教職員リレーブログ】クイズ→お題「知ってびっくりしたこと」→美味しい話

前回の方はクイズ好きということなので、皆さんに、私の出身地、愛知県岡崎市で話されている三河弁のクイズを出題します。 次の三河弁はどういう意味でしょう?

Q1「ほせ」   A、カエル    B. ラテン系っぽい人     C. アイスの棒

Q2「ぐろ」   A、のどぐろ   B. 気味が悪いもの       C. すみっこ

答えはこのブログの最後で…

さて、今回のお題は「知ってびっくりしたこと」でしたね。実は1か月ほど前、学校でびっくりした出来事がありました。もう日が暮れた午後6時過ぎ、仕事を終え駐車場へと向かう途中のことです。サーっと私の目の前を横切る小動物の影が!! 茶色で胴の長い…

イタチです! この明倫高校に野生のイタチが生息していることを知ってびっくりです。

他にも校内でイタチと遭遇された方はいらっしゃいますか?

そして「知って感動したこと」は石川県のお魚の美味しさです。私は愛知県で生まれ育ち、富山県、静岡県でも暮らした経験がありますが、石川の食は最高レベルです。お魚をはじめ、新鮮な素材を生かした美味しいものがたくさんありますよね。一方、愛知県は味噌カツや天むすなどB級グルメばかりで、あまりお薦めできるものがありません。それでも、いくつかは懐かしい故郷の味があります。その1つが「イワシ玉」です。円盤状のイワシのすり身の練り物で、刻んだ人参と昆布が入っています。これに醤油をたらし、あぶって食べると、とても美味しいです。静岡県にも、この「イワシ玉」に少しだけ似た「黒はんぺん」があります。「黒はんぺん」は、ご当地グルメの静岡おでんに必ず入っています。石川ではおでんや冷やっこに、からしをつけますが、静岡おでんは、だし粉(かつお節や煮干を粉状にしたもの)とあおさ粉(お好み焼きやたこ焼きにかけるアレです)をたっぷり振りかけて食べます。みなさんも。次におでんを召し上がる時には、だし粉とあおさ粉をトッピングしてみてください。いつものおでんが、たちまち静岡おでんに変身です。ついてに、愛知風、富山風のおでんへのアレンジも超簡単です。愛知風なら、お約束の「つけてみそかけてみそ」(スーパーにあります)、富山風なら「おぼろ昆布」をトッピングするだけ。おでんが美味しいこの季節、様々なトッピングで、おでんの味変を楽しんでみてはどうでしょうか。

次の方には「これから楽しみにしていること」についてお話していただきたいと思います。

 

最後に冒頭のクイズの答えです。

Q1  C.  アイスの棒      (団子の串のことも「ほせ」と呼びます)

Q2   C. すみっこ、はしっこ (漢字では「畔」 「ぐろによってー」などと使います)

【教職員リレーブログ】「冬の楽しみ」からの「卵の殻で…」

 冬の楽しみはお正月です。家族みんなでおせち料理を食べたり初詣に出かけたり、買い物に行ったりと普段なかなかできないことができるのが楽しいです。2024年のお正月はどのおせち料理にしようか、いろんなお店のカタログを見ながらわくわくしています。

 また、特別なテレビ番組が放映されるのも楽しみです。初笑いを目的としたお笑い番組も好きですが、特にハマっているのが箱根駅伝です。箱根駅伝を知ったのは高校生の時です。入った飲食店のテレビにたまたま映っていたのが箱根駅伝で、東京と箱根を駅伝で往復するということにすごくロマンを感じたのがハマったきっかけです。今年はどんなレースが繰り広げられるのか、こちらも非常に楽しみです。

 さて、先ほども申しましたが、お正月は特別なテレビ番組がたくさん放映されています。その中から数年前のお正月に見たある正月特番のクイズ番組についてお話いたします。題名は忘れましたが、その番組には、クイズ番組ではおなじみのロザンの宇治原史規さんが出ていて他のクイズ番組同様、数々の難問に正解していました。その番組で出題された問題の中で最も印象に残っているのは「『大船に乗る』(安心している状態という意味の慣用句)の反対語は何でしょう」という問題でした。私は『泥船に乗る』かな?と思っていたのですが(それだったら簡単すぎますね)、宇治原さんの出した答えは『卵の殻で海を渡る』でした。全く聞いたこともない、全く思いつきもしない答えに一緒に見ていた息子と一緒に「えっ???」「世の中にそんな言葉あるんや~」「卵の殻ってどういうこと???」とびっくりしたのを覚えています。宇治原さんの解答は正解で「宇治原すごい!!」「なんでそんな言葉知っとるん??」「さすがクイズ王」「どんだけどんな勉強しとるんやろ~」といたく感心したことも覚えています。(他にも「『適材適所』」の反対語は?」という問題もあり答えは『驥服塩車(きふくえんしゃ)』でこれも初めて聞く言葉でびっくり。宇治原さんは正解していました。)

 今、クイズ番組の話をしましたが、季節関係なしで私はクイズ番組を見るのが好きです。新しい知識も得られるし、一緒に考えることで頭の活性化(ボケ防止?)ができるからです。

 

 次の方には今回のクイズの話つながりで「知ってびっくりしたこと」または「知って感動したこと」についてお話していただきたいと思います。よろしくお願いいたします!!

【教職員リレーブログ】電子レンジを用いた耐熱ガラスボウル調理の特徴と実践

冬ですね。

冬といえば鍋ですが、鍋を電子レンジで作れることを知っている人がどれだけいるでしょうか。

鍋は電子レンジでも作れるのです。そう、耐熱ガラスボウルならね。

電子レンジというとプラスチック容器を使うと思う人も多いでしょうが、実は耐熱ガラスボウルがほぼ完全上位互換です。

 

電子レンジと耐熱ガラスのメリット

・匂い移りがほとんどない。(保存にも最適!)

・調理してそのまま食べられる。(洗い物が減る!)

・沸騰して汁が飛び散っても、電子レンジ庫内を洗うだけで済む。

・電子レンジは水分を加熱する特性があるため、水を追加し続ければ焦げることはない(はず)。

 

このように耐熱ガラスにはいくつも利点があるので、最近はもっぱら耐熱ガラスで調理も保存もしています。

自分は鍋の他にもカレー、野菜炒め、雑炊、リゾット、スクランブルエッグなども作ったりしました。また、耐熱ガラスコップを使えばお茶などもポットを使わずに作れます。

インスタントラーメンも作りましたが、あまりに水分が多いとやはり時間がかかってしまいます。その点でいうと実は鍋も電子レンジと相性がいいわけではありません。。

また、水分が少ないと加熱ムラが出てきてしまうので、その点も弱点ではあります。

それでもずっと放置して作れる手軽さと、水分さえ残っていれば焦げることがない安全性は魅力的です。

最後に自分の得意料理であるキーマカレーのレシピを載せて締めたいと思います。

もちろん電子レンジで作ります!

 

★材料(1~2人前)

玉ねぎ 1玉

にんじん 5cm程度

ピーマン 2個

トマト 1つ

ひき肉 100g~150g

にんにく、しょうが(チューブ) 各5cm程度

塩、唐辛子 各小さじ1/2

ターメリック、コリアンダー、シナモン 各小さじ1

お好みでクミン、クローブ、カルダモンなどスパイスを追加してください。

★手順

  1. 玉ねぎ、にんじん、ピーマンをみじん切りにし、耐熱ガラスボウルに入れて15分以上加熱する。
    ※水分がなくなると焦げてしまうので、10分経過した時点で様子見し、水分が少なかったら追加する。
  2. ざく切りしたトマトを追加し、5分程度加熱して溶かす。
  3. ひき肉、調味料、スパイスを入れて加熱する。
    加熱時間によってドライカレーのようにもなるので、お好みで調節する。

 

寒い冬ですが、おいしいものを食べて乗り切りましょう。

さて、次の先生には「冬の楽しみ」について書いていただこうと思います。よろしくお願いします!

【教職員リレーブログ】洋楽と私

 前の先生から音楽(洋楽)について、というお題をいただきました。ありがとうございます。自分の大切な趣味のうちの1つです。自分の教えている教科は英語ですが、大学生の時、好きな洋楽や映画を通じて英語を教えることができたらいいなと思い、教師の道を選びました。

 自分と洋楽との出会いはよくあるパターンでビートルズです。中学2年生の時に同級生の家でレコードを聴かせてもらってから、基本的にブリティッシュ・ハードロックを聴いています。初めて買ったLPはDeep Purpleの「Machine Head」でした。大人になってから、まさかDeep Purple が金沢に公演に来てくれるとは夢にも思いませんでした。その時は既にギタリストのリッチー・ブラックモアは脱退していたのですが、残っているメンバーもいて、とても感激したのを覚えています。

 若いときは、経済的にも時間的にも余裕がなく、あまりコンサートへ行くことができませんでしたが、聴いているバンドのメンバーは年上の人ばかりで、(鬼籍に入る人も多い)今行っておかないと聴けなくなると感じ、少し無理をしても東京や大阪へも行くようになりました。(自分は1962年生まれ)ポール・マッカートニー3回、ローリング・ストーンズ2回、TOTO3回、KISS2回、ドゥービー・ブラザーズ2回行きましたが、他にも、エリック・クラプトン、ポリス、スティング、ジャーニー、ホール&オーツ、THE WHO、MR. BIG、エアロ・スミス、YES、キング・クリムゾン、U2、レッド・ホット・チリ・ペッパーズ、ボン・ジョヴィ、アート・ガーファンクル、オリビア・ニュートン=ジョン、シェリル・クロウ、クリストファー・クロス、シンディー・ローパーなどへも行きました。週末にチケットの半券を調べてみたら、約35回いろんなグループのコンサートへ行っていました。(半券は記念にとってあるのですが、元々物を捨てることのできないタイプです)

 最近はネットでコンサートのセットリストが公開されていて、しかもその曲がどのアルバムに入っているかもわかり、YouTubeにも連結しているウェブサイトがあるので、とても便利です。自分は職業柄か、予習と復習が大切だと考えています。コンサートに関しても、知らない曲があると損する気がするので、セットリストで予習として、演奏される曲をしっかり聴き、コンサートが終わってからは、数週間、復習として演奏された曲を余韻に浸りながら、聴くことにしています。

 ビートルズの話に戻ります。「サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド」というアルバムに「When I’m Sixty-Four」という曲があります。自分が64歳になっても、まだ、僕を必要としてくれる?ヴァレンタインのプレゼント、バースデイ・カード、ワインを贈ってくれるかい?というような歌詞ですが、この歳に近づきつつあるなーとしみじみ感じています。

 2021年にルーシー(Lucy)という木星の小惑星探査機が打ち上げられました。このミッション名は、有名な類人猿化石のルーシーに由来しますが、もともと、類人猿化石ルーシーは、ビートルズの曲「Lucy in the Sky with Diamonds」にちなんだものでした。この曲もアルバム「サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド」に入っています。そして、探査機ルーシーには未来の私たちの子孫に向けたメッセージを書いたプレートが取り付けてあります。プレートには20人の著名人の言葉が刻まれているのですが、ビートルズ4人のメッセージもその中にあります。最後にビートルズのベーシストであったポール・マッカートニーのメッセージをここに載せて、このブログを終わりにします。アルバム「アビイ・ロード」の中の「The End」という曲の歌詞の一部です。And in the end the love you take is equal to the love you make. 日本語の意味はあえてここには書かないでおきます。興味のある人は考えてみてください。

(人によって音楽の趣味は様々ですから、洋楽に興味がある生徒さんは限られていると思います。趣味が違う方、長々と書いてしまって、ごめんなさい。)

 

 だんだん寒くなってきました。あったかい料理が食べたくなってきたということで、次の先生には料理について書いていただこうと思います。よろしくお願いします。

【教職員リレーブログ】国立国会図書館に行ってみた!

 「今年一番の出来事はなんですか」のバトンを受け取り、夏に行ったスパークスのライブと迷った結果、今春体験したことについて書くことにする。

 小学生の間、小学館の『小学○年生』という月刊誌を定期購読していた。内容は当時のアイドルや教科の学習に関する情報などが中心だった。その中に、読者の投稿による『らくがきコーナー』があり、小学校高学年の時に自分が描いたイラストが「確か」採用されたはずだった。しかし、現物は早々に処分してしまい、5年生か6年生か何月号か、記憶も手がかりもない。何を描いたかは覚えている。1970年代中期に日本でアイドル的な人気を博した英国のロックバンド、クイーンのドラムを担当するロジャー・テイラーの似顔絵だった。

 「生きている間に自分の目で確かめたい」

 春休み中に上京する機会があり、スケジュールを立てる中で半日分ほど空き時間ができることが分かり、何十年と心の中で引っかかっていた懸案事項を実行に移すことにした。

 国立国会図書館はその名の通り、国会議事堂の隣にあり、日本で最も膨大な蔵書を誇る唯一の国立図書館である。簡単な手続きを済ませれば、だれでも利用できる。受付カウンターで現物を用意してもらうことも可能だが、時間がかかりそうだし、そもそも昭和何年の何月号かも分からない。よって、PC端末を利用して、まずは『小学五年生四月号』からローラー作戦でPDFファイルのチェック作業を1ページずつ進めた。

 同行した連れ合いにも協力してもらいながら、パソコンの画面に向かって作業を進めること約1時間...

 「あった...!」

 全身に鳥肌が立った。『小学六年生 昭和50年11月号』だった。自分の記憶は間違っていなかった。

 PC端末から該当ページの印刷を申請し、カウンターで手数料を支払って表紙とイラスト・ページ2枚のカラーコピーを受け取った。折れ曲がるのが嫌だったので、売店で国立国会図書館のクリアファイルを購入して恭(うやうや)しく挟み込んだ。50年近く心の片隅で引っかかっていたものがようやく外れた思いがした。

 

永田町駅で降りて歩いて1~2分

道路をはさんで国会議事堂が 

※採用された似顔絵については掲載を控えさせていただきます。見てみたいという物好きな方がいらっしゃれば、M出にひと声おかけください。 

 

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 洋楽つながりということで、次回のブロガーさんには音楽について語っていただきたいと思います。

※因みに最近では The Lightning Seeds の‘Emily Smiles’が個人的にツボりました。(PVはちょっと気持ち悪いですが)
 動画リンク: https://youtu.be/K6_5LxE9FEc