なくそう自転車並進走行!

昨年の令和2年度では、本校生徒の自転車乗車中に起こった事故は合計で17件ありました。そのほとんどが自動車との接触事故であり、信号のない交差点・T字路での出会いがしらの衝突でした。特に、道路右側の歩道を通行時、小路右側から出てきた左折車との接触事故が目立ちました。いずれも自動車運転手が気付いてくれており、止まってくれるものと思い込んだ接触事故でした。


 

そこで今年度は、上記の写真のような歩道(歩行者、自転車共有通行帯)を教室掲示することで、歩道内での通行区分を明確化させ、自動車の動きを予測しながらの危険察知が事故防止につながることを全校生徒に促しています。 

また、注意しなければならないのは、歩道は歩行者と自転車の共有通行帯ですが、歩道である以上、歩行者の方が優先であるということです。つまり、歩道内では自動車との事故回避はもちろんのこと、歩行者の安全を十分に確保しながら自転車を運転しなければならないということです。 

 生徒諸君には、今年1年間、自転車運転による事故が1件でも減ってくれること、また被害者にも加害者にもならない交通安全意識を持ち続けて自転車を運転してほしいと願っています。

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