令和７年度修学旅行

　３日目を迎えました。生徒たちは集団行動をしっかりと意識し、協力しながら行動できています。そのためか、これまで大きなトラブルもなく順調に旅程を進めています。朝から明るく元気に活動を開始しました。

　午前はひめゆりの塔・ひめゆり平和祈念資料館を訪問しました。館内では、当時の女子学生たちの証言や資料を通じ、戦争の悲惨さと向き合う時間となりました。１日目の平和講話と関連する資料が沢山あり、生徒たちは真剣な表情で展示に目を向けていました。慰霊碑の前では手を合わせ、それぞれが静かに平和への思いを心に刻みました。

　また、例年のコースとは違い、今年度は糸数壕（アブチラガマ）を訪れました。ガイドの方の説明を受けながら暗い洞窟内を進み、戦時中の方々が身を寄せていた厳しい環境を体感しました。（壕の中は撮影禁止のため、写真は入り口までです）

　今回の学びを通して「平和は当たり前ではない」という意識を強く持ち、自分にできることを考えたいと語る生徒も多くいました。歴史の重みを心に刻む、貴重な学びの場となりました。

　この後は、国際通りで班別研修です。