学校日誌

石川初!生徒が授業をする塾・「錦塾」

昨日と本日、中高交流事業インターンシップの一環で、錦丘高校2年生6名が中学校の夏季補習に「教師」として参加しました。

自分たちで作った授業スライドやプリントを用いて、中学3年生には英語の「関係代名詞」、中学2年生には英語の「比較級・最上級」及び数学の「三元一次方程式」を講義形式で行いました。

高校生はこの日のために中学や高校の先生に授業のやり方や教材の作り方を教わり、自ら授業設計し、つたないところはあったものの、みごと45分の授業をやり遂げました。

日頃何気なく受けてきた学校の授業ですが、教師の立場になるとこんなにも難しいものなのか、と頭を悩ませながら授業の準備をしていた高校生でしたが、中学生からは「わかりやすかった」、「親しみやすかった」などの感想をもらい、一層教師を目指す気持ちを強めたようです。

錦丘高校では教育学部志望の生徒はたくさんいます。そのような生徒たちに少しでも授業を行うことの難しさや面白さを体験してもらい、未来の「同僚」を育てることもこの学校の重要な使命だと思います。

一人でも多くの高校生・中学生がこの錦学館で職業としての教師の魅力を体験してほしいと思います