学校日誌

ほりほりの部屋Vol.53「やってみます!~I’ll try it!もしくはLet me try it!~」

 皆さん、こんにちは。堀です。1300人登校が始まって、はや7日目。この時期にしては天候に恵まれた日々が続いています。毎朝、お天気同様、さわやかなあいさつを返してくれる生徒、増加中!新入生も含め、とてもいいカンジです!年度初めって何かと「気疲れ」するけれど、なんだかんだ言っても、今日は週末!ウィークエンド!もうひとがんばり~GAT!!

 一昨日、昨日と放課後、校内を「徘徊」していました。グランドも、テニスコートも、体育館も、文化部の各活動場所も、生徒会室も・・・まあなんと活気に溢れていることか!!「これだよこれこれっ!」って心の中でひそかにガッツポーズ!特に2・3年生諸君の「先輩」っぽくなってる姿が凜々しくて凜々しくて・・・大人になっていくんだねぇ~・・・しみじみ感じ入ってます。

 今週末あたりからゴールデンウィークにかけて、各競技の春季大会目白押し。そして、3年生最後の総決算の場となる総体(総合体育大会)・総文(総合文化祭)の県予選まで、あと7週間もありません。3年生諸君!あと50日足らずだよ。今燃えずして、いつ燃えるの??(吹奏楽の定演まで3週間切った!野球は・・・もうちょい先か・・・)

 1・2年生諸君!部活の「先輩」たちが、どんな風に「最後の大会」に立ち向かおうとしているか、その後ろ姿をしかと目に焼き付けて下さい。一つ一つ、引き継いでいくことがが錦の新たな伝統となっていくのです。

 3年生諸君!その「背中」で語れる「先輩」であってください。Actions speak louder than words!(行動が言葉よりも大きな声で語りかけるのだ!)行動で示すことができる人であって下さい。「くちだけ」「くちばっかり」の人の後ろには、誰もついては来ないのです。結果のことを言っているのではありません。どれくらい真摯にその競技や練習に取り組んだか?そこにプライドを持つことができるか?そのプロセスにこそ誇りを持てるか?あとたった、7週間足らず、自問し続けてください。諸君の悔いのない「準備」に期待しています!!

 さあ、ここで、堀が諸君から期待する返事、コトバ。それは、「がんばります!」ではありません。「やってみます!」です。若い人たちから、このコトバを聞くと、ぶるっと震えが来ます。ゾクッとします。だって、何かをやりはじめる、1歩前に踏み出すっていうことは、大きな決意の表れですよね。ありとあらゆるものについて、全くの静止状態から動き始めるまでの瞬間というのは、それまでため込んでいたエネルギーが一気に「静」から「動」に質的に変化する瞬間ですよね!ゾクゾク、そして、何が起こるんだろうって、ワクワクしませんか??

 どんどん使ってみて下さい、この魔法のコトバ:「やってみます!」。めっちゃ前向きに、ポジティブになれますから。オススメ。「シン・エヴァンゲリオン劇場版」で、最後の戦闘に向かうシンジ君が言いました:「やってみます!」。ミサトの相棒、科学者のリツコも言いました:「やってみるわ!」さて、劇中にもう1回、この魔法のコトバが出てきます。それは誰が、どの場面で??(正解がピンときたら校長室へ。)3時間にも及ぶこの超大作中、3回、この「ゾクゾクワクワクポジティブマジックワード」が使われていたのです。(ちなみに、「がんばります!」は1度も出てきません。)庵野カントク、さすがです。キャラのセリフ一つ一つに「命」を感じます。GWあたり、お時間あれば、諸君も「シン・エヴァ」を劇場で堪能しては?ではでは。今日はこの辺で。CU ASAP!

P.S.先日、校長室にて、若い先生とお話しした際、「はい!やってみます!」って、にっこり笑って、返された瞬間がありました。ゾクッとしました!職員会議で話した内容を憶えていてくれて、使ってくれたということが伝わった「笑み」でもありました。彼はこの後の長い長い教員人生の中で、何回、「やってみます!」を、こどもたちに言ってもらえるのだろう。何度、勇気を持って1歩踏み出させることができるのだろう。そんな思いに駆られました・・・なんだか、「ほっ」と、暖かい気持ちにもなった堀でした。

P.P.S.パソコンの調子が悪く、写真が取り込めましぇーん(カムバック・・・わかるひとにはわかる・・・ハズ)。文字ばっかりですみましぇーん(カムバック・・・くどい)。