学校日誌

【女子テニス部 新人大会結果】

団体ベスト4!

 圧倒的強豪上位3校に続き、先月の地区大会までの出場選手のポイントの合計でギリギリ第4シードに入り、今大会に臨みました。

 進出目標であった準決勝、第1シードの金沢高校との対戦では出場選手は最善を尽くしたものの、体幹の強さ、スイングスピード、パワー…と圧倒的な差を見せつけられ力負けしました。

 この6月に後輩の指導をして来た12人の3年生が引退し、新チームとして戦う初めての団体戦でした。本校は入学後に硬式テニスを始めた生徒が多く、これまでもチーム力で戦ってきましたが、今大会ほどチームの結束力が重要となる大会はなかったでしょう。

 2R、3Rと決して楽な戦いではありませんでしたが、このような中で表彰状を手にすることができました。まさに全員で勝ち取った表彰状だと思います。

 今回、団体戦に出場しなかったメンバーも本当にチームのために審判、ボールパーソンとして活躍し、応援も出場選手のプレーを支えてくれました。

 今大会の個人戦、団体戦を振り返るとサービスの後のボール処理、基本的なサービスリターンからの単発ミス、ディフェンスボールでのミスなど、クリアすべき課題がまだまだあります。また、試合経験の少ない選手は練習と試合で打っている球に大きな「差」があることも課題の一つです。

 テニスを『人間形成』の手段と考えると自分たちで試行錯誤しながら練習メニューを考え、決め、実行する「自律型(self-directed)」のチームが理想の形だと考えており、各々がもう1つ上を目標に「チームワーク」を武器に人間的にも技術的にも成長してほしいと願っています。

 最後になりましたが、今大会においても連日、大会会場まで送迎をしてくださった選手のご家族の方々、後輩達を指導し引退した3年生の皆さん、チーム関係者の皆様に深くお礼を申し上げます。今後ともご声援をいただければ幸いです。