学校日誌

ほりほりの部屋Vol.16「長靴って“RDB”入り?~0.2%?!~」

 

 皆さん、こんにちは。堀です。「七夕」に、「あの2人」にはあいにくの雨だけれど、こんな日こそ!『アメニモマケズ、カゼニモマケズ、シメッポイクツシタニモマケズ』、GAT(元気で、明るく、たくましく)!

 今朝、挨拶運動に立っていました。風邪、ひかんといてや~、と言いたくなるくらいに雨に打たれた生徒もかなり見かけました。時間帯によっては、まさにバケツをひっくり返したような降り方で、必死に傘にすがりついている中1男子もいたりして。「おー、よう来た、よう来た」と声かけしてしまう場面もありました。(最近の降り方って、東南アジア並み(?)に、いっときに一気に降ることが多くなっている気がするのは堀だけ?)そんな中、高校生の足下が気になって、立っていた約50分間だけですが、長靴を履いている生徒数を数えてみました。何人いたと思いますか??堀が立つ前後にも着用していた生徒がいたかもしれませんが、目視できたのは、ナント!2人のみ!本校生徒の雨天時長靴着用率、0.2%!これはまさに、Red Data Book入り(?)の数値。2人ともJKでしたが、そのうちの1人には、足下を指さして、「正解!」と叫んでしまいました。彼女は笑って、頷いてくれていました。スニーカーを履いた、ある生徒は、「くつの中が大洪水ですう。」と嘆いていました。(ちなみに、先生方で長靴着用を確認できたのは、国語の水〇先生だけでした。教員における着用率1%!正解!)この数値の低さは、下駄箱の内容量スペースそのものが不十分、という根本的な問題や、今朝みたいな降り方はめったにない、ということも一因かと思います。

 それにしても、今日1日、ほとんどの生徒、ソックスの状態は不快かも、と心配になる堀でした。湿気のせいで髪型もなかなか決まらず、様々な印刷物、「紙もの」もしけって、くったりしたりして。梅雨とか、雨って、とかくネガティブなイメージをもたれがちです。一方で、大自然の大きな営みの中では、なくてはならないものでもあります。

 

 昨年9月、「呼ばれて」屋久島上陸した際のものです。左の巨木は、推定樹齢3000年の「弥生杉」、その生命力には圧倒されました!豪雨の中、幹に抱きついて、すりすりしてしまいました。次の2枚は、まさにジブリの世界を彷彿とさせませんか?残念ながら、「こだま」をとらえることはできませんでしたけど。およそ2時間の短いトレッキングでしたが、ツアー中ずっと土砂降りで、スニーカーの中、大洪水状態であっても、ものすごーーーく楽しい探検でした。身も心も、屋久島の雨で、全ての穢れ(けがれ)を洗い落とせた、そんな気になりました。こんな雨もあるのです。屋久島には自ら「行く」のではなく、屋久島から「呼ばれる」のだ、と言われています。諸君も「呼ばれたら」、発作的に応えたら良いと思います。あっ、その際は、お隣の島、種子島もお忘れなく。鉄砲伝来の地であることもさることながら、日本の科学技術の粋、種子島宇宙センター、JAXAにて、HⅡA/HⅡBロケットを見ない手はありませんよ。打ち上げにも立ち会えたらスゴいね!大学時代、人生において、最も自由時間がある時、我が国が世界に誇る、大自然と科学技術の両方を、是非是非、堪能してください。オススメです。写真では伝わりきらないすごさを体感してきてください!!ではでは。今日はこの辺で。CU ASAP!

P.S.  今日、7月7日、「七夕」と書いて、「たなばた」って読むのはなぜ?おりちゃん(ベガ)とひこちゃん(アルタイル)が年1回再会すること、つまり、恋愛がメイン?短冊に願い事を書くことがメイン?笹竹に飾りをするのはなぜ?そもそも、短冊にはどんなことを書くの?う~ん、チコ的疑問満載の日なりね~(コロ助風に)。実に様々な伝説が結び付いて、現在の「七夕」となっています。「自分で」ググってみてね。知識は簡単に得られます。そういう現代のことを「知識基盤型社会」と言います。賢くなろう!!