学校日誌

錦高日記11月26日(木) ~3年生 生物の実験~

 今日は、期末試験3日目でした。2年生と3年生理系は2科目でしたが、1年生と3年生文系は3科目ありました。特に1年生は今回初めて全科目の定期試験となっているため、そろそろ疲労がたまってきているのではないでしょうか。1年生の皆さん、ここで踏ん張って、とりあえず明日をクリアすることを目指しましょう。

 さて、今日は先日行われた32・33Hの生物選択者が実施した実験の様子をお伝えします。テーマは「眼球」。豚の眼球を使って、教科書で学んだ眼球の構造を、実際に自分たちの目で確認しました。まず、村上先生が、カミソリの使い方も含め、どのように切り開くのかをデモンストレーションしました。生徒たちはじっと先生の指先に神経を集中させます。すると、中からはきれいな透明の水晶体が現れ、生徒たちは「わぁ~、きれい!」と感嘆の声をあげました。この声こそが、生命とからだの不思議に本当に触れたときの反応ではないかと思います。

 次に、自分たち自身で眼球を開き、その構造を確認しました。ふざける者は一人もおらず、皆、真剣でした。

 「わぁ~」と声をあげたこの経験は、きっと長い間、彼らの心の中に残ると思います。