進路日誌

【進路指導課】「金沢大学 医薬保健学域保健学類 看護専攻」出張進学説明会

 昨年同様、6月の「金沢大学出張進学説明会」「早稲田大学出張進学説明会」に続く「出張大学説明会」の第3弾として、本日7月24日(木)(夏季補習初日)13:00より、標記の進学説明会を実施しました。金沢大学医薬保健学域保健学類看護専攻教授の 津田 朗子 様を講師としてお招きし、看護系受験・進学希望者や興味のある2年生5名、3年生4名の計9名が参加しました。

 看護師は数ある資格の中でも将来性が高く、就職にも有利なことから、昔から女性に人気のある職業の一つです。現代の社会・経済環境の中で、やりがいを感じながら社会に貢献し、なおかつライフワークとして安定した職業を考える際、看護や医療系の仕事は真っ先に候補として挙げられます。これは日本国内に限らず、世界的にも同様の傾向が見られます。

 例えば、近年では高齢化の進行に伴い、地域包括ケアや訪問看護のニーズが急速に高まっており、病院勤務だけでなく、地域医療や在宅医療の分野でも看護師の活躍の場が広がっています。また、災害時や感染症の流行時には、看護師が最前線で医療支援を行うなど、社会的な役割の重要性が再認識されています。

 今回の説明会に参加した生徒は、金沢大学看護専攻での学びに強い関心を持ったようで、有意義な機会となりました。先生からはナイチンゲールの『看護覚え書』の紹介も交えながら、説明会後には生徒たちの個別の質問にも丁寧にご対応いただきました。

 また、海外研修制度について具体的な情報を提供していただきました。

 来年度以降も、同様の企画を継続して実施できればと考えています。生徒たちが医療職への理解を深め、自らの進路選択に自信を持てるよう、今後も充実した学びの機会を提供していきたいと思います。