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令和6年度 修学旅行 3日目(10/10木曜日)②

「愛を、世界の平和のために」

8月29日(木) 午後10:30~11:15(45分) NHK総合で放送された「NHK MUSIC SPECIAL 玉置浩二~愛と平和のハーモニー~」で、沖縄を訪れた玉置浩二さんが語った言葉です。1945年3月26日、米軍は沖縄に上陸を開始しました。沖縄戦では日米双方で20万人近い方々が犠牲になりました。

以下は沖縄平和祈念公園を設立した趣旨です。(当公園HPより抜粋)

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沖縄の歴史と風土の中で培われた「平和のこころ」を広く内外にのべ伝え、世界の恒久平和を願い、国籍や軍人、民間人の区別なく、沖縄戦などで亡くなられたすべての人々の氏名を刻んだ記念碑「平和の礎」を、太平洋戦争・沖縄戦終結50周年を記念して1995年6月23日に建設する。

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初日の平和講話でお話してくださった下地輝明さんは生徒たちに語りかけたことが思い出されます。

「戦争が起きる上でなくてはならないものはなんだろうか?それは『敵』です」

今の世界のどこかで、戦争や紛争によって、家族や友人を失う何の罪もない民間人がいます。当然軍人にも家族がいます。戦う敵にも家族がいます。約80年前のここ沖縄にも、そういう方々が国籍を越えてたくさんいたのです。

人々がすべての人に「愛」をもって関わること、恒久的な平和実現へのヒントがここにあるのではないでしょうか。

未来を拓く生徒たちが戦争について学ぶことには大変大きな意義があります。非常に真剣な様子でかつての沖縄に思いを馳せていました。今日学んだことや感じたことをこれからも大切にしていってほしいと思います。