2022年度~NSH事業報告

「二水グローバルスタディーズプログラム」を実施しました

7月31日(月)から8月4日(金)にかけて、「二水グローバルスタディーズプログラム」が行われました。

「二水グローバルスタディーズプログラム」とは、

1.5日間オールイングリッシュで  

2.多様な文化的背景をもつ留学生とともに

3.環境問題や自分の価値観など様々なテーマについて

4.ディスカッションやプレゼンテーションなどをする、充実のプログラムです。

今年は26名の1、2年生が参加し、京都大学や名古屋大学などの留学生5名とアメリカ出身のファシリテーター1名とともに、濃密で刺激的な校内留学を体験しました。

はじめは少し緊張していた生徒たちも、すぐに打ち解けて笑顔になり、英語を話す環境にどっぷりつかっていました。

そして最終日には「自分の強みと社会貢献」というテーマで堂々とスピーチをし、聴衆を引きつけていました。

この5日間のプログラムで、英語力も自信も大いに高まったようです。

みんなお疲れ様、楽しかったね!

 

 

 

 【参加者の感想】

・英語力が以前より確実に上がった。

・すごく楽しかった。英語で誰かと話すことの楽しさを知ることができた。もっと語彙力をあげたいと思った。

・1週間がとてもあっという間だったし、もう終わってしまうのが名残惜しく思う。また留学生たちに会う機会があったら、今回よりももっと英語を身につけて話せるようにしようと決めた。

・ずっと英語を話し続けることは、大変で疲れたけどもう一度、参加したいと思いました。

・グループリーダーの出身国のことや、大学、将来の夢などたくさんの話をきくことができてとても良い機会になった。

・英語だけでなくこれからの人生で大切にするべきことも学べました。楽しかったです!!

・海外に行くのは怖いと思っていたが、もっと英語を勉強して使える単語を増やせば海外へ旅行に行けそうだと考えられるようになった。

 ・失敗を恐れないことがたいせつだとより強く知って失敗をすることに対しての不安が減り、様々なことに挑戦していきたいと思うようになった。積極的に取り組んでいくことでたくさん成長することができた。

・自分の見方が大きく変わる経験だと感じた。グループリーダーたちとのコミュニケーションをたくさん積むことで、英語力が確実に上がったと思う。

・始まる前はついていけるのかと不安だらけだったけど、始まった瞬間からそんなことは吹っ飛んで楽しすぎて五日間があっというまでした。グループリーダーとグループメンバー達と一緒にお話したり、考えたりするのがとても楽しくて、毎回笑いがたえませんでした。国が違ってもちゃんとコミュニケーションをとることはできると感じたし、もっと英語を話せるようになればもっとたくさんコミュニケーションが取れるようになると思いました。

・グループリーダーとの会話や自分よりずっと英語が得意でスピーチのレベルの高い生徒の様子から自分ももっと英語力を伸ばしたいという気持ちが強くなった。

・これから新しいことをする機会があったとき、少し苦手だと感じているものに出会ったときに避けずに挑戦できるようにしたいと思った。

第12回科学の甲子園全国大会出場!

2年生自然科学コースの8名の生徒が、3月17日(金)~19日(日)の3日間にわたって茨城つくば市で開催された第12回科学の甲子園全国大会に、石川県代表として出場しました。

大会では、筆記競技、実技競技①、②、③に参加し、各県代表校の生徒と競い合いました。

 総合成績は36位でしたが、全国のトップレベルの高校生とともに貴重な経験をすることができました。

 

2年生「総合的な探究の時間」高校生ビジネスプラングランプリで「学校賞」受賞!

今年度の総合的な探究の時間(US)では、日本政策金融公庫主催の「高校生ビジネスプラン・グランプリ」に課題探究活動の成果として、64テーマのビジネスプランをエントリーしました。残念ながらベストプランには選ばれませんでしたが、「学校賞」を受賞しました。また、最後に学校代表として「カフェあぐりん」(チームあぐりん)が、第10回高校生ビジネスプラングランプリ北陸地区アワードで発表し、1年間の活動を終えました。

「鈴木大拙館」「西田幾多郎記念哲学館」訪問

2月5日(日)「京都で学ぶ人文学」哲学対話シリーズ第2弾!「鈴木大拙館」「西田幾多郎記念哲学館」訪問が開催されました。

午前中は、鈴木大拙館を訪問し、授業でお世話になった猪谷聡先生から二水生だけに特別に館内を案内していただき、大拙館の落ち着いた思索空間を楽しむことができました。午後は、西田幾多郎記念哲学館を訪問し、学芸員の藤本先生に館内を案内していただき、こちらも授業でお世話になった中嶋優太先生をファシリテーターに哲学対話を行いました。ヨシタケシンスケの絵本を題材に、テーマをじっくりと決めていくところからはじめ、お互い話を聞き、ゆっくりと考え、語り合いました。共に考えを深め合う楽しく満足のゆく哲学対話となりました。

2年生 自然科学コース『大学実験講座』

2月3日(金)に、2年生自然科学コースの生徒を対象として、石川県立大学にて大学実験講座を実施しました。講座では、同大学生物資源工学研究所の中谷内修先生、学生の松山さん、南部さんの指導の下、リアルタイムPCR法によるウィルスの検出実験に取り組みました。

生徒たちは大学の実験室をお借りしての実験活動に興味をもって積極的に取り組み、とても有意義な1日とすることができました。

特別講義「ドローンを題材とする人工知能体験」

1月20日(金)5~7限目に、2年生自然科学コースの生徒を対象として、金沢大学理工研究域の軸屋一郎先生、久保守先生、今井祐希さん、東宗太朗さんにお越しいただき、特別講義を開催しました。

講義では、ドローンの飛行制御、画像処理や顔認識を題材とした人工知能を体験することを通して、Pythonのプログラミングを学びました。生徒たちは課題に対して、興味をもって積極的に取り組み、とても有意義な機会とすることができました。

「二水高校で哲学対話」が開催されました!

令和5年1月21日(土)に、「二水高校で哲学対話」が開催されました。西田幾多郎に繋がる京都大学の五十嵐涼介先生と5名の大学院生をお招きして、少人数グループで哲学対話を行いました。テーマは「人間とAIは友達になれるのか?」。AIという最先端技術についての問からはじまり「友情とは何か」さらに「人間とは何か」など、広がりながら深めていくことができました。自分で考え、自分の言葉で問い合うことで、自分と他者に対する気づきを経験し、思考力が高まる楽しい時間を過ごしました。

  

令和4年度「いしかわ高校科学グランプリ」で優勝しました!

10月23日(日)、いしかわ総合スポーツセンターにて「令和4年度いしかわ高校科学グランプリ」が開催され、金沢二水高校から2チームが出場しました。

大会では。チーム「俺たちの解法気持ちよすぎるだろ!」が、筆記競技3位、実技競技2位に入り、総合で見事に優勝しました!

チームは、来年3月につくば市で開催される「第12回科学の甲子園全国大会」に、石川県代表として参加します。

大会では、全国から集まった精鋭たちとともに、科学を楽しみながら精一杯頑張ります!

いしかわ高校医科学グランプリの会場にて表彰式

「生き方セミナー」が行われました。

10月12日(水)、3年生全員を対象に、「生き方セミナー」が行われました。

「形のないもの~”難民”として私は生きる~」と題して、講師のトルオン・ティ・トゥイ・チャンさんにお話しいただきました。過酷な状況の中、真っ直ぐ前を向いて歩いていく、という会場全体が心打たれる内容でした。

生徒たちにとっては、「苦しくて辛くても壁にぶち当たっても、決してあきらめず花が咲くまで努力する」「違う価値観の人に出会ったとき、お互いを理解し受け止めること」「不自由なく学べることへの感謝」など、今後の生き方を考える貴重な機会となりました。

自然科学コース206Hの研修旅行が行われました。

9月26日(月)~27日(火)にかけて一泊二日の日程で、206Hの生徒全員が参加して自然科学コース研修旅行が行われました。

1日目は大阪大学を訪問し、2班に分かれてレーザー科学研究所と蛋白質研究所を、2日目は、理化学研究所播磨キャンパスの大型放射光施設 SPring-8(スプリングエイト)とX線自由電子レーザー施設 SACLA(サクラ)を見学しました。最先端の研究に触れることを通じて、生徒たちの科学技術に対する興味・関心を高めるとともに、進路に対する意識を向上させることにつなげることができました。