2024年度(令和6年度)
5月15日(水) アサーションの授業をしました。
アサーションとは、相手を尊重しつつ自分の意見を主張するコミュニケーション方法の1つです。これを身に付けることで、伝えにくい事をきちんと相手に伝えることが出来るなど、相手も自分もストレスを感じないコミュニケーションを取ることが出来るようになります。今回はスクールカウンセラーの方々とアサーションについて学びました。まず、自分の普段を振り返り、どのような言い方をしているかチェックしました。ガマンさんタイプ・おこりんぼさんタイプ・さわやかさんタイプのどれに当てはまるかを知り、さわやかさんになるには、どのような言い方をすればよいのかを考えました。振り返りには「私は、あまり断れないけど、優しい言い方をして断ろうと思いました。相手の気持ちと自分の気持ちの両方が大切だと思いました。」「私はガマンさんタイプに近いと分かったけど、大事な時だけは自分の意見を言うことができるので、今のままでもよいと思った。でも、自分の気づかないうちにストレスが溜まっているかもしれないので、気を付けようと思った。」などがあり、自分のことをしっかりと見つめることができたようです。
5月11日(土) 奥能登卓球大会
奥能登卓球大会が穴水勤労者体育館で行われました。後期課程の3人の生徒にとっては久しぶりの大会です。特に7年生にとっては、初めての大会でした。発災後、なかなか他校の生徒と練習する機会が持てなかったこともあり、3人とも不安も大きかったと思います。しかし、それぞれに日頃の練習の成果を発揮することができたようです。結果は、個人戦で、9年生が準優勝、8年生と7年生は残念ながら初戦敗退でした。応援してくださっているみなさんありがとうございました。
5月7日(火) 田植えを行いました。
午前中雨模様だったので、心配しましたが、午後からは晴れ渡り絶好の田植え日和になりました。今年は、例年植えている黒米の苗が作れず、コシヒカリの苗を植えました。しかし、田植えという行事をなくさず、つなげていく事が今後、黒米の田植えの復活につながると信じています。「稲刈りもぜひ来てください。」と、お世話をしてくださった農家の方が言ってくださり、みんなとてもうれしそうでした。振り返りには「久しぶりの田植えで、今日はとても楽しかったです。」「植えるときの楽しさや、泥がついたときの気持ちを思い出しました。」「今年はいろいろなことがあったので、昨年よりも苗やお世話してくださる人に感謝して植えることができました。」「苗をまっすく植えることが難しかったです。稲刈りが楽しみです。」「昨年よりはうまく植えられたんじゃないかなと思います。」という振り返りがありました。
5月1日(水) 地域の方と一緒に花の種を植えました
ダリアの種を、避難所においでる地域の方と一緒に植えました。元気に育って花いっぱいになるように丁寧に一生懸命に作業をしました。「頑張って水やりしてね」と言われ「きれいな花が咲いたら、見に来てください」という会話を聞きながら、微笑ましいなと思いました。
5月1日(水) 学習オリエンテーション
1学期スタートから1か月が過ぎました。学校生活も日常を取り戻し、児童生徒のみなさんは落ち着いて学習に取り組んでいます。今回の学習集会では、今年度の授業の中で重点的に取り組むことや頑張っていくことについて共有しました。今年度頑張ることは「自分の考えをわかりやすく表現する」ということです。先生方からのプレゼンテーションとミニ授業で楽しく学び合いました。
4月26日(金) 児童生徒総会
大谷小中学校の児童生徒総会が行われました。まず,児童生徒会長から今年度の目標が発表されました。目標は「少数盛栄」です。元の四字熟語の「少数精鋭」という意味と、「少人数でも学校を盛り上げたい」という意味があります。また、この目標にした理由は、少人数であることがこの学校の特徴のひとつなので、それを活かして学校を盛り上げていきたいと思ったからです。児童生徒会長のわかりやすい提案でした。
児童生徒の皆さんからは、様々な意見や質問があり、最終的には集まって話し合いをすることになっていました。全校の目標が決まったところで、それを達成するために個人で努力したいことを決めて発表しました。それぞれに自分ができること、やらなければならないことをしっかりと考えた目標を立てていました。これからの活動が楽しみです。
4月25日(木) PTA総会・授業参観
今年度初めての授業参観でした。保護者の方々が参観される中,ちょっと緊張した面持ちの児童生徒の皆さんでしたが、授業が始まるといつもの調子で、真剣に楽しく課題に取り組んでいました。保護者の方々や先生方も授業に参加するなど工夫した授業を行いました。
PTA総会では、前会長和田さんより、昨年度までの活動と大谷小中学校に対する熱い思いを語っていただきました。そして、その思いを引き継いで今年度会長となった川端さんより、今年度の意気込みを熱く語っていただきました。PTAの会員数は少なくなりましたが、昨年度と同様、児童生徒を支え、大谷の良さを引き継いでいく活動をすることが決まりました。
4月24日(水) ストレスマネジメントの授業
震災後の児童生徒の心のケアとして,文科省のスクールカウンセラーの富永先生に、ストレスマネジメントの授業をしていただきました。大谷のみなさんは、落ち着いて生活ができているのですが,やはり震災の後ということで,今回はストレスを自分でコントロールする方法を学びました。自分に心の様子をチェックしたり、実際にリラックスする方法をやってみるなどしました。みなさんからは「自分の心をコントロールする方法がわかりました。もしも、周りの人で夜眠れない人などがいたら教えてあげたいです。」という感想が聞かれました。
4月24日(水) 図書ガイダンス
今日は、図書館司書の方の図書ガイダンスが行われました。本の分類について詳しく教わり、借り方や返し方についても確認をしました。たくさん読書をしてほしいです。また、5月から取り組むビブリオバトルのお話もありました。ビブリオバトルの様子については、ホームページで伝えますので、みなさん、お楽しみにしてください。
4月18日(木) 私たちが大谷町のためにできること…
大谷小中の児童生徒で,総合的な学習の時間に、大谷町の先輩の方のお話を聞き,手作り鯉のぼりを作ることにしました。これまで大谷町のイベントだった鯉のぼりフェスティバル。今年はできないかもしれませんが,手作り鯉のぼりを作り,泳がせることで,町の人たちを元気にすることができるのではないかと考えたからです。5人の児童生徒の小さな一歩かもしれませんが,これが大谷町の復興につながる一歩になると信じてがんばります!みなさん、完成を楽しみにしていてください。