理科室から

ミミズのウンコ探し

 生き物のつながり…の授業の一環として,ミミズはウンコをするか…と言う問題を出しました。全員が,「食べているからするはず」で一致。めずらしいです。
 最後に,中庭にあるミミズのウンコ探しです。男子はもちろん,最初は嫌がっていた女子も「ここにもあるよ」と見つけて声を上げていました。
 ウンコの山の近くを掘ってミミズを見つけたY君。さすがです。

ひまわりのタネを数えたら…

ヒマワリのタネ 2学期に入って花壇を見てみると,ひまわりは枯れたように垂れ下がり,ヒャクニチソウも花が少なくなってきていました。ワタも花が終わって,まだ,ワタの姿は見えません。
 そこで,まずは,ひまわりのタネを収穫することにしました。
 子どもたちは,タネがどこにあるのか分からない様子でしたが,そのうち,たくさんのタネがかくれていることに気づき…一生懸命数えましたが,全部を数えることはできませんでした。一つのヒマワリに400コ以上あるようです。

気孔の観察

 予定していた海水浴が,台風接近による強風と曇り空のためなしに…
 急に,6限目に理科の時間ができたので,気孔の観察をすることにしました。
 気孔の観察と言えばツユクサです。裏の薄皮をそおっとはがして,顕微鏡で観察しました。どのペアもしっかり見つけることができました。
 授業が終わってから,数名の子と一緒にホウセンカの葉も見てみました。ホウセンカの気孔は,ツユクサよりも小さいものでした。
 上の写真は,400倍で見たツユクサの気孔。
 今回は,時間もあったので,ゆっくりスケッチすることもできました。

生き物観察

 3年生が,里山里海自然学校の先生方お二人と一緒に生き物観察会に参加しました。
 調査したのは,直地区の田んぼです。一つは,直播きの田んぼで,田植えしてからずっと水を張ったままの田んぼ。もう一つは,中干ししていた田んぼで,1日前に水を張った田んぼです。
 当然,ずっと水を張っている田んぼには,いろいろな昆虫が住んでいました。ガムシ類,ゲンゴロウ類,赤とんぼ類のヤゴなど…。一方,最近まで水のなかった田んぼにはアマガエルやアメンボなどが多かったです。
 とても暑い中での観察でしたが,子どもたちは,まだまだ続けたそうでした。

人体の学習のまとめ…安物「内臓エプロン」

内臓エプロン 人体の学習のまとめに,こんなエプロンを作ってみました。
 といっても,このエプロン,はじめから,内臓の絵が描かれています。その上に,教科書を見て,内臓の名前とその役目などをまとめるのです。
 これを書いたからと言って,すべて,身につくってものではありませんが,ま,喜んでまとめの学習ができるってことは確かです。

ヒラメの放流

 10日の午後3時頃から,学校の近くの海で,ヒラメの放流を行いました。
 県水産総合センターの方の指導の下,一人一人が水槽からヒラメを網ですくい,海岸へ移動。そのあと,センターから持って来たヒラメも追加して,約400匹の稚魚を放流しました。
 ヒラメたちは,狭いバケツから大海へと元気に泳ぎだしていました。
 子どもたちの日記には,
「海に出ると,すぐに砂にもぐるヒラメがいた。沖へ泳いでいるヤツもいた。」
「大きくなって,お父さんに釣られてほしい。」
「三週間も育ててきたので,放流するのはさびしかった。元気でね,と,心の中で言った。」
などの感想がありました。
 放流が終わったら,センターの方から感謝状(と魚の図鑑)をいただきました。最後に,子どもたちからも感謝を述べて,終わりました。
 いい経験をさせてもらいましたね。

学校の池の小さな生き物たち

 今日は,5年生と「池の小さな生き物(プランクトン)観察」をしました。
 まずは,小さな網を持って池へ行き,水の中でゆったりと網を動かします。何が入っているか見えないんですが,みんな覗いています。その網をペトリ皿に入れた水で洗って,数回。あとは,水草を少しちょん切って,理科室へ。
 顕微鏡の使い方は,以前に体験済み。しかし,なんとなくあやふやな子もいました。
 でも,どうにかこうにか,みんな,何らかの生き物を観察することができました。
 小さなヤゴを見つけて,そのグロテスクな姿に感動している子。何かわかんないけど,動き回る生き物に「見て,見て」とさそう子。最後に,水草をちぎって見てもらいました。ラッパムシかツリガネムシみたいなものを見つけた子もいました(下の写真)。
 まだまだ見ていたそうな子どもたちでしたが,次の時間があるので…。

アゲハのサナギ

 3年教室で飼っているアゲハの幼虫がサナギになりました。
 月曜日の朝,
「先生,また,幼虫見当たらない」
と言ってきた子どもたち。実は,1週間前に脱走事件があったんです。掃除中に教室の扉から見つかった!! 
「よく見てご覧!」
というと….やはり,なにも気づかないようす。今回はフタをしていたのだから,逃げるはずはない。
 そこで,飼育ケースの蓋を開けて見せてあげました。
「あ~,サナギだ」
「葉っぱとそっくりで分からなかった」
 そのとおり。
 子どもの観察用紙には,「色は緑色で,分からなかった。鳥とかにつかまらないためだと思う」なんてことも書いてありました。やっぱり,本物を育てるって,実感できますね。

エサやり時が見どころ

ヒラメのエサやり 学校で飼育しているヒラメ。エサやりは5年生が担当しています。朝と夕方,3gずつあげています。
 いつもは底にじっとしているヒラメも,この時ばかりは,動きが活発です。我先にえさを食べようと,元気に水面に向かって泳いでくれます。
 そんなわけで,その様子を見ようと,登校してきたばかりの低学年の子どもたちも,一緒に水槽に群がってきます。ヒラメも可愛いけど,こうやってエサやりを見に来てくれる子どもたちも可愛いですね。

肺の模型にビックリ

 人体の授業で肺の模型を見てもらいました。
 ペットボトルと風船を2つ使って作っただけの簡単なものです。
 下のゴム風船を引っ張るだけで,ペットボトルの中の小さな風船がふくらみます。
 肺は単なる袋で,横隔膜という筋肉が動くことで、肺の中に空気が出入りすることを理解してもらいました。
 子どもたちは,こういう小道具も,わりと喜んでくれるんですよね。