R7年度_4月_歳時記

R7年度_4月_歳時記

鍛錬

 昨日(4月23日)、部活動発足会があり、多くの部が今日から1年生も交えての練習がスタートしました。特に3年生にとっては、これから行われる試合や演奏会が中学校の部活動の総決算になります。6月にほとんどの運動部が県体出場をかけた加賀地区大会に臨みます。そして7月に行われる県大会で多くの3年生が部活動を引退します。最後まで悔いの無いように闘ってくれることを願っています。

 ところでみなさん、突然ですが日本刀がどのように作られるか知っていますか?一度はテレビやネットで見たことがあるのではないでしょうか。今ではそういった刀鍛冶と呼ばれる職人も随分少なくなりましたが、今から約500年前の戦国時代には武士が持つ刀を作る職人が多く存在しました。刀はもちろん鉄でできています。中でも「砂鉄」が刀の原料に最も適していました。鉄を焼き、ひたすら叩き、冷まし、また熱し・・・。これを何度も何度も繰り返し、「折れない・曲がらない」刀が作り出されます。しかしこれだけでは刀は切れません。そうです、刀は磨いて初めてその効果を発揮します。

 スポーツの世界も同じです。心身を鍛え、技を磨くからこそ相手に勝つことができるのではないでしょうか。そして鍛え練られた技術は、多くの人を魅了します。日々の鍛錬で培われた「力と技」は、強く正しく美しい。

 一生懸命部活動に打ち込む南中生をこれからも応援しています。