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2023年1月の記事一覧

【100周年記念誌】津高探訪⑮「部旗」

令和5年1月28日(土)、津幡町総合運動公園で3年ぶりに開催された「第35回津幡高等学校校長旗争奪中学校招待女子バスケットボール大会」は錦城中学校(加賀市)が初優勝を飾った。

男女バスケットボール大会 栄光の記録  中学校招待バスケットボール大会「栄光の記録」.pdf

 

大会は、昭和61年から始まり、今に至っている。優勝旗には「津幡高校長バスケットボール大会」とあり、開催当時は優勝杯が渡されていた。平成元年大会より、かほく市の企業から男女の優勝旗が寄贈され、優勝チームに渡されている。男子は青、女子は赤の優勝旗である。

中学校招待試合は、女子バスケットボールの他に、男子バスケットボールも開催されている。柔道は更に前の昭和52年より開催されており、当時の先輩会会長より寄贈された優勝旗が43回大会優勝の高尾台中学校に渡された。

 (柔道出身中学校交歓柔道大会 栄光の記録)出身中学校交歓柔道大会「栄光の記録」.pdf

「旗」といえば本校には「部旗」を持つクラブが柔道・女子バスケットボール・ソフトボール・ウエイトリフティング・剣道・なぎなたの6部ある。それぞれ保護者会や卒業生、OB・OG会から寄贈されたもので、今も大会等で会場に掲げられる。

昭和49年に柔道部初代部旗を作った南谷直彦名誉監督(16代津幡高校長)は自書の『津幡高校柔道部~四半世紀の歩み~』でこう述べている。

この年(昭和49年度)柔道部旗を作った。参考にしたのは鎮西と天理であった。多くの学校は闘魂とか執念といった文字の下に、何々県何々高等学校と書いてあった。鎮西は漫画にまでなった高校であり、天理は何度も全国優勝をした学校である。気恥ずかしかったが、校章を挟んで《津幡柔道部》とした。最初は「(つはた)とはどこの県か?」の声が応援席で聞こえたが、現在では津幡が石川県であることを知らない柔道関係者はいない。

 

 昨年12月には、ウインターカップで女子バスケットボール部の部旗が会場に掲げられ、選手の活躍を見守った。

 次は令和5年3月、日本武道館に柔道部の部旗が掲げられる。

 (柔道部2代目部旗)