3学期が始まって3連休中の大雪。12日の朝、子ども達が安全に登校できるか心配しながら、和光台下の横断歩道に向かいました。歩道を見ると、和光台側も和気側もきれいに除雪され、子ども達が安全に歩けるようになっていました。お聞きすると、和光台側は保護者の方が、和気側は町内の方の声かけで、町内の役員の方が除雪してくださったとのことでした。子ども達を大切に思ってくださる保護者・地域の方々の温かいお心が本当に有り難く、感謝の気持ちでいっぱいです。子ども達にもこのことを伝え、周りの人に感謝する心、地域を愛する心を育てていきたいと思います。そして、将来、地域を担っていく人に成長できるよう、日々指導していかねばとの思いを強くした大雪となりました。
4年生が総合的な学習の時間に学んでいる里山学習の一環で、虚空蔵山の入り口の斜面を利用してシイタケ栽培をすることになりました。先日、里山ファンクラブの方々が4年生シイタケ栽培の準備として、ほだ木置き場の整備をしてくださいました。里山ファンクラブの皆様には、和気小学校の総合的な学習の時間やクラブ活動でたくさんのご協力やご提案をいただており、子ども達の豊かな体験につながっていて、本当に有り難いです。里山ファンクラブの皆さん、本当にありがとうございます。
金剛寺町のAさんが、校長室を訪ねて来られました。自筆自作の本「五福庵記」を届けてくださったのです。その本の中に、先日、2年生が生活科の町探検で金剛寺を訪れた時のことが書かれていました。町探検のめあてを聞き、事前に町の方々への質問事項をつくり配布してくださったこと、子ども達が来てくれたことを嬉しく思ってくださったこと、集まったメンバーの子どもの頃の話を聞いて85年も前の記憶が蘇ったこと、など。子ども達の町探検が、地域の方々の心に彩りを添える出来事であったのだと、嬉しく思いました。
町探検で地域の方々との触れ合いの機会を創り出してくださったのは、民生委員で学校運営協議会委員の小路さんです。学校と地域をつないでくださる方がいることで、コミュニティ・スクールがめざす「地域と共にある学校づくり」が進んできています。さらに、地域全体全体で子ども達の成長を支える「学校を核にした地域づくり」へと進化させ、学校も地域も元気になる、そんな学校づくりをしていきたい、との思いを改め強く持った出来事でした。
11月15日(日)、和気小学校体育館で避難所運営訓練がありました。町内会長さんや防災委員の方々等30名程度で、密を避けて行われました。能美市役所危機管理課の方から、コロナ禍における避難所運営についてのお話をお聞きした後、実際に段ボールベットや仮設トイレ等、防災グッズを広げる体験をしました。また、実際に避難所を運営する際、受付、スタッフルーム、発熱者の隔離、授乳室、救護場所などをどのように設置するか、グループに分かれて話し合いが持たれました。みなさん積極的に意見を出し合っていて、団結力の高さを感じました。
里山公園土砂災害対策1工区工事が完了すると、いずれ和気小学校体育館が避難所に指定されます。それまでに、国造地区の安心安全に向けて、地域の方々と意見を出し合い、避難所運営のマニュアル作成など、準備を進めていきたいと思います。
11月1日(日)にタウンミーティング「子どもたちの生きる力をはぐくむつどい in 南加賀」に参加しました。
例年は、各校から教員、育友会員、地域の方など複数名の参加でしたが、今年度はコロナ禍で、本校からは校長一人の参加でした。講師は、金沢大学 人間社会研究域 学校教育系 准教授 原田 克巳氏でした。講演の報告を兼ねて、心に残ったことを紹介します。
・コミュニケーションは「ずれるものである」と認識すること。誰もが言葉足らずになりがちなものである。
・時代は変わった。自分たちが経験したことが今の子ども達には通用しない。
| 昭和時代は ジャンプ脳(少年ジャンプの世界) | 令和時代は レノベ脳(ライトノベル小説の世界) |
| 努力 | ヘタレ チート |
| 友情 | モテ ハーレム |
| 勝利 | 感動・感謝 |
| がんばった分成長するんだ!=がんばってないよ | 違う世界では、すごい自分になれるかも!=そのままでいいんだ |
・甘えさせる‡甘やかす
「甘えさせる」とは、心に力をつけていくこと 愛着関係(全面的に守ってくれる人がいる)を作ること
「甘やかす」とは、大人が仕切って子どもに「させる」こと チャレンジさせないこと 失敗させないこと
・小学校時代に大事なことは、劣等感を抱かないようにすること 家でダラダラしているのは〇 「勉強しないさ い」と言ってする子は、ほとんどいない
「『イライラ』して、授業に集中できない」という子どもの姿が、学校生活の中で時折見られます。また、保護者の方からも、「ちょっと朝怒りすぎたからか、学校に行きたくないと言っていて・・・」という連絡を頂くこともあります。「イライラ」してしまう気持ちがあるのは、大人も子どもも人として当然です。
その気持ちを自分でコントロールできて、「イライラ」せずに済んだら、子どもも、保護者の皆さんも気持ちよく過ごせて、子ども達のやる気がもっともっと出てくるのではないか。
そんなことを考えていたら、ぴったりの講演会のチラシが学校に届きました。平日の夜ですが、ZOOMでも参加できます。親子での参加もできます。親のみの参加も可能です。以前、お子様を通じてチラシを配布してあります。許可を頂き、改めてHPに掲載しますので、よろしければご参加ください。
10月3日(土)、緑の少年団活動奉仕作業として、校舎周りの環境整備をして頂きました。密を避けるため、5・6年生の保護者と役員・運営委員の皆様にご参加頂きました。育友会長のごあいさつの後、運動場・花壇の草むしり、側溝の泥上げ、プール・スキー場周辺の草刈りなど作業を行いました。プール周辺で蜂の巣が見つかり駆除もして頂けました。グラウンドもすっきりし、安全なよい環境で10月22日の「和気魂スポーツ大会」が行えそうです。当日にご参観いただけないことは大変心苦しい限りです。「和気魂スポーツ大会」の様子は、学校でビデオに録って編集し、後日見ていただく機会を作る予定をしています。ご理解の上、ご了承頂きたく存じます。
貴重な休日の早朝に、本当にありがとうございました。また、「都合で参加できない」と、事前にご連絡いただいた方もたくさんいらっしゃって、保護者の皆様の温かいお心遣いを嬉しく思いました。
文部科学大臣から、新型コロナウイルス感染症に関する差別・偏見の防止に向けて、児童生徒等や学生、保護者・地域の皆様へのメッセージが出されました。その一部を抜粋します。
「感染を責める雰囲気が広がると、医療機関での受診が遅れたり、感染を隠したりすることにもつ ながりかねず、結局は地域での感染の拡大にもつながり得ます。」
もはや、いつ、だれが感染してもおかしくな状況にあります。だからこそ、感染拡大を防ぎたい。そのために、「もしかしたら?」と思ったらすぐに受診できる雰囲気や、感染してしまった方の気持ちを想像する思いやりの心を学校全体で育んでいきたいと思います。
保護者・地域の皆様のご理解とご協力をどうかよろしくお願い致します。
夏休み中も登校して休校中の遅れを取り戻すべく、学習に取り組んでいる子ども達が、少しでも快適に過ごせるようにと、能美市から各クラスにサーキュレーター2台を頂いた。届いた当日すぐに各教室に配置した。窓を開けながらのクーラー使用であるが、サーキュレーターにより教室全体に涼しさが行き渡る。
5年生が総合的な学習の時間に学んだ「国造ゆず」のつながりで能美市から頂いた、オレンジの香りの除菌液を27日から、給食前の児童の机の消毒に使っている。さわやかなオレンジの香りが教室に広がり、気持ちがさわやかになる。「うわぁ いいにおい」と子ども達。「オレンジの香りだよ。いつか、国造ゆずを使った除菌液もできるといいね。」と、伝えながら消毒をしている。
梅雨が明けた今週は、さらに暑さが厳しくなる予報が出ている。コロナ対策と熱中症対策に細心の注意を払いながら、子ども達が学びの実感を持ち、2学期を楽しみにする1学期末にしていきたい。
4月当初に計画していた「いじめについて考える集会」を学校再開の6月第1週に、各クラス・学年で行いました。
いじめは「どの子にも、どの学校でも、起こりうる」ものであることを念頭に、学校再開の6月第1週にいじめについて全児童が考えました。いじめとは「一定の人的関係にある児童からの行為で、本人が心的苦痛を感じているもの」といじめ防止対策推進法で定義されています。つまり、やった側は軽い気持ちでも、行為を受けた児童本人が、「いやだ」「つらい」「苦しい」と感じていたら、いじめなのです。
また、いじめを防ぐためには、一人一人が「いやだ」と思ったことをしっかり相手に伝えることが大切です。黙っていたり、笑ってごまかしていたりすると、行為を行っている児童は、相手の気持ちに気づくチャンスを失うからです。
いじめを行う側、いじめられたと感じる側、周りで見ている児童、それぞれの意識や行動できる力を高めていかなければなりません。保護者、地域の皆様も子供たちの様子で気になること、心配なことがありましたら迷わず、学校にご連絡ください。子供たちの安全・安心のためにお力添えをどうぞよろしくお願いいたします。
約1か月ぶりに担任が直接子ども達と話をすることができた。電話を通してではあるが、子どもと話す担任の声が弾む、笑顔になる。子ども一人一人と話していると、ついつい時間がかかるが、クラスの子ども全員と話ができた担任の表情は明るく、生き生きとしている。ずっと家にいる子ども達にとっても、「担任からの電話」がよい刺激となってくれることを願う。
休校延長となったことを受け、今回の電話連絡は、「担任と子どもが直接話す」ことを保護者の皆様にお願いした。「家に固定電話がないお宅が多く、保護者の方々もお仕事がおありの中、難しい方が多いのでは・・・」という心配があった。
ところが、ほとんどのご家庭でお子さんと一緒に電話を待っていただいていた。何かと忙しい中、学校の取組にご理解、ご協力頂き、子どもと担任が話せるようにやりくりしてくださったのだ。そのお気持ちが、本当に有難く嬉しい。と同時に、学校も保護者の方々のお心や大変さに寄り添う努力をさらにしていかなければとの思いを新たにした。
もはや、今まで通りのことは通用しない。「新しい学校様式」を日々、模索している。子ども達の安心・安全を第一にしつつ、子ども達がよりよく成長できるように、今、何をなすべきか、保護者、地域の皆様のご意見やお力添えもお願いして、「新しい学校様式」を創っていきたい。
和気小学校は、2025年度リーディングDXスクール協力校に指定されています。