学校日誌

R7年度 学校日誌

ハロウィンイベントでボランティア

 10月25日(土)、穴水町商店街でハロウィンパレードが行われ、本校生徒がボランティアスタッフとして受付や菓子などの配布を手伝いました。

 また、パレードの後に本校のダンス同好会がパフォーマンスを披露し、会場を大いに沸かせました。

馳知事との意見交換会

 10月22日(水)、馳浩知事が本校を訪れ、震災復興をテーマに本校生徒と意見交換を行いました。

 初めに本校生徒による探究活動の発表が行われました。「奥能登復興旅行プラン」と題して、仮設住宅を利用した宿泊施設の観光利用について3年生1グループが発表しました。

 その後、生徒と馳知事との意見交換が行われました。

 生徒たちからは「2階から上の階では水が使えず、トイレも一か所壊れていて修理されていない状況はいつ改善されるのでしょうか。」「能登地区の人口流出をどう思われますか。」「石川県にはトイレカーがないと聞いていますが購入予定はありますか。またその他の備蓄品の備えについてはどのような計画を立てているのですか。」「スポーツ人口が減少していくのではないかと心配なのですが。」などとたくさんの質問が出され、馳知事にはその一つひとつに丁寧に回答していただきました。

 最後に馳知事は生徒たちに向けて「生徒の皆さんにはどうか高校生活を大切にして欲しいと思っています。高校卒業後どうするのか、将来何をしたいか、自分のやりたいことを見つけられる3年間にしてください。皆さんの教育環境を速やかに整え、安心安全な高校生活を送れるよう尽力します。これからも引き続き全力をあげて能登の復旧復興に取り組み、様々なチャンスを能登半島に提供していきたいと思っています。」と述べられました。生徒会長の橋本智徳さんが「私たちのことを考えて下さりありがとうございます。高校生も自分たちができることはないかと思っています。若い力で地域を盛り上げられるようこれからも頑張っていきたいと思います。本日はありがとうございました。」とお礼の言葉を述べました。

体育祭

 10月21日(火)、体育祭が行われました。

 秋のさわやかな天候のもと、生徒達は玉入れや綱引き、障害物競走、学年対抗リレーなどの競技に汗を流しました。生徒会役員・体育委員の企画・運営のもと、生徒全員が協力しスムーズな進行に努めました。

 午後からは1,2年生女子によるダンス発表も行われ、観客から大きな拍手をもらい盛り上がりました。結果は2年学年団が終始リードし総合優勝を飾りました。競い合いながらクラスや学年の枠を超え大いに楽しんだ一日でした。

国土交通省北陸地方整備局現場見学会

 10月7日(火)、公務員就職希望者を対象に国土交通省北陸整備局現場見学会が行われました。

 将来を担う若者が現場で活躍する職員の話を聞き、実際の仕事の様子を見ることで、将来の職業選択の参考にしてもらうために企画された事業です。

 能登半島地震の復興工事がどのように行われているか、どういった工程でどのように計画され進められていくのかについて、輪島市市ノ瀬地区の能越道と河原田川の2カ所の工事現場を見学しました。

 生徒達は実際の工事の様子を見学し、「作業には無人操作できるものもあり、土木はきつくて大変そうだというイメージが変わった。現場の人が安全に作業を進められるように配慮されているのだなと思った。」「復旧の様子がスマホでも見られるようになっているということは知らなかった。色々新しいことを取り入れているのだなと思った。」などと述べ、最先端の技術を駆使して工事が行われていることや工事の進捗状況の発信などについて新たに学んだことも多く、非常に有意義な見学会となりました。

後期生徒会役員選挙・認証式

 9月24日(水)、後期生徒会役員選挙が行われました。立候補したそれぞれの生徒達が抱負を述べ、全員が信任されました。 

 10月1日(水)、認証式が行われ、生徒会役員と各委員会の委員長に島崎校長より認証状が手渡され、新しい執行部が誕生しました。島崎校長は「今から皆さんにはそれぞれの役割の責任がかかってきます。楽しい学校生活を送るためにはルールを定めることが必要です。皆で協力して学校を盛り上げていって下さい。」と励ましの言葉を述べました。

令和7年度石川県高等学校新人大会 陸上競技結果

 9月18日(木)~20日(土)、石川県西部緑地公園陸上競技場で令和7年度石川県高等学校新人大会陸上競技が行われ、女子ハンマー投げに出場した宮谷内みすずさん(2年)が31m67の自己ベスト記録で優勝し、10月に行われる北信越高等学校新人陸上競技大会の出場権を獲得しました。

 その他、井上心乃さん(2年)が女子100m走で第8位、男子ハンマー投げで宮谷内孝星さんが第8位入賞と健闘しました。

「石川県21ネットワーク」より本校生徒に支援物資 

 9月24日(水)、市民団体「石川県21ネットワーク」代表の常光利惠氏と、メンバーである本校の同窓生湯口かをる氏が本校を訪れ、女子生徒にサニタリー用品を寄付していただきました。ありがとうございました。

「おたっしゃ先生」交流事業

 9月22日(月)、1年生家庭基礎の授業で「おたっしゃ先生交流事業」を実施しました。穴水町社会福祉協議会のご協力により、地域の方々7名をお招きし生徒と交流を行いました。

 自己紹介から始まり、生徒達がゲストティーチャーにインタビューしました。「健康を保つために何をしていますか?」「楽しみなことは何ですか?」といった質問や、「高校生の時はどんなことが好きでしたか」「高校生に戻れるとしたら何をしてみたいですか」などといった質問が投げかけられ、ゲストの方々は当時を振り返りながらユーモアを交えて丁寧に答えて下さいました。

 核家族化が進み、日頃から高齢の方々と接する機会が減ったと言われていますが、生徒達はたくさんの質問を通して、自分たちの世代との違いや意外な共通点、これまで生きてきた経験や人生観に触れ、有意義な時間を過ごしました。

 

食育授業

 9月12日(金)、北陸学院大学食物栄養学科の学生3名が、本校1年生を対象に食育授業を行いました。

 高校生になると食事やお弁当を自分で作ったり、ダイエットなどで食事を制限したりなど、食に対して自分で選択する機会が増えます。食に対する十分な知識がないままに偏った食生活になってしまうというケースもあります。それを予防するため、食の自立期である高校生に、専門知識のある大学生が毎日の食事について詳しく説明していただきました。

 忙しい朝にちょっと一工夫するだけでバランスの良い食事になることや、主食、主菜、副菜の割合はどうすれば良いか、高校生でもレンジを使って簡単にできるお弁当レシピなど動画で紹介していただき、すぐ実行できそうな内容も盛り込まれ、高校生達は自分たちの食生活の工夫を発表したり、もっと栄養をとるためにはどうすればよいかなどをグループで話し合ったりして楽しく学びました。