学校日誌

R7年度 学校日誌

氷見高校・氷見市立北部中学校との交流事業

 11月21日(金)、氷見高校・氷見市立北部中学校との交流事業が北部中学校で行われました。この交流事業は、能登半島地震からの復興を担う人材の育成を図ることを目的とした「ふるさと教育創造的復興教育事業」の一環として行われ、本校からは前期生徒会役員5名が交流会に参加しました。

 自己紹介の後、本校の生徒が家屋倒壊で一変した町や足の踏み場もない校内の様子を動画で紹介し、その後の経過や学習活動、ボランティア活動などについて紹介しました。 氷見高校からは、地震直後の様子や高台に避難した様子や駐車場となったグラウンドの交通整理・誘導の様子などについて説明していただきました。その後震災について質疑応答があり生徒たち同志で率直な意見交換を行いました。震災被害からどのように復興を目指していくのか、中学生・高校生ができることは何かといったことについてお互いに意見を出し合い議論を深めました。

植林活動

 11月26日(水)、1年生が穴水町明千寺付近の山林で植林活動を行いました。奥能登原木シイタケ活性化協議会やJA全農いしかわ、奥能登農林総合事務所等の方々のご指導のもと、生徒達はグループごとに活動しました。

 午前中は雨も混じる天候でしたが午後からは晴れ間も見え、植樹日和となりました。全員が協力し合って一生懸命作業に取り組み、コナラの苗木を例年より多い280本植えることができました。

弁論大会結果

【第45回石川県高校総文祭弁論部門】

 11月14日(金)、中能登町のラピア鹿島で行われた第45回石川県高校総文祭弁論部門・第74回石川県高校「私達の主張」発表大会に本校弁論部の3人が出場し、大橋香菜美さん(2年)が「TKB48~減災に必要なアーカイブ~」と題してスピーチし、最優秀賞(石川県知事賞)を受賞しました。初出場の土田望央さん(1年)が第2位の石川県議会議長賞を、安田栞さん(2年)が優良賞を受賞しました。大橋さんは来年8月、秋田県で行われる全国高校総文祭弁論部門の石川県代表としての出場権を獲得しました。

【第70回文部科学大臣杯全国青年弁論大会】

 また、11月16日(日)に、横浜国立大学で行われた第70回文部科学大臣杯全国青年弁論大会では、書類選考を通過した大橋香菜美さんが出場し、第4位となる優良賞を受賞しました。

県大会で最優秀賞を受賞し、県代表の切符を手にした大橋さんは「昨年度は4位だったので今回は上位入賞をと思い、昨年の弁論の内容に大幅に手を加え、今回の大会に挑みました。来年の秋田高総文祭の出場権がかかったプレッシャーの大きい大会でしたが、緊張をコントロールし落ち着いて発表することができました。来年の全国大会では絶対に優勝したいと思っています。これからももっと練習を積み、よりよいパフォーマンスをするためにさらに努力していきたいと思います。」と来年の大会に向けての意気込みを語ってくれました。

 

【第45回石川県高校総文祭総合ステージ表彰式】

11月15日(土)、第45回石川県高校総文祭総合ステージが白山市松任文化会館ピーノで行われ、本校弁論部の松本心和さん(3年)が記念発表として弁論を披露しました。また、全国青年弁論大会での最優秀賞受賞などこれまでの成績を評価され、石川県高文連特別賞を受賞し表彰されました。

赤羽萬次郎賞「優秀学校賞」受賞

 優れた作品や地域活動をたたえる赤羽萬次郎賞の「新聞感想部門」で本校が優秀学校賞を受賞しました。この賞は北國新聞の創刊者である赤羽萬次郎の生誕150年を記念して、2010年に創設された賞で、従来の「新聞読んで」感想文コンクールと「北國あすなろ賞」を統合したものです。

 「新聞感想部門」では個人賞23人と優秀学校賞3校が選ばれ、本校がそのうちの1校に選出されました。本校は日頃からコラム学習や授業などで新聞を教材として活用しています。今回の受賞を励みにこれからもこのような取り組みを継続していきます。

能登半島復興支援コンサート

 11月18日(火)、津軽三味線奏者・浅野祥さんとピアノ・トランペット奏者・曽根麻央さんのユニット「MAOSHO」さんによる能登半島復興支援コンサートが行われました。

 MAOSHOさんは日本の伝統音楽と現代音楽を融合させた独自のスタイルで国内外から注目を集めている2人組のユニットです。「My Favorite Things」、「さくらさくら」、「八木節」など津軽三味線とピアノのアンサンブルを披露して下さり、楽しい時間を過ごすことができました。

由比ヶ丘憩いの場作り

 穴水町由比ヶ丘仮設団地近くで、菜園と休憩のための場所を作る取り組みが行われています。本校生徒1、2年生が町民の方々と一緒にベンチづくりなどの作業をお手伝いしました。

 11月12日(火)は1年生が板のヤスリ掛けとペンキ塗りを、13日(水)には2年生がベンチの組み立ての作業を行いました。組み立ては2時間近くかかりましたが、素敵なベンチが出来上がりました。皆さんの憩いの場になることを楽しみにしています。

穴水中学校に出前授業

 11月10日(月)、本校教諭2名とALTのコナー先生が穴水中学校へ出前授業に行ってきました。出前授業は、高校の授業を知ってもらうために、また、穴水高校の先生と交流し、地元の高校に関

心を持ってもらうために、穴水中学2年生を対象に毎年実施しています。

 英語の授業では今年8月より新しく着任したコナー先生の自己紹介と出身地ウェールズについての紹介の後、「サイモンセズ」「ウィンクキラー」などの英語圏のゲームをみんなで行いました。

 数学の授業では「数について学ぼう」をテーマに、位の種類や読み方、完全数や友愛数、カプレカ数などについて楽しく学びました。

県新人大会壮行式(後期)

 11月7日(金)、県新人大会壮行式が行われ、全校生徒で出場選手を激励しました。各部の部長が決意表明を行い、それぞれの大会にかける思いを語りました。

 校長先生からは「「練習は嘘をつかない」という言葉があります。実力以上のものは出せません。各自が練習し、身に付けた実力を発揮してきてください。そして、来年の総体・総文につながるような試合、発表、演奏をしてきてください。」と励ましのお言葉をいただきました。

 試合は11月13日(木)より金沢市ほか各地区で行われます。

 

長野県高遠高等学校との交流会

 11月6日(木)、長野県高遠(たかとお)高等学校の生徒34名が本校を訪問し、本校生徒会9名と交流活動を行いました。

 お互いの学校についてスライドで紹介し合った後、グループに分かれてアイスブレイクとしてペーパータワー作りを競いました。その後、高遠高校音楽専攻の生徒6名による自作の合唱曲「共鳴」を披露して下さいました。心のこもった素晴らしい合唱で、本校生徒たちはさかんに拍手を送っていました。

 最後に、贈呈していただいた「折り鶴大漁旗アート」の前で記念撮影をしました。この作品は高遠高校の生徒さんだけでなく付近の住民の方々にも協力していただき昨年8月から作り始めたということで、皆さんの思いが充分伝わる素敵な作品でした。

 高遠高校の皆さん、ありがとうございました!

進路講演会(1・2年)

 11月5日(水)、1,2年生の進学希望者を対象に進路講演会が行われました。

ベネッセコーポレーションより講師の先生をお招きし、1、2年生のうちに取り組んでおくべきこと、受験勉強に向けての心構えなどについて講話をしていただきました。

 中学と高校では勉強のやり方が違うこと、プラスアルファの特別なことだけが受験勉強ではなく、日ごろの授業を大切にすること、といった基本的なことから、受験勉強を意識した学習とはどういったものか、正しい方向に努力するためにはどうすればよいのか、実例を挙げながらわかりやすく説明していただきました。

 最後に、それぞれ自分に合った勉強の仕方を模索することが大事であること、起きる時間、寝る時間、勉強を始める時間を固定し、自分の決まり事を作りそれをしっかり守ることが大切であると強調されました。生徒たちはメモを取りながらしっかりと耳を傾け、これからの学習の取り組み方について確認していました。

いしかわ教育ウィーク・学校公開

 11月4日(火)、いしかわ教育ウィークの取り組みとして学校公開が行われました。

 午前中は1、2年生による「総合的な探究の時間」中間発表会が行われ、午後からは、「想いが動けば未来が動く~ほくりくみらい基金が見た地域のチカラ~」と題して公益財団法人ほくりくみらい基金代表理事、永井三岐子氏による里山里海講演会が行われました。

 探究中間発表会では、「地域の活性化」をテーマにグループごとに発表し合い、後半では3年生を交えてディスカッションを行いました。保護者や学校関係者の方々が参観され、生徒の発表の様子を参観していただきました。ご来校ありがとうございました。


ハロウィンイベントでボランティア

 10月25日(土)、穴水町商店街でハロウィンパレードが行われ、本校生徒がボランティアスタッフとして受付や菓子などの配布を手伝いました。

 また、パレードの後に本校のダンス同好会がパフォーマンスを披露し、会場を大いに沸かせました。

馳知事との意見交換会

 10月22日(水)、馳浩知事が本校を訪れ、震災復興をテーマに本校生徒と意見交換を行いました。

 初めに本校生徒による探究活動の発表が行われました。「奥能登復興旅行プラン」と題して、仮設住宅を利用した宿泊施設の観光利用について3年生1グループが発表しました。

 その後、生徒と馳知事との意見交換が行われました。

 生徒たちからは「2階から上の階では水が使えず、トイレも一か所壊れていて修理されていない状況はいつ改善されるのでしょうか。」「能登地区の人口流出をどう思われますか。」「石川県にはトイレカーがないと聞いていますが購入予定はありますか。またその他の備蓄品の備えについてはどのような計画を立てているのですか。」「スポーツ人口が減少していくのではないかと心配なのですが。」などとたくさんの質問が出され、馳知事にはその一つひとつに丁寧に回答していただきました。

 最後に馳知事は生徒たちに向けて「生徒の皆さんにはどうか高校生活を大切にして欲しいと思っています。高校卒業後どうするのか、将来何をしたいか、自分のやりたいことを見つけられる3年間にしてください。皆さんの教育環境を速やかに整え、安心安全な高校生活を送れるよう尽力します。これからも引き続き全力をあげて能登の復旧復興に取り組み、様々なチャンスを能登半島に提供していきたいと思っています。」と述べられました。生徒会長の橋本智徳さんが「私たちのことを考えて下さりありがとうございます。高校生も自分たちができることはないかと思っています。若い力で地域を盛り上げられるようこれからも頑張っていきたいと思います。本日はありがとうございました。」とお礼の言葉を述べました。

体育祭

 10月21日(火)、体育祭が行われました。

 秋のさわやかな天候のもと、生徒達は玉入れや綱引き、障害物競走、学年対抗リレーなどの競技に汗を流しました。生徒会役員・体育委員の企画・運営のもと、生徒全員が協力しスムーズな進行に努めました。

 午後からは1,2年生女子によるダンス発表も行われ、観客から大きな拍手をもらい盛り上がりました。結果は2年学年団が終始リードし総合優勝を飾りました。競い合いながらクラスや学年の枠を超え大いに楽しんだ一日でした。

国土交通省北陸地方整備局現場見学会

 10月7日(火)、公務員就職希望者を対象に国土交通省北陸整備局現場見学会が行われました。

 将来を担う若者が現場で活躍する職員の話を聞き、実際の仕事の様子を見ることで、将来の職業選択の参考にしてもらうために企画された事業です。

 能登半島地震の復興工事がどのように行われているか、どういった工程でどのように計画され進められていくのかについて、輪島市市ノ瀬地区の能越道と河原田川の2カ所の工事現場を見学しました。

 生徒達は実際の工事の様子を見学し、「作業には無人操作できるものもあり、土木はきつくて大変そうだというイメージが変わった。現場の人が安全に作業を進められるように配慮されているのだなと思った。」「復旧の様子がスマホでも見られるようになっているということは知らなかった。色々新しいことを取り入れているのだなと思った。」などと述べ、最先端の技術を駆使して工事が行われていることや工事の進捗状況の発信などについて新たに学んだことも多く、非常に有意義な見学会となりました。

後期生徒会役員選挙・認証式

 9月24日(水)、後期生徒会役員選挙が行われました。立候補したそれぞれの生徒達が抱負を述べ、全員が信任されました。 

 10月1日(水)、認証式が行われ、生徒会役員と各委員会の委員長に島崎校長より認証状が手渡され、新しい執行部が誕生しました。島崎校長は「今から皆さんにはそれぞれの役割の責任がかかってきます。楽しい学校生活を送るためにはルールを定めることが必要です。皆で協力して学校を盛り上げていって下さい。」と励ましの言葉を述べました。

令和7年度石川県高等学校新人大会 陸上競技結果

 9月18日(木)~20日(土)、石川県西部緑地公園陸上競技場で令和7年度石川県高等学校新人大会陸上競技が行われ、女子ハンマー投げに出場した宮谷内みすずさん(2年)が31m67の自己ベスト記録で優勝し、10月に行われる北信越高等学校新人陸上競技大会の出場権を獲得しました。

 その他、井上心乃さん(2年)が女子100m走で第8位、男子ハンマー投げで宮谷内孝星さんが第8位入賞と健闘しました。