学校日誌

R7年度 学校日誌

ダイコンいろいろ

 12月19日(金)、金沢泉丘高校の寺岸俊哉先生が本校を訪れ、ご自身で栽培されているたくさんの種類の大根を本校に提供していただきました。

 生物が専門である寺岸先生は加賀市の畑で約30種類のダイコンと5種類のカブを栽培されており、県内の小中学校や高等学校、こども園などの団体を訪れ、子供たちにたくさんのダイコンやカブの実物を見てもらうことで本物の色や形と種類の多様性に触れてもらい、植物や野菜を育てることに少しでも興味を持ってくれたらという思いで活動されています。

 生徒たちは玄関にたくさん並べられているダイコンやカブを見て、変わった形や色とりどりの野菜を見て「食べたらどんな味がするのかな」「赤いダイコンを初めて見た!」などと話し、興味深そうに見たり触ったりしていました。

ビブリオバトル

 12月19日(金)、図書委員によるビブリオバトルが行われました。各クラスの図書委員が集まり、自分の推し本をみんなの前で紹介しました。ライトノベルやエッセイなど色々なジャンルから生徒達は自分のお気に入りの本について語りました。

 今年のチャンプ本は投票の結果、朝井リョウさんの「正欲」と湊かなえさんの「暁星」の2作となりました。興味がある人はぜひ図書室に足を運び本を手に取ってみて下さい。

岩手県立大槌高校との交流会

 12月16日(火)、本校と岩手県立大槌高校の生徒とのオンライン交流会が行われました。

 本校1年生5人と大槌高校7人の少人数のグループの交流会で、自己紹介から始まり、各学校の代表生徒がそれぞれの学校の紹介を行いました。その後、本校生徒は「町の良さを発見する」と題して探究活動の発表を、大槌高校の生徒は「復興研究会の活動について」をテーマにプレゼンテーションを行いました。

 大槌高校は東日本大震災の直後に避難所となり、家族の安否もわからない状況で学校に留まることになった当時の高校生達の経験や、その後どのように復興研究会が立ち上げられたかということについて詳しく発表してくれました。生徒たちは「誰かが考えてくれるだろう、誰かの言うとおりにしていれば良いだろうという思考停止に陥らないよう、どうすればいいかを自分たちで考えていくことが大事だということを、これからも忘れずに復興研究会を続けていきたいと思います。」と述べました。

 それぞれ地震の被災地という共通点を持ち、高校生ができることを模索しているという意味でお互い大いに学び、お互いに刺激を受け合い、より良い交流会になることをこれからも期待しています。

シイタケハウス入室作業

 12月10日(水)、2年生が5月に植菌したシイタケのほだ木をハウスに入室するシイタケハウス入室作業を行いました。

 地元生産農家の高森正治さんや県農林総合研究センターの八島武志さんらのご指導のもと、約200本の「ほだ木」をハウスに移動した後、骨組のパイプの上にビニールシートをかぶせました。天候に恵まれ、冬の日差しが注ぐ中、生徒たちは手際よく短時間で作業を終えることができました。

 近年まで日本きのこセンター技術主幹を努められていた平野伸夫さんから今後の世話の仕方について説明していただきました。平野さんは「とにかく水やりが一番大切です。一日も休まず水をたっぷりと与えてほしい。それから袋掛けのタイミングを見逃さずに全員でしっかり見ていくことが大事。係の生徒やその日の当番に任せるのではなく、そろそろ袋掛けだな、と思ったら次の日の当番にそれを伝えるなど、全員が毎日シイタケを見守っていく心づもりでやって下さい。良い『のとてまり』が育ってくれることを期待しています。」と励ましの言葉をいただきました。生徒会長の関晴斗さんは「先輩たちの伝統を受け継ぎ、昨年よりももっと大きい、質の良い『のとてまり』をみんなで育てていきたいです。」と感想を述べました。今後2年生全員で水やりや温度管理、袋掛けなどの世話をしていきます。

創立80周年第3回実行委員会

 来年10月10日(土)に行われる本校の創立80周年記念事業の準備委員会が8月から行われています。

 創立80周年のテーマは、天野慎之輔さん(3年)が考案した『~紡ぐ物語~繋ぐ思い~』に決定しました。

 12月5日(金)に第3回目となる実行委員会が行われ、4つの委員会がそれぞれの部門で話し合いを進めました。記念品はどのようなものが良いか、講演やアトラクション、祝賀会などについても今後話を詰めていきます。

英語検定優秀団体賞

 12月8日(月)、英語技能検定2級合格者並びに「優秀団体賞」受賞報告会が穴水町役場で行われました。穴水中学校の生徒3名と穴水高校の生徒2名が大間教育長を前に、受賞の喜びについて英語でスピーチしました。また、本校の英語教諭である四ツ井諒太先生が受験率伸長差部門で「優秀団体賞」を受賞したことを大間教育長に報告しました。穴水高校生は日頃からALTの先生と活発に会話しており、「使える英語」を目標にしています。

福澤諭吉記念第64回全国高等学校弁論大会

 12月5日(金)、大分県中津市で福澤諭吉記念第64回全国高等学校弁論大会が行われ、本校弁論部の大橋香菜美さん(2年)が第2位の優秀賞(大分県知事賞)を受賞しました。

 この大会は全国の高校生の弁論力の向上と大会を通した交流を目的に毎年開催されているもので、原稿審査を通過した全国の28人の弁士が競い合いました。

 令和元年に本校卒業生の竹中那琉世さん(当時1年生)が最優秀賞の慶應義塾賞を受賞、昨年度は松本心和さん(3年)が第2位を受賞するなど、近年は本校弁論部が上位入賞を果たしています。

 大橋さんは来年夏に秋田県で行われる第50回全国高等学校総合文化祭弁論部門の出場を既に決めています。今後のさらなる飛躍に期待しています。

歳末募金ボランティア

 12月6日(土)、穴水町内の商業施設で生徒会役員を中心に歳末募金活動を行いました。生徒達は笑顔で協力を呼びかけ、たくさんの方々から善意の志をいただくことができました。この募金は後日穴水町社会福祉協議会にお届けする予定です。ご協力いただいた皆様、ありがとうございました。

奥能登語り継ぎプロジェクト

 11月29日(土)、穴水中学生12名と本校生徒4名が「奥能登語り継ぎプロジェクト」に参加しました。

 のと鉄道震災語り部観光列車に乗りながら、地震を体験した生の声に耳を傾けました。「ココハサトマチ」で昼食をとり、その後輪島市の千枚田や、地震後に海底が隆起した海岸、朝市通りの焼け跡を見学し、輪島市職員の方の体験談を聞くなど、現地の生々しい地震の傷跡を目の当たりにしました。

 生徒たちは「この事業を通して地震の被害がどれほど大きかったかあらためて実感した。この体験で知ったことや自分の体験もまとめて語り継いでいきたいと思う。」「様々な人がいろいろな思いを持って前に進んでいることを知りました。」などと感想を述べ、地震の被害を記録するとともにそれを風化させず後世へと語り継いでいくことの重要性を強く感じていました。

氷見高校・氷見市立北部中学校との交流事業

 11月21日(金)、氷見高校・氷見市立北部中学校との交流事業が北部中学校で行われました。この交流事業は、能登半島地震からの復興を担う人材の育成を図ることを目的とした「ふるさと教育創造的復興教育事業」の一環として行われ、本校からは前期生徒会役員5名が交流会に参加しました。

 自己紹介の後、本校の生徒が家屋倒壊で一変した町や足の踏み場もない校内の様子を動画で紹介し、その後の経過や学習活動、ボランティア活動などについて紹介しました。 氷見高校からは、地震直後の様子や高台に避難した様子や駐車場となったグラウンドの交通整理・誘導の様子などについて説明していただきました。その後震災について質疑応答があり生徒たち同志で率直な意見交換を行いました。震災被害からどのように復興を目指していくのか、中学生・高校生ができることは何かといったことについてお互いに意見を出し合い議論を深めました。

植林活動

 11月26日(水)、1年生が穴水町明千寺付近の山林で植林活動を行いました。奥能登原木シイタケ活性化協議会やJA全農いしかわ、奥能登農林総合事務所等の方々のご指導のもと、生徒達はグループごとに活動しました。

 午前中は雨も混じる天候でしたが午後からは晴れ間も見え、植樹日和となりました。全員が協力し合って一生懸命作業に取り組み、コナラの苗木を例年より多い280本植えることができました。

弁論大会結果

【第45回石川県高校総文祭弁論部門】

 11月14日(金)、中能登町のラピア鹿島で行われた第45回石川県高校総文祭弁論部門・第74回石川県高校「私達の主張」発表大会に本校弁論部の3人が出場し、大橋香菜美さん(2年)が「TKB48~減災に必要なアーカイブ~」と題してスピーチし、最優秀賞(石川県知事賞)を受賞しました。初出場の土田望央さん(1年)が第2位の石川県議会議長賞を、安田栞さん(2年)が優良賞を受賞しました。大橋さんは来年8月、秋田県で行われる全国高校総文祭弁論部門の石川県代表としての出場権を獲得しました。

【第70回文部科学大臣杯全国青年弁論大会】

 また、11月16日(日)に、横浜国立大学で行われた第70回文部科学大臣杯全国青年弁論大会では、書類選考を通過した大橋香菜美さんが出場し、第4位となる優良賞を受賞しました。

県大会で最優秀賞を受賞し、県代表の切符を手にした大橋さんは「昨年度は4位だったので今回は上位入賞をと思い、昨年の弁論の内容に大幅に手を加え、今回の大会に挑みました。来年の秋田高総文祭の出場権がかかったプレッシャーの大きい大会でしたが、緊張をコントロールし落ち着いて発表することができました。来年の全国大会では絶対に優勝したいと思っています。これからももっと練習を積み、よりよいパフォーマンスをするためにさらに努力していきたいと思います。」と来年の大会に向けての意気込みを語ってくれました。

 

【第45回石川県高校総文祭総合ステージ表彰式】

11月15日(土)、第45回石川県高校総文祭総合ステージが白山市松任文化会館ピーノで行われ、本校弁論部の松本心和さん(3年)が記念発表として弁論を披露しました。また、全国青年弁論大会での最優秀賞受賞などこれまでの成績を評価され、石川県高文連特別賞を受賞し表彰されました。

赤羽萬次郎賞「優秀学校賞」受賞

 優れた作品や地域活動をたたえる赤羽萬次郎賞の「新聞感想部門」で本校が優秀学校賞を受賞しました。この賞は北國新聞の創刊者である赤羽萬次郎の生誕150年を記念して、2010年に創設された賞で、従来の「新聞読んで」感想文コンクールと「北國あすなろ賞」を統合したものです。

 「新聞感想部門」では個人賞23人と優秀学校賞3校が選ばれ、本校がそのうちの1校に選出されました。本校は日頃からコラム学習や授業などで新聞を教材として活用しています。今回の受賞を励みにこれからもこのような取り組みを継続していきます。

能登半島復興支援コンサート

 11月18日(火)、津軽三味線奏者・浅野祥さんとピアノ・トランペット奏者・曽根麻央さんのユニット「MAOSHO」さんによる能登半島復興支援コンサートが行われました。

 MAOSHOさんは日本の伝統音楽と現代音楽を融合させた独自のスタイルで国内外から注目を集めている2人組のユニットです。「My Favorite Things」、「さくらさくら」、「八木節」など津軽三味線とピアノのアンサンブルを披露して下さり、楽しい時間を過ごすことができました。

由比ヶ丘憩いの場作り

 穴水町由比ヶ丘仮設団地近くで、菜園と休憩のための場所を作る取り組みが行われています。本校生徒1、2年生が町民の方々と一緒にベンチづくりなどの作業をお手伝いしました。

 11月12日(火)は1年生が板のヤスリ掛けとペンキ塗りを、13日(水)には2年生がベンチの組み立ての作業を行いました。組み立ては2時間近くかかりましたが、素敵なベンチが出来上がりました。皆さんの憩いの場になることを楽しみにしています。

穴水中学校に出前授業

 11月10日(月)、本校教諭2名とALTのコナー先生が穴水中学校へ出前授業に行ってきました。出前授業は、高校の授業を知ってもらうために、また、穴水高校の先生と交流し、地元の高校に関

心を持ってもらうために、穴水中学2年生を対象に毎年実施しています。

 英語の授業では今年8月より新しく着任したコナー先生の自己紹介と出身地ウェールズについての紹介の後、「サイモンセズ」「ウィンクキラー」などの英語圏のゲームをみんなで行いました。

 数学の授業では「数について学ぼう」をテーマに、位の種類や読み方、完全数や友愛数、カプレカ数などについて楽しく学びました。

県新人大会壮行式(後期)

 11月7日(金)、県新人大会壮行式が行われ、全校生徒で出場選手を激励しました。各部の部長が決意表明を行い、それぞれの大会にかける思いを語りました。

 校長先生からは「「練習は嘘をつかない」という言葉があります。実力以上のものは出せません。各自が練習し、身に付けた実力を発揮してきてください。そして、来年の総体・総文につながるような試合、発表、演奏をしてきてください。」と励ましのお言葉をいただきました。

 試合は11月13日(木)より金沢市ほか各地区で行われます。

 

長野県高遠高等学校との交流会

 11月6日(木)、長野県高遠(たかとお)高等学校の生徒34名が本校を訪問し、本校生徒会9名と交流活動を行いました。

 お互いの学校についてスライドで紹介し合った後、グループに分かれてアイスブレイクとしてペーパータワー作りを競いました。その後、高遠高校音楽専攻の生徒6名による自作の合唱曲「共鳴」を披露して下さいました。心のこもった素晴らしい合唱で、本校生徒たちはさかんに拍手を送っていました。

 最後に、贈呈していただいた「折り鶴大漁旗アート」の前で記念撮影をしました。この作品は高遠高校の生徒さんだけでなく付近の住民の方々にも協力していただき昨年8月から作り始めたということで、皆さんの思いが充分伝わる素敵な作品でした。

 高遠高校の皆さん、ありがとうございました!

進路講演会(1・2年)

 11月5日(水)、1,2年生の進学希望者を対象に進路講演会が行われました。

ベネッセコーポレーションより講師の先生をお招きし、1、2年生のうちに取り組んでおくべきこと、受験勉強に向けての心構えなどについて講話をしていただきました。

 中学と高校では勉強のやり方が違うこと、プラスアルファの特別なことだけが受験勉強ではなく、日ごろの授業を大切にすること、といった基本的なことから、受験勉強を意識した学習とはどういったものか、正しい方向に努力するためにはどうすればよいのか、実例を挙げながらわかりやすく説明していただきました。

 最後に、それぞれ自分に合った勉強の仕方を模索することが大事であること、起きる時間、寝る時間、勉強を始める時間を固定し、自分の決まり事を作りそれをしっかり守ることが大切であると強調されました。生徒たちはメモを取りながらしっかりと耳を傾け、これからの学習の取り組み方について確認していました。

いしかわ教育ウィーク・学校公開

 11月4日(火)、いしかわ教育ウィークの取り組みとして学校公開が行われました。

 午前中は1、2年生による「総合的な探究の時間」中間発表会が行われ、午後からは、「想いが動けば未来が動く~ほくりくみらい基金が見た地域のチカラ~」と題して公益財団法人ほくりくみらい基金代表理事、永井三岐子氏による里山里海講演会が行われました。

 探究中間発表会では、「地域の活性化」をテーマにグループごとに発表し合い、後半では3年生を交えてディスカッションを行いました。保護者や学校関係者の方々が参観され、生徒の発表の様子を参観していただきました。ご来校ありがとうございました。


ハロウィンイベントでボランティア

 10月25日(土)、穴水町商店街でハロウィンパレードが行われ、本校生徒がボランティアスタッフとして受付や菓子などの配布を手伝いました。

 また、パレードの後に本校のダンス同好会がパフォーマンスを披露し、会場を大いに沸かせました。

馳知事との意見交換会

 10月22日(水)、馳浩知事が本校を訪れ、震災復興をテーマに本校生徒と意見交換を行いました。

 初めに本校生徒による探究活動の発表が行われました。「奥能登復興旅行プラン」と題して、仮設住宅を利用した宿泊施設の観光利用について3年生1グループが発表しました。

 その後、生徒と馳知事との意見交換が行われました。

 生徒たちからは「2階から上の階では水が使えず、トイレも一か所壊れていて修理されていない状況はいつ改善されるのでしょうか。」「能登地区の人口流出をどう思われますか。」「石川県にはトイレカーがないと聞いていますが購入予定はありますか。またその他の備蓄品の備えについてはどのような計画を立てているのですか。」「スポーツ人口が減少していくのではないかと心配なのですが。」などとたくさんの質問が出され、馳知事にはその一つひとつに丁寧に回答していただきました。

 最後に馳知事は生徒たちに向けて「生徒の皆さんにはどうか高校生活を大切にして欲しいと思っています。高校卒業後どうするのか、将来何をしたいか、自分のやりたいことを見つけられる3年間にしてください。皆さんの教育環境を速やかに整え、安心安全な高校生活を送れるよう尽力します。これからも引き続き全力をあげて能登の復旧復興に取り組み、様々なチャンスを能登半島に提供していきたいと思っています。」と述べられました。生徒会長の橋本智徳さんが「私たちのことを考えて下さりありがとうございます。高校生も自分たちができることはないかと思っています。若い力で地域を盛り上げられるようこれからも頑張っていきたいと思います。本日はありがとうございました。」とお礼の言葉を述べました。

体育祭

 10月21日(火)、体育祭が行われました。

 秋のさわやかな天候のもと、生徒達は玉入れや綱引き、障害物競走、学年対抗リレーなどの競技に汗を流しました。生徒会役員・体育委員の企画・運営のもと、生徒全員が協力しスムーズな進行に努めました。

 午後からは1,2年生女子によるダンス発表も行われ、観客から大きな拍手をもらい盛り上がりました。結果は2年学年団が終始リードし総合優勝を飾りました。競い合いながらクラスや学年の枠を超え大いに楽しんだ一日でした。

国土交通省北陸地方整備局現場見学会

 10月7日(火)、公務員就職希望者を対象に国土交通省北陸整備局現場見学会が行われました。

 将来を担う若者が現場で活躍する職員の話を聞き、実際の仕事の様子を見ることで、将来の職業選択の参考にしてもらうために企画された事業です。

 能登半島地震の復興工事がどのように行われているか、どういった工程でどのように計画され進められていくのかについて、輪島市市ノ瀬地区の能越道と河原田川の2カ所の工事現場を見学しました。

 生徒達は実際の工事の様子を見学し、「作業には無人操作できるものもあり、土木はきつくて大変そうだというイメージが変わった。現場の人が安全に作業を進められるように配慮されているのだなと思った。」「復旧の様子がスマホでも見られるようになっているということは知らなかった。色々新しいことを取り入れているのだなと思った。」などと述べ、最先端の技術を駆使して工事が行われていることや工事の進捗状況の発信などについて新たに学んだことも多く、非常に有意義な見学会となりました。

後期生徒会役員選挙・認証式

 9月24日(水)、後期生徒会役員選挙が行われました。立候補したそれぞれの生徒達が抱負を述べ、全員が信任されました。 

 10月1日(水)、認証式が行われ、生徒会役員と各委員会の委員長に島崎校長より認証状が手渡され、新しい執行部が誕生しました。島崎校長は「今から皆さんにはそれぞれの役割の責任がかかってきます。楽しい学校生活を送るためにはルールを定めることが必要です。皆で協力して学校を盛り上げていって下さい。」と励ましの言葉を述べました。

令和7年度石川県高等学校新人大会 陸上競技結果

 9月18日(木)~20日(土)、石川県西部緑地公園陸上競技場で令和7年度石川県高等学校新人大会陸上競技が行われ、女子ハンマー投げに出場した宮谷内みすずさん(2年)が31m67の自己ベスト記録で優勝し、10月に行われる北信越高等学校新人陸上競技大会の出場権を獲得しました。

 その他、井上心乃さん(2年)が女子100m走で第8位、男子ハンマー投げで宮谷内孝星さんが第8位入賞と健闘しました。

「石川県21ネットワーク」より本校生徒に支援物資 

 9月24日(水)、市民団体「石川県21ネットワーク」代表の常光利惠氏と、メンバーである本校の同窓生湯口かをる氏が本校を訪れ、女子生徒にサニタリー用品を寄付していただきました。ありがとうございました。

「おたっしゃ先生」交流事業

 9月22日(月)、1年生家庭基礎の授業で「おたっしゃ先生交流事業」を実施しました。穴水町社会福祉協議会のご協力により、地域の方々7名をお招きし生徒と交流を行いました。

 自己紹介から始まり、生徒達がゲストティーチャーにインタビューしました。「健康を保つために何をしていますか?」「楽しみなことは何ですか?」といった質問や、「高校生の時はどんなことが好きでしたか」「高校生に戻れるとしたら何をしてみたいですか」などといった質問が投げかけられ、ゲストの方々は当時を振り返りながらユーモアを交えて丁寧に答えて下さいました。

 核家族化が進み、日頃から高齢の方々と接する機会が減ったと言われていますが、生徒達はたくさんの質問を通して、自分たちの世代との違いや意外な共通点、これまで生きてきた経験や人生観に触れ、有意義な時間を過ごしました。

 

食育授業

 9月12日(金)、北陸学院大学食物栄養学科の学生3名が、本校1年生を対象に食育授業を行いました。

 高校生になると食事やお弁当を自分で作ったり、ダイエットなどで食事を制限したりなど、食に対して自分で選択する機会が増えます。食に対する十分な知識がないままに偏った食生活になってしまうというケースもあります。それを予防するため、食の自立期である高校生に、専門知識のある大学生が毎日の食事について詳しく説明していただきました。

 忙しい朝にちょっと一工夫するだけでバランスの良い食事になることや、主食、主菜、副菜の割合はどうすれば良いか、高校生でもレンジを使って簡単にできるお弁当レシピなど動画で紹介していただき、すぐ実行できそうな内容も盛り込まれ、高校生達は自分たちの食生活の工夫を発表したり、もっと栄養をとるためにはどうすればよいかなどをグループで話し合ったりして楽しく学びました。

グッドマナーキャンペーン

 9月9日(火)より、本校保護者と教職員がグッドマナーキャンペーンの一環として、穴水高校への通学路4カ所で交通安全指導を行いました。

 今回は保護者による通学路の安全点検も実施しました。地盤が傾いた箇所や段差のある場所もあり、保護者目線でしっかりとチェックしていただきました。

原子力防災避難訓練

 9月10日(水)、原子力発電所の緊急時に屋内退避指示があったという想定で屋内退避訓練が行われました。地震や火災による避難訓練とは別に、原子力防災訓練では①廊下・教室のドアや窓・カーテンを閉め、②できるだけ窓際から離れて屋内中央にとどまる、といった行動を取る必要があります。指示に従い、生徒達は速やかに退避行動をとりました。

 その後担任の先生から、原子力災害時の対応について説明があり、その時とる行動や避難の方法について、地震の場合とどう違うのか詳しく学習しました。

能登半島地震・震災復興視察ツアー

 9月9日(火)、1年生を対象に「能登半島地震・震災復興視察ツアー」を行いました。

 小松明峰高校1年生38人と寺井高校1年生27人が本校1年生28名とともに、地震で被害を受けた輪島市や珠洲市をバスで周りました。現地を視察することでその被害の様子や地形の変化、地盤隆起などを観察し、震災とは何か、防災とはどうあるべきかなどについて考える機会となりました。

 輪島市で輪島高校と朝市火災跡地を見学し、その後、白米千枚田、曽々木海岸を経由し珠洲市へ向かいました。珠洲市では飯田高校1年生59人と交流し、能登半島地震での体験談を聞いたり、意見交換をしたりしました。現地で実際に地震の被害を見学し、同世代の生徒達と震災の体験を共有することで多くの学びがあり、非常に貴重な体験ができました。

前期新人大会壮行式

 9月4日(木)、北信越地区高校野球県大会及び前期新人大会の壮行式が行われました。

 出場する野球部、陸上競技部、卓球部の部長がそれぞれ決意表明を行いました。前期生徒会長の橋本智徳さんは「先輩が引退して初めての、チームの力が試される大きな試合です。今までとはプレッシャーのかかり方も違うと思いますが、まず一勝を目指し自分の持てる力を発揮できるよう頑張って来て下さい。」と述べ後輩達を激励しました。

 野球部は9月7日(日)11時30分から金沢市民野球場にて、能登高校と合同チームで大聖寺実業高校と対戦します。陸上競技部は9月18日(木)~20日(土)西部緑地公園陸上競技場で各種目に出場します。男子卓球部はかほく市総合体育館で行われる第78回石川県ジュニア卓球選手権大会に出場します。ぜひ応援して下さい!

2学期始業式

 9月2日(火)、2学期始業式が行われました。熱中症に配慮し放送による形態で実施しました。

 島崎校長は夏季休業中の活動について生徒達の頑張りをねぎらい、「今年度は校舎内で補修工事が始まり文化祭は狭い中での開催となりました。様々な催し物を工夫と努力で補い生徒一丸となって素晴らしい穴高祭を作り上げてくれました。今年度の目標の一つ「できない理由を考えるのではなく、どうすればできるのかを考える」を実行に移し、この穴高祭を一生の思い出としてくれました。震災から1年半が過ぎました。校舎内の工事が始まり、落ち着かない日が続くかもしれませんが、先生方を信頼し、色々と相談しながら、今できる最大限の努力をしてください。87名全員で前を向いて進んでいきましょう。」と2学期に向けて式辞を述べました。(2学期始業式式辞全文→2学期始業式式辞.pdf

 また、本校に新たに着任された新しいALTのコナー・ロイド先生の新任式が8月29日(金)に行われました。ロイド先生は生徒達の前で、「僕はウェールズ出身の23歳で、趣味はバレーとラグビーです。能登はとても美しいところだと思います。皆さんに英語を教えることをとても楽しみにしています。」と英語と日本語の両方で挨拶しました。

穴高祭

 8月30日(土)、穴高祭が行われました。

 クラス毎の模擬店や催し物、美術書道などの作品展示、カラオケ大会、書道ガールズのパフォーマンスや吹奏楽部ミニコンサート、生徒会企画のクイズ大会など生徒が主体となって盛り上げてくれました。

 また、保護者の方々によるフォトステーションの設置やキッチンカー、岐阜県南宮大社の方々による射的やビンゴゲーム、お菓子捲き大会なども開催され大いに賑わいました。

 学校施設の補修工事中で調理室や体育館の一部が使用できないという制限はありましたが、生徒達は色々工夫しながら自分たちの文化祭を盛り上げようと一生懸命頑張っていました。

校外就職模擬面接

 8月28日(木)、就職・公務員希望者10名を対象に穴水町役場、穴水町ロータリークラブ、穴水町商工会などから4名の外部面接委員をお招きし、模擬面接を行いました。校内2会場に分かれ、一人約20分の個人面接形式で実施しました。

 面接後、面接委員の方々から「職務内容の把握が少し物足りなかった。しっかり調べて自分の長所とマッチングしていることをアピールすることが大事。」「面接という限られた時間の中で、面接官の信頼を得ることも必要です。笑顔を保ち、背筋を伸ばし、良く通る声で好印象を持たれるよう努力して下さい。」「新聞に目を通し現代社会への関心をもっと高めて欲しい。卒業まであと半年、社会人としての自覚を持って自分の選んだ道に進んでいって下さい。」などと講評をいただきました。生徒達は「外部の方との面接はやっぱり緊張感が違うと思いました。とても勉強になりました。」などと述べ、本番の就職試験に向けて課題を確認していました。

優良PTA文部科学大臣表彰 

 8月21日(木)、22日(金)三重県津市で行われた第74回全国高等学校PTA連合会三重大会で、本校が優良PTA高に選ばれ表彰されたのを受け、関PTA会長と島崎校長が県教育委員会を表敬訪問し、酒井教育長に報告しました。

全国高P連三重大会

 8月21日(木)、22日(金)、三重県津市日硝ハイウエーアリーナ等を会場に「出会いはじまる常若のくに」をテーマに第74回全国高等学校PTA連合会三重大会が行われ、本校PTA役員2名と教職員2名が参加してきました。

 1日目は表彰式と4分科会に分かれた意見交換会、2日目は井村屋株式会社会長中島伸子氏による記念講演が行われました。表彰式では優良PTA文部科学大臣表彰27団体が選ばれ、本校PTAが表彰を受けました。

 大会では全国から多くのPTA関係者が集い、PTA活動や学校の現状について情報を交換し、互いに親睦を深めました。

「高校生ボランティアアワード2025」に出場しました

 8月23日(土)と24日(日)に、東京都新宿の住友ビル三角広場特設会場で「高校生ボランティア・アワード2025」が開催され、本校から生徒会役員4名がブース発表部門に「能登の里山里海を守りTAI」の活動名で参加しました。

 この大会は、歌手のさだまさし さんを中心に立ち上げられた公益財団法人「風に立つライオン基金」が主催され、高校生のボランティア活動や探究活動、SDGsの取り組みを顕彰するとともに、高校生同士の交流を促進し、ボランティア活動の継続と発展への動機付けとするイベントです。今大会は10回目となり、過去最多の123団体が出場し、石川県からも本校の他に、能登高、七尾高、志賀高、輪島高の4校が出場しました。

 本校の4名の生徒は、積極的に他校の生徒と交流し、穴水高校の里山里海保全活動や地域活性化の取り組みをブースに来られた方々に熱心に説明しました。特別賞こそは逃し残念ですが、全国の高校生に十分にPRできたと思います。

 後輩達には、生徒が主体となったボランティアの発案・企画・運営の取り組みをさらに進め、ボランティア・アワードでも「キラリと光る穴水高校」を継承発展させて欲しいと感じました。

同窓会総会・創立80周年第1回実行員会

 8月9日(土)、令和7年度穴水高校同窓会総会が本校視聴覚室で行われました。幽経一郎同窓会長の挨拶の後、島崎校長による学校説明のプレゼンテーションが行われました。

 その後、来年10月に行われる創立80周年に向けて初めての実行委員会が行われ、式典委員会や記念誌委員会など4つの部門に分かれて役割分担や今後のスケジュールなどについて確認しました。若手の同窓会員も多く参加し、自身の経験をもとに熱心に意見を述べていました。

 最後に宮本浩司副会長より、「昔に比べ会員も減少傾向ではありますが、同窓生一丸となって創立80周年に向けて頑張っていきましょう。」と激励の言葉を述べ閉会しました。

吹奏楽部定期演奏会

 8月2日(土)、吹奏楽部定期演奏会が行われました。

 有志の方々18名も演奏に参加して下さり、「Highlights from JURASSIC PARK」「パイレーツ・オブ・カリビアン メドレー」などの13曲を次々と披露しました。

3年生にとっては最後の演奏会でもあり、集まって下さった保護者の方々や生徒、本校職員など観客の皆さんから大きな拍手をいただきました。

自転車用ヘルメット贈呈式

 8月4日(月)、穴水町交通安全協会と輪島警察署交通安全課の方が本校を訪れ、自転車で通学している生徒全員に自転車用ヘルメットを贈呈していただきました。

 贈呈式では穴水町安全協会の方より「ヘルメットを着用することで命を守るとともに、高校生がしっかりヘルメットを被ることで周りの方々も着用しなくてはという良い影響を与えられるよう、是非活用して欲しいと思います。これからも交通ルールを守り、安心安全な高校生活を送れるように願っています。」とお言葉をいただき、前期生徒会長の橋本智徳さんがお礼を述べました。

就職面接指導

 8月1日(金)、ジョブカフェ石川の方をお招きして模擬面接指導を行いました。

 挨拶の仕方や入退室の流れ、座り方や声の出し方などについての基本的な作法から、実際の質疑応答を5人一組の集団面接形式で実施しました。

 講師の先生からは「所作については何度も練習して下さい。質疑応答については、自分の言いたいことをしっかり伝えることが一番大事です。言い間違いをしても気にせず、伝えたいことをしっかり言えば相手に伝わります。自信を持って練習を重ねていって下さい。」と励ましをいただきました。生徒達は今後2度の模擬面接に臨みます。

中学生体験入学

 7月30日(水)、中学生体験入学が行われ、国語、数学、英語、理科、地歴公民、商業の体験授業を開講しました。授業では高校生が中学生にわからないところを教えたり、実習などのアシスタントを行いました。

 授業後、中学生と高校生を交えた座談会を行いました。高校生が高校の授業や定期考査について、部活動や本校独自の行事などについて説明し、中学生からの高校生活について質問に答えたりして穴水高校への理解を深めてもらいました。

 その後、全体で学校説明会が行われ、穴水高校の進路実績や学校行事などの詳しい説明がありました。参加した中学生は「座談会がとてもためになった。生徒目線の話をたくさん聞けて、他の学校と違う魅力を見つけることができた。」「とても楽しい授業で学校の雰囲気も良く参考になりました。」「一人一人にしっかり寄り添ってくれる、少人数ならではの良さが伝わる学校だと思った。」などと感想を述べていました。