環境教育

これまでの取り組み

生徒会活動 地域清掃で町の心もきれいに!

 令和3年7月7日(水)生徒会主催の地域清掃が行われました。クラスごとに地区割りして、役場、病院、警察署、商店街、駅、学校周辺に出かけ、ゴミ拾い活動を行いました。はじめに全校集会で、生徒会執行部から穴水町に関するゴミについてのクイズがあり、全校挙げて「まちの環境美化」への目的と意義について話がありました。

 午後、学びの場を教室から地域に移し、自分たちのできることをみんなで取り組みました、思ったよりきれいだったという感想もあれば、たばこのゴミが目立ったという感想もありました。また、活動の最中に地域の方から「ごくろうさま」「ゴミ拾いありがとう」と声をかけられたことに嬉しさを感じた生徒もいたようです。

 今日のこの取り組みから新たな気づきが生まれ、そしてそれが次の行動へとつながっていきます。まちで生徒の姿を見かけたなら、また一声かけていただければ幸いです。

【生徒の感想・気づき】

〇たばこのゴミが一番多くて意外…。少しでもゴミが減ればいいな。

〇「ごくろうさま」と言われて嬉しかった。地域清掃はまちがきれいになるだけでなく、町の人々のふれあいにも気づくことができた一日でした。

〇地域のひとたちは、見えない所で僕たちを支えているということがわかりました。

生徒会 地域清掃で町をきれいに!

 令和2年11月24日(火)、生徒会事業として、私たちが普段通学路として利用している道沿いの清掃(ゴミ拾い)を行い、地域をきれいにする取組が全生徒参加する中で行われました。生徒会が地域の環境美化と地域に貢献したいということで、中学生としてできることの一つとして、毎年実施している取組です。

 学級ごとに担当地区をまわり、商店街や住宅地内はとてもきれいで、目立つゴミはあまりありませんでしたが、大きい道路の歩道や家のないような道沿いには、ペットボトルやタバコの吸い殻、空き缶などが目に留まりました。中には、ビニール袋いっぱいにして学校に帰って来る生徒もいました。みんなが拾ってきたものを分別して集めてみると、ペットボトルや空き缶、燃えないゴミ、燃えるゴミがそれぞれ大きな袋にいっぱいになるほど集まりました。そのゴミの多さにびっくり。一人ではほんの小さなことしかできないかもしれませんが、たくさんの人(全生徒)が集まれば、すごい力になります。今日は、町も心もきれいになりました。

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1年生 ふるさと学習 「環境保全・自然観察会」

 令和3年6月23日と24日に分けて1年生の各クラスが、穴水町の自然保護活動をしている「どんぐりの会」の皆さんの案内のもと、穴水町の自然(今回は特に自生している木々)について、「潮騒の道」周辺に出かけ、観察しました。

 これまで、自然に生えている木についての名前について深く考えることがなく、また昔の人が、この木の葉っぱをお線香代わりに使ったなど知りもしませんでした。でも、この自然観察会を通して、木と人との関わりや木の名前の由来など、たくさんの面白い話を聴かせていただきました。生徒達はクロームブックで観察した木々を写真に撮り、この後の総合的な学習の時間を使って、より詳しく穴水町に生えている木々について、深く調べていく予定です。

 「どんぐりの会」の皆様、貴重な話と穴水町の自然について、教えてくださりありがとうございました。

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毎年恒例の牛乳パック回収 令和2年度は83.2㎏

 生徒会が環境保全と地域貢献の一環として、毎年恒例のボランティア レースを実施し「牛乳パック」を回収しました。令和3年2月19日(金)までに集めたその総重量は昨年の75.6㎏を越え、83.2㎏でした。  

 この回収のために、1年間を通して集めていただいているご家庭がたくさんあり、保護者が車に乗せ、紙袋やナイロン袋に何袋も牛乳パックをいっぱいにして持ってきてくれました。子供達だけでなく、保護者のご協力の大きさもとても感じることができました。ありがとうございました。なお、回収した牛乳パックは、この後、生徒会が福祉施設「いきいき作業所」に提供されました。回収された牛乳パックは、いきいき作業所の運営資金の一部に役立つそうです。

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地域の環境は大丈夫? SDGsに取り組む

3年生 NIEとSDGsに取り組む(総合的な学習の時間)

3年生が総合的な学習の時間にNIE(Newspaper In Education)に取り組み、「SDGs(持続可能な開発目標)」の17の大きなテーマから、一つ選び(例 「つくる責任つかう責任」「海の豊かさを守ろう」「住み続けられるまちづくりを」など)、そのテーマに関する新聞を切り抜き、壁新聞制作に取り組んでいます。世界において、そして地元でどんなことが問題で、どうすればそれを解決していけるのかなど、新聞の切り抜きを通して、訴えようとしています。制作は、読む人の側を意識して作られていて、根拠や自分たちが伝えたいことを明確にしつつ、魅力的に表現しようと頑張っています。

3年生 総合的な学習の時間に「壁新聞」でSDGsについて調べてきたことを発表

 新聞記事を通して、4月からSDGsの17テーマについて調べてきたことについての発表会がありました。世界各地で森林破壊や水質汚染等の環境問題を引き起こし、さらには地域固有の文化や景観、生物多様性など

の消失を招いてきたことを様々な視点から示して、環境保全の大切さを訴えました。また、私たちが住んでいる能登半島の環境破壊の状況はどうなのかという疑問を抱き、そのことについても提言がありました。

 特に、2011年(平成23年)日本海に突き出た能登半島の4市5町が「能登の里山里海」が国内初の世界農業遺産に認定(世界農業遺産の目的は、近代化の中で失われつつあるその土地の環境を生かした伝統的な農業・農法、生物多様性が守られた土地利用、農村文化・農村景観などを「地域システム」として一体的に維持保全し、次世代へ継承していくことです。)されたこともあり、地元の自然や伝統的な農業をどう守って継承していくかについて、若い世代の私たちが何ができるのか、何を考えなければならないのかも伝えていました。

 
 
SDGsの壁新聞を展示(1月)

   3年生が、春から総合的な学習で取り組んできた「SDGs」の17テーマの壁新聞が、1階廊下・技術室前廊下に掲示しました。13作品が廊下に展示され壮観です。どの新聞にも、多面的、多角的な視点から、今の現状と今何をしなければならないのか、メッセージがいっぱい詰まった壁新聞となっています。

(*「SDGs=エス・ディー・ジーズ」とは、地球上に暮らすあらゆる人たちが、より幸せに生活していけるようにと世界中の国が約束した持続可能な開発目標のこと。)

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